ソフトウェア無線 (SDR) の進化がワイヤレス通信の限界を押し上げ、その結果、ワイドバンド、ウルトラワイドバンド、および複雑な MIMO アンテナ コンフィギュレーションに対応するように新しいワイヤレス プロトコルが急増しました。豊富な DSP、高集積ロジック、ブロック メモリを備えた Artix™ 7 および Kintex™ 7 プログラマブル ロジックで実現する高性能信号処理によって、防衛向けの低消費出力、ポータブル、バッテリー型の無線装置、公衆安全、およびワイヤレス ネットワーキング分野に最先端のワイドバンド アプリケーションの可能性がもたらされました。
しかしながら、これらのアプリケーション開発においては、SWaP (サイズ、重量、消費電力) の削減に加えて BOM コストも削減する (SWAP-C) 製品目標を達成することが非常に困難です。Artix 7 および Spartan 6 ファミリは、そのような SWAP-C ソフトウェア無線の設計課題に対応し、なおかつ高性能信号処理と汎用ロジックを提供します。Artix 7 ファミリは、19x19mm パッケージでは最大 215K ロジックと 740 個のDSP スライスを提供します。最小パッケージは 10x10mm です。Spartan™ 6 ファミリは、Artix 7 ファミリのローエンド範囲を拡張し、さらに小規模な、8x8mm パッケージを提供し、 Artix 7と Spartan 6 ファミリの併用により、小規模フットプリントで高性能信号処理、高集積、低消費電力が実現します。