FOR IMMEDIATE RELEASE
2001 年 11 月 21日

ザイリンクス社、マインドスピード社と共に
完全な互換性を持つOC-192 Packet-over-SONETソリューションを発表

両社の協力により、高性能メトロ エリア ネットワーク システムのデザイン回数を大幅に削減

最先端のプログラマブル ロジック ソリューションを提供しているザイリンクス(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ)の日本法人ザイリンクス株式会社(東京都新宿区西新宿6-22-1、川上誠社長)と、コネクサント社のインターネット インフラストラクチャ事業部門であるマインドスピード テクノロジーズ株式会社(本社:東京都渋谷区初台1-46-3、代表取締役社長村山隆志/米国本社:カリフォルニア州ニューポートビーチ)は本日、マインドスピード社の OptiPHY-F10G OC-192 SONET フレーマとザイリンクスの POS PHY Level 4 (PL4) コアとの間の包括的な互換性テストに成功したことを発表した。これにより両社は、OC-192 Packet-over-SONET アプリケーションのデザインに対してシームレスなソリューションを提供することが可能になった。

OptiPHY-F10G フレーマと PL4 コアとの間の互換性は、フレーマの標準であるオプティカル インターネットワーキング フォーラム(OIF)システム パケット インターフェイス4 (SPI-4)フェーズ2に準拠して、完全に実証された。OptiPHY-F10G は、Virtex-II FPGA 内にインプリメントされた PL4コアと組み合わせて最大速度でテストするために SPI-4 フェーズ 2 インターフェイスを組み込んだ最初の SONET フレーマである。SPI-4 フェーズ2 インターフェイスは、低消費電力とピン数の少ないインターフェイスを保証するため、次世代装置デザインの実現を非常に容易にかつ低価格で可能にする。

マインドスピード社のフレーマとザイリンクスの FPGA を組み合わせて、メトロポリタン エリアオプティカル ネットワーク システム向けの高性能 SONET アプリケーションのデザインを迅速に行うことができるようになる。ザイリンクスの Virtex-II FPGA とマインドスピード社のフレーマの組み合わせは、増大するネットワーク トラフィックを処理するために必要な帯域幅と柔軟性を提供することができる。OC-19 2と OC-48 の両データ レートに対してこの互換性をデモストレーションするレファレンス デモ ボードは、現在、www.xilinx.co.jp/company/referencedesign/mindspeed.htmにて提供されている。このボードには、グラフィカル ユーザ インターフェイスやユーザ マニュアルを含むフルセットのソフトウェア ドライバが添付されている。

マインドスピード社マーケティング担当副社長の Ali Mesr 氏は 「OIF 標準 SPI-4 フェーズ2インターフェイスとマインドスピード社の OC192/4xOC-48 SONET / SDHフレーマの統合は、高性能 Packet-over-SONET アプリケーション向けの多様なプロトコルをサポートするライン カードを迅速に開発する手段を顧客に提供する。低消費電力でピン数の少ないSPI-4フェーズ2インターフェイスは、ザイリンクス Virtex-II FPGA および新世代の OC-192 ネットワーク プロセッサを介してマインドスピード社の iScale スイッチ構造に容易にインターフェイスすることができ、設計と統合を容易にする」と述べている。

ザイリンクスの IP ソリューション事業部シニア ディレクタ、Mark Aaldering は「我々はマインドスピード社と協力してこの偉大なマイルストーンを達成できたことに興奮している。ザイリンクス Virtex-II Platform FPGA の高度なシステム インテグレーションにより、設計者は PL4 コアとカスタム ロジックを統合して、テラビット速度のスイッチングおよびルーティング ソリューションをデザインすることが可能になった。ザイリンクスの PL4 コアとマインドスピード社のフレーマとの間の完全なハードウェア互換性により、我々の顧客の高性能 OC-192 デザインを可能にするだけでなく、高速なボード レベルのデザイン回数を減らすことによりマーケット投入時間を大幅に短縮するという利点も提供する」と述べている。

ザイリンクスの高性能 PL4 コア
ザイリンクスの高性能 Virtex-II Platform FPGA SystemIO ソリューションは、高性能デザインにおけるシステム接続性のすべての面に対応している。SystemIO ソリューションは、広帯域の提供に必要な物理インターフェイス(I/O)とプロトコルのサポートを内蔵している。Platform FPGA SystemIO ソリューションは、SPI フェーズ1、SPIフェーズ2、PCI-X、RapidIO™、HyperTransport、10 Gigabit MAC などの新しい標準をサポートしている。PL4コアは、Platform FPGA SystemIO ソリューションとしてザイリンクスが提供している多く製品の一部である。

PL4 コアは、次世代の PL4 ベース10 ギガビット ATM、Packet-over-SONET、10 ギガビット イーサネットの各ソリューションをデザインする手段をシステム アーキテクトに提供する初めてのものである。シングル チャンネル コアとマルチ チャンネル コアは、SATURN Development Group により制定された SPI-4 フェーズ 2 とPL4 の両インターフェイスに準拠している。PL4 シングル チャンネル コアとマルチ チャンネル コアはザイリンクス LogiCORE 製品として供給中であり、Virtex-II FPGA とデザイン ツール向けに最適化されている。両コアの価格は各々18,000ドルである。ライセンス情報とコアのダウンロードについての説明、およびザイリンクスLogiCORE 製品に関するすべての情報はザイリンクス IP センタwww.xilinx.co.jp/ipcenterにて公開されている。

マインドスピード社の OptiPHY-F10G フレーマ
10 Gbps アプリケーションおよびマルチポー 2.5 Gbps アプリケーションに対しては、マインドスピード社のOptiPHY-F10G OC-192 フレーマは、物理レイヤ デバイスとネットワーク プロセッサに対する 10 Gbps SPI-4 フェーズ2インターフェイスを含む最初の市販デバイスである。この新しい業界標準インターフェイスは、競合ソリューションより 50パーセントもピン数を削減し、大幅に消費電力を削減している。このため、OptiPHY-F10G フレーマは SONET アプリケーションと SDH アプリケーションに対して最小消費電力かつ最小ピン数のソリューションを提供する。このデバイスは10 Gbps OC-192/同期トランスポート モジュール レベル 64 (STM-64)インターフェイスの他に、4つの 2.5 Gbps OC-48/STM-16 インターフェイスをサポートしているため、マルチスピード アプリケーションで同じデバイスを使用することができる。

10 Gbps OptiPHY-F10G デバイスは、Packet-over-SONET 用のすべての SONET/SDH フレーミングとペイロード ターミネーションを提供している。これは、非同期転送モード(ATM)トランスポート レイヤ ソリューションと関連する装置コストを不要にすると同時に、ルーティングを高速化し、さらに IP トラフィックの point-to-point トランスポートを高速化するトランスポート技術である。OptiPHY-F10G フレーマは、ギガビットおよびテラビットの IPルータ、音声/データ ゲートウェイ、ネットワークの中心に設置されるその他の装置、アグレゲーション エッジを対象としている。 OptiPHY-F10G を使用すると、業界標準の既製部品を使って SONET/SDH 物理インターフェイスを終端することができ、マーケット投入時間を短縮して、新しいシステムのデザイン コストを削減することができる。さらに、このデバイスはマインドスピード社の iScale スイッチ構造とネットワーク プロセッサに対するコンパニオン デバイスとしてデザインされている。 OptiPHY-F10G (製品番号M29730)は高性能ボール グリッド アレイ(HPBGA)パッケージを採用しており、現在サンプル供給中である。

ザイリンクス社について

ザイリンクス社 (NASDAQ:XLNX、ウィム・ロレンツ社長兼 CEO) は、先進の集積回路、開発ツール、IP コアなどの既に定義済みのシステム機能、充実したエンジニアリング サポートを含む完全なプログラマブル ロジック ソリューションを提供するリーディング サプライヤである。同社は 1984 年に創立され、カリフォルニア州サンノゼを本拠とし、フィールドプログラマブル ゲートアレイ (FPGA) 半導体デバイスの市場を開拓してきた。今日、世界市場におけるこれらデバイスの半分以上のシェアを有し、直近の年間売上は 10 億米ドルを超えている。ザイリンクスのプログラマブル ロジック ソリューションにより、コンピュータおよび周辺機器、通信、ネットワーク、工業用制御機器、計測機器、高信頼性機器および民生機器の電子機器製造業者は、製品の開発期間の大幅短縮が可能となる。日本市場においては、1989 年にザイリンクス株式会社を設立し、FPGA および CPLD 製品とその開発支援システムの販売とサポートを積極的に行なっている。同社についての詳細な情報は日本語対応ホームページwww.xilinx.co.jp で公開されている。