FOR IMMEDIATE RELEASE
2001 年 3 月 14 日

ザイリンクス、業界初の POS-PHY レベル 4 コアを出荷、
テラビット ネットワークの配備を実現

毎秒 10 ギガビットのコア転送速度で、
インターネット バックボーンの帯域幅を大幅に増強

最先端のプログラマブル ロジック ソリューションを提供しているザイリンクス社 (本社:米国カリフォルニア州サンノゼ) の日本法人ザイリンクス株式会社 (東京都新宿区西新宿 6-22-1、川上誠社長) は本日、POS-PHY の転送速度を 4 倍にする Real POS-PHY™ レベル 4 (PL4) コアを出荷すると発表した。今回発表されたコアは、ザイリンクスの Platform FPGA イニシアティブの一部として、システム設計者に対し、業界で初めて次世代の PL4 ベースの 10 ギガビット ATM、Packet-over-SONET、10 ギガビット Ethernet ソリューションを提供する。これらはシングルチャネル コアおよびマルチチャネル コアで、OC-192、毎秒 10 ギガビットの転送速度を誇る業界をリードする特定用途向け標準品 (ASSP) と互換性を確保しているほか、SATURN(R) 開発グループで指定された POS-PHY レベル 4 インターフェイスとの互換性も持つ。

PMC-Sierra の光ネットワーキング事業担当副社長兼ゼネラル マネージャ、Steve Perna は、「SONET/SDH への IP マッピングに加えて、ギガビットおよび 10 ギガビットの Ethernet ライン終端用に POS-PHY レベル 4 を使うことは、市場投入までの期間短縮の圧力に直面しているブロードバンド システム設計者にとって不可欠である。今回発表されたコアは、爆発的な成長を見せるギガビット Ethernet、IP、光ネットワーキング装置のニーズを充足するものだ」と述べている。

ザイリンクスのアドバンスト プロダクト グループ担当上席副社長兼ゼネラル マネージャのデニス・シガーズ (Dennis Segers) は、「今回のPOS PHY レベル 4 コアの出荷は、ザイリンクスが Platform FPGA イニシアティブの SystemIO™ 分野を通じてサポートしている超高速システム インターフェイスのシリーズ第一弾となる。帯域幅要件の要求度は絶え間なく高まっている状況にあるが、こうしたコアを VirtexR-II FPGA で実回路化することで、インターネット バックボーン上でこれまでになかった高速度でデータを転送できることになる。たとえば、74 分の楽曲、つまり 650 メガバイトのデータは、この新技術を利用することにより 0.5 秒で転送できる」と述べている。

OIF (光インターネット ワーキング フォーラム) の主要メンバとして、ザイリンクスは数多くの OIF システム パケット インターフェイス レベル規格に関して主なネットワーキング システム開発者と緊密に協力してきた。たとえば、POS-PHY レベル 4 は、OIF システム パケット インターフェイス レベル 4 フェーズ 2 (OIF-SPI4-02.0) の実装協定として広く知られている。

各種の SystemIO インターフェイスとの対応について
Platform FPGA イニシアティブは、2000 年 11 月に立ち上げられ、FPGA に高性能システム配線技術を提供しようという積極的な計画を含むものである。ザイリンクスの FPGAは、Flexbus 4、Hyper Transport™、PCI66、PCI-X133、POS-PHY レベル 3/レベル 4、RapidIO™ パラレル バス インターフェイスとの準拠など、新しいインターフェイス規格をブリッジするうえで高い柔軟性を備えているため、通信装置に不可欠のコンポーネントとなっている。さらに、RocketIO™ 3.125 ギガビット シリアル インターフェイスでは、Platform FPGA 用のネットワーキング/通信システムのために他の追随を許さない帯域幅を実現することになるだろう。

ザイリンクスの POS-PHY レベル 4 コアは、LogiCORE™ 製品として購入することができ、Virtex-II デバイスおよび設計ツールに最適化されている。ザイリンクスは、この LogiCORE 製品をザイリンクス CORE Generator™ ツールを使用して供給し、これらのコアをザイリンクスの設計フローに円滑に組み込むことができる。今回発表されたコアは、テレコム機能用の仮想コンポーネントの開発者である ModelWare, Inc. と共同開発された。

ライセンス料と出荷
今回発表された POS-PHY レベル 4 のシングルチャネル コアとマルチチャネル コアは、現在出荷可能。コアの価格はそれぞれ 18,000 ドルの設定となっている。ライセンス情報や、ザイリンクス LogiCORE 製品に関する情報およびコアは、ザイリンクス IP センタ (http://www.xilinx.co.jp/ipcenter) で公開されており、ダウンロードによる入手が可能である。

ザイリンクス社について
ザイリンクス社 (NASDAQ:XLNX、ウィム・ロレンツ社長兼CEO) は、先進の集積回路、開発ツール、IP コアなどの既に定義済みのシステム機能、充実したエンジニアリング サポートを含む完全なプログラマブル ロジック ソリューションを提供するリーディング サプライヤである。同社は 1984 年に創立され、カリフォルニア州サンノゼを本拠とし、フィールド プログラマブル ゲート アレイ (FPGA) 半導体デバイスの市場を開拓してきた。今日、世界市場におけるこれらデバイスの半分以上のシェアを有し、直近の年間売上は 10 億米ドルを超えている。ザイリンクスのプログラマブル ロジック ソリューションにより、コンピュータおよび周辺機器、通信、ネットワーク、工業用制御機器、計測機器、高信頼性機器および民生機器の電子機器製造業者は、製品の開発期間の大幅短縮が可能となる。日本市場においては、1989 年にザイリンクス株式会社を設立し、FPGA および CPLD 製品とその開発支援システムの販売とサポートを積極的に行なっている。同社についての詳細な情報は日本語対応ホームページ http://www.xilinx.co.jp で公開されている。