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2001 年 5 月 15 日

ザイリンクス、業界初の RapidIO システム ソリューションを出荷

Real RapidIO コアと Virtex-II FPGA により、毎秒数百ギガビットの帯域幅を実現

最先端のプログラマブル ロジック ソリューションを提供しているザイリンクス社 (本社: 米国カリフォルニア州サンノゼ) の日本法人ザイリンクス株式会社 (東京都新宿区西新宿 6-22-1、川上誠社長) は本日、ネットワークおよび通信業界に、高い信頼性、高速バス、広帯域幅を提供する Real RapidIO™ パケット スイッチド インターコネクト技術を出荷すると発表した。ザイリンクスの Real RapidIO ソリューションは、RapidIO インターコネクト仕様 v1.1 に完全準拠し、その準拠性については RTA (RapidIO Trade Association) により提供された v1.4 バス ファンクショナル モデルを使って検証されている。このソリューションでは、処理速度レベルはポート毎に毎秒 8 ギガビットとなり、帯域幅は総計で毎秒数百ギガビットに達している。これと比較して、現存するシステムの接続速度のほとんどは、チップおよび基板において上限が毎秒数百メガビットに制限されている。

ザイリンクスの IP、ソフトウェア、サポート担当上級副社長、リッチ・セヴィック (Rich Sevcik) は、「ネットワーク関連の顧客は、製品を最も速く市場に投入する手段として Virtex®-II FPGA を用いている。その採用理由は、性能と次々と変更していく規格に対処できる柔軟性にある。Real RapidIO コアは、ザイリンクスの SystemIO™ インターフェイス ソリューションにより完全サポートされている高性能規格シリーズの 1 つである」と述べている。

モトローラ社副社長兼ネットワーキング アンド コンピューティング システム グループ担当ゼネラル マネージャの Daniel Artusi は、「RapidIO ソリューションは、顧客のシステム、および弊社の製品開発計画において主要な役割を果たすであろう。高信頼性、高性能装置のニーズを満たすのに適切なポジションを確保している RapidIO アーキテクチャを利用し、レガシー ソフトウェアとスケーラビリティに基づいたシステムのサポートを行うことで、ネットワーク、ストレージ、エンベデッド スペースにおける多くのアプリケーションの配置が可能になるだろう」と述べている。

ザイリンクスの Real RapidIO ソリューションは、オープン規格コンソーシアムである RTA により推進されている RapidIO 仕様に基づき開発された。なお、RTA の会員には、ネットワークおよび通信業界の主要企業であるアルカテル、シスコ、エリクソン、モトローラ、ノーテルなどが名前を連ねている。

RapidIO Trade Association の Sam Fuller 議長は、「通信およびネットワーク業界において増大し続ける帯域幅ニーズに対応するために、今回、RapidIO ソリューションが初めて出荷された。チップ間のボトルネックを解決することによって、RapidIO はシステムの処理量を大幅に増大する。当社とザイリンクスとの協力により、この規格に対する強力な業界サポートを築き上げられるだろう」と述べている。Fuller 議長は、サンタクララ コンベンション センターで 5 月 16 日 (水) に開催される Applied Computing Conference にてザイリンクス主催の懇談会で RapidIO アーキテクチャおよびアプリケーションについて講演する予定である。

ライセンス価格と出荷
現在、Virtex-II デバイス用に最適化された RapidIO 8 ビット ポート物理層インターフェイスが出荷中である。このコアはザイリンクス IP センタ www.xilinx.co.jp/ipcenter を通じて LogiCORE™ 製品として購入可能であり、価格は 17,995 ドルである。また、ライセンスやその他のザイリンクス LogiCORE 製品に関する情報についても、ザイリンクス IP センタで公開されている。このコアは、ネットワークおよび通信装置の開発企業である Praesum Communications 社と共同開発された。

SystemIO インターフェイス
2000 年 11 月に発表されたザイリンクス Platform FPGA イニシアティブには、高性能システム インターコネクト技術を FPGA に用いるという積極的な計画が盛り込まれている。ザイリンクス FPGA は、Flexbus 4、Hyper Transport™、PCI66、PCI-X133、POS-PHY レベル 3 およびレベル 4、RapidIO パラレル バス インターフェイスに準拠しているなど、新しいインターフェイス規格をつなぐ柔軟性を備えているので、通信装置にとって不可欠な構成要素となった。さらに、RocketIO™ 3.125 ギガビット シリアル インターフェイスでは、Platform FPGA 用のネットワークおよび通信装置において前例のない帯域幅が実現される予定である。

ザイリンクス社について
ザイリンクス社 (NASDAQ:XLNX、ウィム・ロレンツ社長兼 CEO) は、先進の集積回路、開発ツール、IP コアなどの既に定義済みのシステム機能、充実したエンジニアリング サポートを含む完全なプログラマブル ロジック ソリューションを提供するリーディング サプライヤである。同社は 1984 年に創立され、カリフォルニア州サンノゼを本拠とし、フィールド プログラマブル ゲートアレイ (FPGA) 半導体デバイスの市場を開拓してきた。今日、世界市場におけるこれらデバイスの半分以上のシェアを有している。ザイリンクスのプログラマブル ロジック ソリューションにより、コンピュータおよび周辺機器、通信、ネットワーク、工業用制御機器、計測機器、高信頼性機器および民生機器の電子機器製造業者は、製品の開発期間の大幅短縮が可能となる。日本市場においては、1989 年にザイリンクス株式会社を設立し、FPGA および CPLD 製品とその開発支援システムの販売とサポートを積極的に行なっている。同社についての詳細な情報は日本語対応ホームページ http://www.xilinx.co.jp で公開されている。