FOR IMMEDIATE RELEASE
2001 年 6 月 26 日




ザイリンクス、MicroBlaze™で 70 D-MIPS という驚異的成果を実現

競合製品の 6 倍速を実現したザイリンクスのソフトウェア
 

最先端のプログラマブル ロジック ソリューションを提供しているザイリンクス社 (本社:米国カリフォルニア州サンノゼ) の日本法人ザイリンクス株式会社 (東京都新宿区西新宿 6-22-1、川上誠社長) は本日、同社の ISE™バージョン 3.3i ソフトウェアが競合品の 6 倍速を達成したと発表した。ザイリンクスが実施した「ザイリンクス ISE バージョン 3.3i」と「アルテラ Quartus®-II バージョン 1.0」のソフトウェアの比較では、Virtex®-II デバイスのコンパイルはアルテラの Mercury™デバイスよりも 2〜6 倍高速に、アルテラの Apex™C デバイスよりも最高 3 倍高速に実行されることが実証されたという。今年の夏後半に予定されている主要なソフトウェア リリースでは、ザイリンクスのランタイムは既存の 3.1i 開発ツール群と比較して 2 倍高速となり、業界で優位な地位が拡充されることになる。ザイリンクスの Platform FPGA のユーザは、1 時間以内で 200万システム ゲート以上をコンパイルして、最高 12 倍の処理速度全般の優位性を得ることができる。

ザイリンクスの MicroBlaze ソフト プロセッサと Altera の Nios™ソフト プロセッサを比較した最新のデータによると、MicroBlaze コアは、クロック周波数では 2 倍高速であり、フットプリントで 2 分の 1、コンパイル時間で 2 分の 1 という結果を示し、性能面で明らかに業界一の製品としてのポジションを確立した。次表では、2 つのソフト プロセッサの性能面の差を示している。

 
クロック周波数
Dhrystone MIPS
ロジック セル
ソフトウェア実行時間
MicroBlaze
125 MHz
70 D-MIPS
〜900
1 分 54 秒
NIOS
50 MHz
22 D-MIPS
〜1700
4 分 10 秒

ザイリンクスの IP、サービス、ソフトウェア担当上級副社長、リッチ・セヴィック(Rich Sevcik)は、「この比較要約は非常に分かりやすい。両社のソフト プロセッサを相互比較したところによると、ザイリンクスの Platform FPGA は、シリコン、ソフトウェア、IP(知的資産)という3つの重要技術すべてにおいて明らかな優位性を示した。あらためてザイリンクスの優位性が FPGA 技術全般で実証されることになった」と述べている。

ザイリンクスは MicroBlaze ソフト プロセッサにより、Virtex-II シリコンおよび ISE 3.3i ソフトウェア設計ツール、Smart-IP 技術において性能面の優位性を実証して見せた。2001 年 4 月 9 日発表(日本国内 2001 年 4 月 12 日発表)で示したように、MicroBlaze 32 ビット エンベデッド プロセッサは、約 900 個のロジック セル(すなわち 3 ドルのシリコンエリア)を用いて 125 MHz の性能を実現している。さらにザイリンクスの ISE 3.3i ソフトウェア設計ツールにより、2 分以内に完全なコンパイル済みのプロセッサ システムが実現される。 

ザイリンクスの Platform FPGA について
ザイリンクスの Platform FPGA は、DSP、エンベデッド プロセッサ、ギガビット I/O 用途の高性能機能を含むほとんどすべての用途に対応可能な一つのプラットフォームを提供する。Virtex-II Platform FPGA は、積和演算性能で毎秒 6,000 億 MAC の DSP 処理能力を達成できる。MicroBlaze ソフト プロセッサ、CoreConnect バス、関連するコントローラおよびインタフェースによって、Platform FPGA アプリケーションを多くの新しいエンベデッド システムに広げることができる。また、Virtex-II FPGA は、分散型メモリ、最高 3.5 メガビットのエンベデッド デュアルポート RAM、最適なクロック管理機能を提供している。さらに、ザイリンクスと IBM の協業により、PowerPC プロセッサと CoreConnect バスを Virtex-II アーキテクチャに組み込んだ。この結果、コネクサント システムズの 3.125 ギガビット シリアル I/O ポートだけでなく高帯域ソース同期 I/O ポートで高速データ通信スループットが達成される見込みである。

ザイリンクス社について
ザイリンクス社 (NASDAQ:XLNX、ウィム・ロレンツ社長兼 CEO) は、先進の集積回路、開発ツール、IP コアなどの既に定義済みのシステム機能、充実したエンジニアリング サポートを含む完全なプログラマブル ロジック ソリューションを提供するリーディング サプライヤである。同社は 1984 年に創立され、カリフォルニア州サンノゼを本拠とし、フィールドプログラマブル ゲートアレイ (FPGA) 半導体デバイスの市場を開拓してきた。今日、世界市場におけるこれらデバイスの半分以上のシェアを有している。ザイリンクスのプログラマブル ロジック ソリューションにより、コンピュータおよび周辺機器、通信、ネットワーク、工業用制御機器、計測機器、高信頼性機器および民生機器の電子機器製造業者は、製品の開発期間の大幅短縮が可能となる。 日本市場においては、1989 年にザイリンクス株式会社を設立し、FPGA および CPLD 製品とその開発支援システムの販売とサポートを積極的に行なっている。同社についての詳細な情報は日本語対応ホームページ http://www.xilinx.co.jp で公開されている。