FOR IMMEDIATE RELEASE
2001年7月18日

 

ザイリンクス、大日本印刷と最先端のフォトマスク (回路原版) の供給および開発で提携

最先端のプログラマブル ロジック ソリューションを提供しているザイリンクス社 (本社:米国カリフォルニア州サンノゼ) の日本法人ザイリンクス株式会社 (東京都新宿区西新宿 6-22-1、川上誠社長) は本日、業界をリードするフォトマスク (回路原版) のサプライヤである大日本印刷との提携を発表した。ザイリンクスは今回の提携で、大日本印刷から最先端フォトマスクの供給を受け、0.13 ミクロン以降の次世代 FPGA 製品の最新フォトマスク技術を共同開発することで合意に達したという。なお、具体的な合意条件は明らかにされていない。

半導体業界は今日主流の 0.18 ミクロンのプロセス技術から次世代 0.15 ミクロン、0.13 ミクロン、さらにそれ以降のプロセス技術へと開発を加速させている。同時に、位相シフト マスク (PSM) や光近接効果補正マスク (OPCマスク) などの最先端フォトマスクの需要は拡大を続けている。これに対応するには、リソグラフィ装置で用いる光波長の半分の幅でパターンを印刷するという課題を克服しなければならない。この課題には複雑さが伴うために、マスク技術はザイリンクスの新製品を戦略的に実現するための必須要素となっている。今回の提携を通じて大日本印刷は、この需要を満たしプロセスの課題を解決する次世代最先端フォトマスクをザイリンクスに提供することになった。

大日本印刷の専務取締役 高波光一氏は、「最先端フォトマスクの需要は急速に高まっている。ザイリンクスとの提携によって当社はフォトマスク市場で大きなシェアを占め、生産的な技術をいっそう強化する大きなチャンスを得ることができた」と述べている。

ザイリンクスの最先端技術に関するパートナ戦略
ザイリンクスはこれまで、FPGA製造、プロセス開発、フォトマスク製造、ソフトウェアの設計とサポートに関して業界リーダと多くの提携を成功させてきた。

ザイリンクスのフィールド プログラマブル グループ担当上級副社長兼ゼネラル・マネージャ、リッチ・セヴィック (Rich Sevcik) は、「当社は、顧客に最高のソリューションとFPGAを提供するうえで、企業提携を極めて重視している。当社が追求しているのは、単なるサプライヤと顧客の関係にとどまらず、大日本印刷のような業界リーダと真に有効な関係を築くことである」と述べている。

セヴィック上級副社長は、「当社は特にパートナが生産能力や製品性能をどのように実現するかに着目する。大日本印刷は、その経験やザイリンクスのハイエンド・フォトマスク要件のサポートによって、複雑さを増している今日のフォトマスク開発でその専門技術を十分に発揮して見せた。我々は、大日本印刷が当社のハイエンドFPGA製造用のフォトマスクにとって十分な性能を実現できる実力を備えているものと確信している」と付け加えた。

大日本印刷株式会社について
大日本印刷は、総合印刷会社の世界最大手であり、基礎印刷技術とノウハウを応用して製造するハイテク・フォトマスクの最高ベンダでもある。フォトマスク分野では、日本市場の約 40%、世界市場の 25% 以上を占めている。社員数は 33,000 名で、2001 年度の純売上は 100 億USドル超を達成した。 

ザイリンクス社について
ザイリンクス社 (NASDAQ:XLNX) は、先進の集積回路、ソフトウェア開発ツール、IP コアなどの既に定義済みのシステム機能、充実したエンジニアリング サポートを含む完全なプログラマブル ロジック ソリューションを提供するリーディング サプライヤである。同社は 1984 年に創立され、カリフォルニア州サンノゼを本拠とし、フィールドプログラマブル ゲートアレイ (FPGA) 半導体デバイスの市場を開拓してきた。今日、世界市場におけるこれらデバイスの半分以上のシェアを有する。ザイリンクスのプログラマブル ロジック ソリューションにより、コンピュータおよび周辺機器、通信、ネットワーク、工業用制御機器、計測機器、高信頼性機器および民生機器の電子機器製造業者は、製品の開発期間の大幅短縮が可能となる。 日本市場においては、1989 年にザイリンクス株式会社を設立し、FPGA および CPLD 製品とその開発支援システムの販売とサポートを積極的に行っている。同社についての詳細な情報は日本語対応ホームページ http://www.xilinx.co.jp で公開されている。