FOR IMMEDIATE RELEASE
2001年8月28日
ザイリンクスISE 4.1i、300 MHz 以上の処理速度を Virtex-II FPGA で実現し
毎分 10 万ゲートをコンパイル
新しいソフトウェアで業界初の物理合成とフォーマル ベリフィケーションを提供
詳細については、ISE 4.1i ソフトウェアの背景技術、ISE 4.1i ソフトウェアについての Q&A、および ISE 4.1i ソフトウェア記者発表をご覧ください。
最先端のプログラマブル ロジック ソリューションを提供しているザイリンクス社 (本社:米国カリフォルニア州サンノゼ) の日本法人ザイリンクス株式会社 (東京都新宿区西新宿 6-22-1、川上誠社長 )は本日、新バージョン 4.1i の ISE (Integrated Software Environment) を出荷すると発表した。ISE 4.1i は、タイミング ボトルネックを予防的に解決し、3.1i と比較して設計性能を最高 75%まで改善できる。ザイリンクス ユーザは、Virtex®-II デバイスを用いて、クロック速度 300 MHz 以上で設計を行うことができるようになった。さらに、デザイン アーセナルに、Synplicity 社製 Amplify のような次世代物理合成システムや Synopsys 社製のPrimeTime および Formality 等の先進ベリフィケーション(スタティック検証) ツールを備えている。その結果、ザイリンクス ISE は記録的な短時間で顧客企業の要求を満たすことができる。
ザイリンクスの上席副社長兼ゼネラル・マネージャ、リッチ・セヴィック (Rich Sevcik )は、「ISE 4.1i はデジタル設計者が強く要求する業界最速のランタイムと業界最高のクロック周波数で他の追随を許さない生産性を提供する。今回のリリースで初めて ASIC 設計者は FPGA ソリューション向け最新の ASIC ベリフィケーション/物理合成ツールにおいて投入した資源を活用できることになった」 と述べている。
ProActive Timing Closureで75%の性能改善
ISEは、ProActive Timing Closure という、ユニークな機能技術の集成を提供している。ProActive Timing Closure は、物理合成、インテリジェント配置配線アルゴリズム、HDL解析、タイミング クロス プロービングという 4 つの主要技術から構成されている。
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ザイリンクスは、戦略的パートナと共同作業を行い、物理配置およびタイミング情報を使用して設計のクリティカル パスのすべてを最適化することによって、プログラマブル ロジックの物理合成を強化した。Synplicty はザイリンクスと協力し、その次世代 Amplify Physical Optimizer ソフトウェアを開発している。Synplicity の技術では、ザイリンクス Virtex-II の設計性能について 15%のさらなる改善を実現しながら、配置および最適化を同時実行できる。
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lザイリンクスの所有する先進タイミング・ドリブン配置配線技術では、設計がスキャンされ、最初にクリティカル パスが実回路化されるため、タイミング遅延の短縮がサポートされる。新しい配線アルゴリズムは、どのパスが以前に正常に配線されたのかを記憶し、失敗領域を透過的に再配線して全体的なタイミング目標を達成する。
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HDL 解析では、設計のタイミング要件を満たすために、設計のソース コード および制約に対する修正が提案される。Synopsys のツール LEDA(ProVerilog、ProVHDL) を統合すると、HDL ソースコードのRMM ( Reuse Methodology Manual ) 基準の適合性チェックや PrimeTime / Formality などの Synopsys ツールを用いた際に最高の結果が得られるかどうかのチェックの他に、企業独自のコーディング基準への適合性チェックも可能なため、カスタマイズ可能なレベルのHDL解析が提供される。総合すると、こうしたエンハンスメントにより、ソース コードから一貫した良好な合成ならびに検証結果が保証される。
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ザイリンクス タイミング アナライザからザイリンクス Floorplanner かサードパーティの Technology Viewer にクロス プロービングを行うと、設計内のクリティカル パスが表示される。こうしたパス表示は、物理設計、合成されたロジック、あるいは HDL ソース コード自体の中で強調表示され、デバッグ時間を大幅に短縮可能にする。
FPGA 向けの初のフォーマル ベリフィケーション インテグレーション
設計サイズが拡大しターゲット・デバイスのロジック集積度が高密度になるにつれて、ベリフィケーションの戦略はそれに合わせて進歩しなければならない。ISE 4.1i ソフトウェアには、Synopsys Formality および Verplex Conformal LEC(旧名:Tuxedo) の初めての FPGA サポートが取り入れられている。ISE 4.1i を使用している顧客は、自らの裁量で FPGA のフォーマル ベリフィケーション ツールを用いることで、設計フロー全体を通じて高集積設計を速やかにチェックできるため、市場投入までの期間を大幅に短縮できる。
ツール サポートの拡張
今回発表されたISEのプロジェクト ナビゲータは、主要なプログラマブル ロジック合成ツールを組み込み使用できる。ユーザは、Synopsys 社製 FPGA Express、Synplicity 社製 Synplify、ザイリンクスの合成技術 (XST) に加え、Exemplar 社製 Leonardo Spectrum を自由に選択できる。
価格、プラットフォーム、出荷予定
ISE シリーズの設計ツールは、Spartan、Virtex、Virtex-II シリーズに加え、XC9500とCoolRunner® CPLDなど、すべてのザイリンクス製品ファミリに、アーキテクチャ固有のデバイス サポートを提供する。設計者は、今日最大規模の FPGA であるシステム ゲート数 600 万の Virtex XC2V6000 FPGA など、最高でシステム ゲート数 1,000 万のプログラマブル デバイスをターゲットにすることができる。ISE ソフトウェアは、Windows98、Windows 2000、Windows NT の日本語版、中国語版、韓国語版に対応している。ISE Foundation および ISE Alliance は、Solaris オペレーティング システムにも対応している。ザイリンクスの Foundation シリーズと Alliance シリーズはすべてメンテナンスが保証されていて、顧客は、今回のリリースによる ISE アップグレードを受けられる。ISE の新しいシリーズは、695 ドルからの価格で 9 月 (日本語版は11月) から販売される。今四半期の後半には、ダウンロード可能な WebPACK バージョンが無償で提供される予定である。ザイリンクスがプログラマブル ロジック設計プロセスを簡略化する方法の詳細については、Webサイトの www.xilinx.com/ise (www.xilinx.co.jp/ise)で公開される。
ザイリンクス社について
ザイリンクス社 (NASDAQ:XLNX) は、先進の集積回路、ソフトウェア開発ツール、IP コアなどの既に定義済みのシステム機能、充実したエンジニアリング サポートを含む完全なプログラマブル ロジック ソリューションを提供するリーディング サプライヤである。同社は 1984 年に創立され、カリフォルニア州サンノゼを本拠とし、フィールドプログラマブル ゲートアレイ (FPGA) 半導体デバイスの市場を開拓してきた。今日、世界市場におけるこれらデバイスの半分以上のシェアを有する。ザイリンクスのプログラマブル ロジック ソリューションにより、コンピュータおよび周辺機器、通信、ネットワーク、工業用制御機器、計測機器、高信頼性機器および民生機器の電子機器製造業者は、製品の開発期間の大幅短縮が可能となる。
日本市場においては、1989 年にザイリンクス株式会社を設立し、FPGA および CPLD 製品とその開発支援システムの販売とサポートを積極的に行っている。同社についての詳細な情報は日本語対応ホームページ http://www.xilinx.co.jp で公開されている。
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