FOR IMMEDIATE RELEASE
2001年8月16日
ザイリンクス、LAN/WAN コンバージェンスを可能にする
10Gb Ethernet ソリューションを出荷
10Gb Ethernet コア、PCI-X 100 コア、CSIX リファレンス デザインを業界初の出荷
API NetWorks 社との契約を通じて HyperTranspor tコアのライセンスを取得
Terabit Networking Forum で、大手ネットワーク関連企業と共に接続規格について発表
最先端のプログラマブル ロジック ソリューションを提供しているザイリンクス社 (本社:米国カリフォルニア州サンノゼ) の日本法人ザイリンクス株式会社(東京都新宿区西新宿 6-22-1、川上誠社長)は本日、Virtex-II プラットフォーム FPGA 用に業界初の IP コア一式を発表した。
これにより急成長中の 10Gb Ethernet 市場の拡大が促進され、LAN および WAN のコンバージェンスが推進されることになる。
IP コアには、10Gb Ethernet MAC コア、業界をリードする 100 MHz バージョンの Real PCI-X コア、CSIX (Common Switch Interface) リファレンス デザインなどがある。
ザイリンクスは、さらに API NetWorks 社と HyperTransport コアのライセンス契約に署名した。
新しい IP コアは、ザイリンクスから既にリリースされている RapidIO、POS-PHY L3/L4、FlexBus4 のコアと連携させることにより、新時代のテラビット ネットワーキングを実現する。
ザイリンクスと他の大手ネットワーク関連企業は、米国サンタクララ コンベンション センタで今月 21 日に開催される Terabit Networking Forum において、これらの接続規格について発表する予定である(詳細はWebサイトの www.xilinx.co.jp/terabit を参照されたい)。
ザイリンクスの上席副社長兼ゼネラル マネージャ、リッチ・セヴィック (Rich Sevcik) は、「チップ同士をWANに接続することはネットワーキング業界にとって緊急の課題の1つである。接続規格の変化に速やかに対応し、かつ最先端製品を短期間で市場に投入しなければならないシステム設計者に、ザイリンクスの Virtex-II および IP コアは、汎用の再プログラム可能なソリューションを提供するものである」と述べている。
10Gb Ethernet コア
110Gb Ethernet ソリューションは、新しい 10Gb ネットワーク機器の開発を可能にし、WAN システム用 SONET の代替ソリューションを提供する。ザイリンクスは IEEE P802.3ae 10Gb Ethernet Task Force の主要メンバで、現在および今後の諸規格の相互運用性を保証するために、先端ネットワーク システム開発者やIC開発者と緊密な共同作業を進めている。さらにザイリンクスは、ユニークな業界パートナシップを通じて、相互運用性の提供し続ける。設計者は再プログラム可能なザイリンクスのプラットフォーム FPGA を用いることにより、規格が整うのに伴い拡張可能で、さらに規格が確定する以前に設計をすることができる。
パブリック テレコム ネットワークの技術に特化した市場調査会社、RHK (本社:サウス サンフランシスコ) のテクニカル ディレクタ、Tracey Vanik は、「GigE [1Gb Ethernet] は、もはや企業のためだけのものではない。GigE と 10GigE を融合すると、SONET の代替ソリューションを構成し、供給の合理化、ネットワーク プランニングの簡易化、コストの低減といった大きなメリットを得ることができる」と述べている。
Real PCI-X 100 コアおよび CSIX リファレンス デザイン
ザイリンクスは、Virtex-II FPGA でのみ可能な性能を用いて、100 MHz PCI-X コアを出荷する業界初の半導体企業となった。これにより設計者は、今日の製品を超える帯域幅を利用しながら、下位互換性を確保できる。PCI および PCI-X は、システムのコントロール プレーン用に共通に使用される不可欠なネットワーク規格である。さらに、ザイリンクスは、動作周波数 166 MHz で 32 ビット ポイント ツー ポイント データ パスをサポートする CSIX-L1 物理インタフェース リファレンス デザインを実現した。設計者はこれにより、ネットワーク プロセッサとスイッチ ファブリック間のデータ転送を行うことができる。
HyperTransport に関する協業
HyperTransport は、AMD と API NetWorks により開発された規格だが、100 社以上の支持を受け、いくつかのネットワーク プロセッサの大手ベンダから最適なインターフェイスとして採用されている。ザイリンクスは、8 カ月以上をかけて API NetWorks と共同作業を続け、FPGA バージョン唯一の HyperTransport コアを開発し、今回 API NetWorks 社とのパートナシップおよびコアのライセンス取得を発表した。
HyperTransport Technology Consortium の Gabriele Sartori 会長は、「HyperTransport は、PC、ネットワーキング デバイス、通信デバイス内部のチップ同士が既存技術の最高48倍速で通信できるよう設計された、高速で、待ち時間が短く、ピン数の少ないインターコネクト技術である。ザイリンクスの顧客は、このコアにより、PCI や PCI-X のような標準的なバス規格のほか、InfiniBand や Gigabit Ethernet のような新しい技術までを補完できる極めて高速な接続を構成することができる」と述べている。
ライセンス価格および出荷予定
10 Gigabit Ethernet コア、100 MHz PCI-X コア、および CSIX リファレンス デザインは、即日出荷可能で、Web 上からダウンロードできる。HyperTransport コアは、2001 年第 4 四半期(2001 年 10 月 〜 12 月)までに出荷の予定である。10 Gigabit Ethernet コアと 100 MHz PCI-X コアのサイト ライセンス料は、それぞれ 22,000 ドルと 17,995 ドル。CSIX リファレンス デザインは、ザイリンクスの Web サイトから無償でダウンロードできる。なお、ザイリンクス IP センタ(www.xilinx.com/ipcenter)では、ライセンス情報、コアのダウンロード手順、パートナの問い合わせ先の他、ザイリンクス IP 製品の詳細について公開している。
Terabit Networking Forum
Terabit Networking Forum の参加費は無料。本フォーラムでは、ザイリンクス、AMCC、AMD、コンパック、コネクサント/マインドスピード、Infineon、インテル、モトローラ、Mentor Graphics、ノーテル、PMC-Sierra、Vitesse、Avnet Electronics Marketing など、ネットワーキング分野のトップ リーダが招集されている。本フォーラムの講演者には、IBTA (Infiniband Trade Association) の座長を務めるインテルの Jim Pappas、ノーテルの光スイッチング製品事業担当副社長である Siva Ananmalay、そして Gabriele Sartori が予定されている。講演者は、進化を続ける接続規格や次世代接続規格、アプリケーション、シリコン ソリューションをテーマとして設計者向けに講演することになっている。また15名の専門家が、10Gb Ethernet、 HyperTransport、Infiniband、Packet-Over-Sonet、CSIX、RapidIO インターコネクト技術など、幅広いトピックについてフォーラムで発表する予定である。
ザイリンクス社について
ザイリンクス社 (NASDAQ:XLNX) は、先進の集積回路、ソフトウェア開発ツール、IP コアなどの既に定義済みのシステム機能、充実したエンジニアリング サポートを含む完全なプログラマブル ロジック ソリューションを提供するリーディング サプライヤである。同社は 1984 年に創立され、カリフォルニア州サンノゼを本拠とし、フィールドプログラマブル ゲートアレイ (FPGA) 半導体デバイスの市場を開拓してきた。今日、世界市場におけるこれらデバイスの半分以上のシェアを有する。ザイリンクスのプログラマブル ロジック ソリューションにより、コンピュータおよび周辺機器、通信、ネットワーク、工業用制御機器、計測機器、高信頼性機器および民生機器の電子機器製造業者は、製品の開発期間の大幅短縮が可能となる。日本市場においては、1989 年にザイリンクス株式会社を設立し、FPGA および CPLD 製品とその開発支援システムの販売とサポートを積極的に行っている。同社についての詳細な情報は日本語対応ホームページ http://www.xilinx.co.jp で公開されている。
|