FOR IMMEDIATE RELEASE

2001 年 9 月 13 日

ザイリンクス、IP プロバイダ 21 社と共に
共通 FPGA ライセンス プログラムを創設

ライセンス契約の障害を削減し、450 以上の FPGA IP コアを利用可能にするプログラム

最先端のプログラマブル ロジック ソリューションを提供しているザイリンクス社 (本社:米国カリフォルニア州サンノゼ) の日本法人ザイリンクス株式会社 (東京都新宿区西新宿 6-22-1、川上誠社長) は本日、IP コアのプロバイダ 21 社と共に、FPGA IP コアのライセンス契約過程で生じる障害を削減することを目的とした初の業界イニシャティブである SignOnce IP License を発表した。同時に、Common License Consortium を結成したことも発表した。このコンソーシアムは、現在、ザイリンクスとその AllianceCORE™ サードパーティ IP プロバイダ プログラムのメンバから構成されている。このコンソーシアムと SignOnce IP License は、ライセンス供与条件を一本化することで、複数のコア プロバイダから提供されている 450 以上の FPGA IP コアを利用するまでの手続きを簡素化する。本ライセンスにより、FPGA 設計者は法的手続きに 6 カ月以上を要する煩雑なライセンス契約プロセスから解放されることになった。なお、本プログラムと会員資格についての詳細は、Web サイトの www.xilinx.co.jp/ipcenter/signonce.htm で公開されている。

Mentor GraphicsR Inventra®知的資産(IP)事業担当ゼネラル・マネージャ、Susheel Chandra 博士は、「ザイリンクスと Common License Consortium は、FPGA ベースの IP を普及する有意義なプログラムを進めるための大きな一歩を踏み出した。Common License Consortium の SignOnce IP License では、多くのベンダから提供されるサードパーティ IP へライセンス供与する際に生じる諸問題が取り除かれる。設計者はこれにより、実証済み IP コアの幅広いポートフォリオを利用できる。FPGA ベース IP コアの取得に関する SignOnce IP License の創設は、設計者の利益に留まらず、IP業界全体に利益を与えるものだ。」と述べている。

SignOnce IP License
SignOnce IP License では、顧客はいくつものサプライヤの FPGA コアを利用する際に一本化されたライセンスを検討および実行すればよい。これは IP 業界の画期的な改革である。本ライセンスは、法的な問題と取引上の問題を分けることで、購入プロセスを簡素化することに成功した。コア購入に関する取引問題は、エンジニアと販売代理店により処理でき、それ以上の法的介入を受ける必要がない。さらに、多くの IP のプロバイダからでも、あるいは特定の IP のプロバイダからでも、顧客がニーズに応じた最適なIPを自由に選択できることもメリットである。

ザイリンクスの上席副社長兼ゼネラル・マネージャ、リッチ・セヴィック(Rich Sevcik)は、「IP を利用する主要なメリットは、市場投入時期を短縮できることである。ただし、このメリットは、IP 利用に際して『法的手続きに要する時間』を新製品開発の主な障害と見なしている顧客にとっては手に入れにくい。特に、いくつもの IP ベンダと共同作業する際には尚更だ。しかし、SignOnce IP License の創設により、設計者はシステムを速やかに市場に投入するという最重要課題に専念できることになった。SignOnce IP License は、市場投入時期のさらなる短縮を業界にもたらすものであり、他の IP プロバイダにもこの世界的な成果に参加するよう呼びかける」と述べている。

世界的な業界コンソーシアム
Common License Consortium は、顧客の FPGA IP コア利用手続きを簡易化する世界的な業界の成果で、新しい技術を市場に導入する過程を容易にするものである。コンソーシアムのすべての会員は、一本化された共通の IP ライセンス供与条件を受け入れている。顧客はこのため、エンベデッド システム、テレコムおよびネットワーク、産業、コンピュータなど、いくつもの応用分野のIPコアを簡便に利用できる。現在のコンソーシアム会員は以下のとおりである。

  • ARC Cores.(英国ロンドン郊外エルストリ)
  • Barco-Silex(ベルギー、ルーヴァン・ラ・ヌーヴ)
  • CAST, Inc.(米国ニュー・ジャージー州ウッドクリフ・レイク)
  • Deltatec S.A.(ベルギー、リエージュ)
  • Derivation Systems, Inc.(米国カリフォルニア州カールズバッド)
  • Digital Communications Technologies(英国ロンドン郊外サンベリー)
  • Digital Core Design(ポーランド、ビトム)
  • Dolphin Integration(仏国メイヤン)
  • Eureka Technology(米国カリフォルニア州ロサルトス)
  • iCODING(米国カリフォルニア州サンディエゴ)
  • 株式会社 ローラン(日本、大阪)
  • Memec Core(米国アリゾナ州テンピー)
  • Mentor Graphics Corporation(米国オレゴン州ウィルソンビル)
  • NewLogic Technologies, AG(オーストリア国ラストゥノー)
  • NMI Electronics Ltd.(英国ヘイルズオウェン)
  • Paxonet Communications, Inc.(米国カリフォルニア州フレモント)
  • Perigee, LLC(米国ニューヨーク州リバプール)
  • Rapid Prototypes(米国ネバダ州カーソン・シティ)
  • SysOnChip, Inc.(韓国大田)
  • Virtual IP Group(米国カリフォルニア州サニーベール)
  • Xilinx, Inc.(米国カリフォルニア州サンノゼ)
  • Xylon, d.o.o.(クロアチア国ザグレブ)
  • ライセンスおよび出荷
    市販のすべてのザイリンクス LogiCORE 製品とコンソーシアム メンバの IP コアは、SignOnce IP License の条件のもとで販売される。ザイリンクスのすべての LogiCORE 製品と参加サプライヤによる多くのAllianceCORE 製品については、ザイリンクスの IP センタの Web サイト (http://www.xilinx.co.jp/ipcenter)で公開されている。

    ザイリンクス社について
    ザイリンクス社 (NASDAQ:XLNX) は、先進の集積回路、ソフトウェア開発ツール、IP コアなどの既に定義済みのシステム機能、充実したエンジニアリング サポートを含む完全なプログラマブル ロジック ソリューションを提供するリーディング サプライヤである。同社は 1984 年に創立され、カリフォルニア州サンノゼを本拠とし、フィールドプログラマブル ゲートアレイ (FPGA) 半導体デバイスの市場を開拓してきた。今日、世界市場におけるこれらデバイスの半分以上のシェアを有する。ザイリンクスのプログラマブル ロジック ソリューションにより、コンピュータおよび周辺機器、通信、ネットワーク、工業用制御機器、計測機器、航空宇宙産業、防衛産業、低消費電力携帯機器および民生機器の電子機器製造業者は、製品の開発期間の大幅短縮が可能となる。 日本市場においては、1989 年にザイリンクス株式会社を設立し、FPGA および CPLD 製品とその開発支援システムの販売とサポートを積極的に行っている。同社についての詳細な情報は日本語対応ホームページ http://www.xilinx.co.jp で公開されている。