FOR IMMEDIATE RELEASE
2002年 2月 1日
Wind River とザイリンクス、戦略的提携により
ザイリンクス FPGA 向けに開発ツールの提供を発表
プログラマブル プラットフォームの迅速な採用を推進する
OEM ツール契約を含む業界初の提携
最先端のプログラマブル ロジック ソリューションを提供しているザイリンクス社 (本社:米国カリフォルニア州サンノゼ/日本法人ザイリンクス株式会社:東京都新宿区西新宿6-22-1、川上誠社長)
と組込型ソフトウェアのマーケット リーダである Wind River Systems 社は本日、長期提携と OEM 開発ツールの契約を発表した。この契約により、ザイリンクスは
PowerPC405プロセッサを組み込んだ次世代 VirtexR-II Platform FPGA 向けに特別にデザインされた
Wind River 社の開発ツールのバージョンを販売することになった。この契約は、プログラマブル プラットフォームの迅速な採用と最適化を実現する
Wind River 社とザイリンクスの戦略の一部をなし、初めて Wind River 社が FPGA シリコン ベンダと OEM 契約を締結したものである。
この新しいツール チェーンは、ザイリンクスの Virtex-II Platform FPGA へ移行するハードウェア開発者が、CPU コア
モジュールと Virtex-II Platform FPGA デバイスの両方を迅速にコンフィギュレーションしてプログラムできるようにする。システム設計者は
Wind River 社の使い慣れた業界標準の開発ツールをアクセスすることができるため、広範囲なマーケット セグメントにおけるプログラマブル
プラットフォームを開発する際の教育期間を大幅に低下させる利点がある。
ザイリンクスの社長兼 CEO であるウィム・ロレンツ (Wim Roelandts) は、「半導体業界は、加速する技術進歩や変化し続ける要求、激しい競争、そして変化しやすい新しいエレクトロニクス機器の商業的な成功といったエレクトロニクス
デザインの新時代に入りました。このような動向と、デザイン リスクの削減およびマーケット投入時間の短縮に対するシステム アキテクトの関心が重なり、あらゆる方面でプログラマブルなプラットフォームへ向かうという業界の大きなシフトが起こっています。
Wind River 社と提携して実績あるソフトウェア ツールを提供し、多くの組込型デザイン技術者が次世代プログラマブル ハードウェア/ソフトウェア
システム技術をフルに活用できるようになることにより、この業界シフトが加速されるでしょう」と語っている。
Wind River 社プラットフォームビジネスユニット担当副社長兼チーフテクニカルオフィサーである John Fogelin は、「コプロセシングかつリコンフィギャブルなコンピューティングに関して共通のビジョンを持っているため、新技術のこのエキサイティングな領域で業界リーダと協力できることはたいへん嬉しいことです。ザイリンクスと当社の提携は、アプリケーションを迅速にマーケットに投入する最新の業界標準ツールを
FPGA 開発者に提供することを可能にし、さらにプログラマブル プラットフォームの長所を最適化する重要な一歩である同時に、開発プロセスを大幅に簡素化することを示しています」と語っている。
Wind River 社はザイリンクスが販売する特別なツール チェーンを提供し、これには Wind River 社の Diab C/C++コンパイラ
スィート、SingleStep with visionソフトウェア デバッガ、visionPROBE II オンチップ ハードウェア支援デバッガの各バージョンが含まれる。また、Wind
River 社とザイリンクスは、組込型 FPGA 開発者向けの完全なランタイム ソリューションでも協力を続け、これには業界最先端の Wind
River 社の VxWorks® リアルタイム OS とザイリンクス FPGA デバイスとの密接な統合も含まれる。この作業は、Wind
River 社のシングル ボード コンピュータである 405GP コプロセシング開発プラットフォームおよびザイリンクスの VxWorks リアルタイム
OS 用 PAVE API をベースとして行われる。
これらのツールは、コードのシーケンシャルな部分をプロセッサ コア モジュールや低レベルのドライバ開発に移動させることを望んでいるハードウェア設計者に最適である。これまで
CPU 開発の経験がなかった FPGA 設計者にとって、比較的容易に CPU 開発が可能になり、組込型 CPU を直ちに利用することができる。
Virtex-II Platform FPGA を使っているソフトウェア開発者に対して Wind River 社は、ザイリンクスが提供するツールを補完するための完全な開発ツールのセットを提供し続ける。これらのツールは、カスタム
ハードウェアの開発やファームウェアの開発、アプリケーション ソフトウェアの開発に対して高度な機能を必要とする大規模なコードを扱っている開発者に最適である。
製品の出荷
ザイリンクスは 2002 年の第一四半期 (2002年1月〜3月) 後半に Wind River ツールの供給を開始する。このツールは開発キット
パッケージで提供する。また、個別に購入することもできる。ザイリンクスが提供するこの開発キットには、Wind River 社のコンパイラ、デバッガ、およびオンチップ
ハードウェア デバッグ製品が含まれ、参考/評価ボード、参考デザイン、アプリケーション ソフトウェア例、ソフトウェア ドライバ、FPGA デザインの開発用ドキュメントが添付されている。カスタム
ハードウェア開発、ファームウェア開発、アプリケーション ソフトウェア開発のために高度な機能を必要とする開発者に対しては、Wind River
社からアップグレードが提供される。
プログラマブル プラットフォームの利点
今日のデジタル設計者は、カスタム回路の、直前に支払わなければならないコストとリスクを不要にする高度に最適化されたアップグレード可能なICを必要としている。ザイリンクス
Platform FPGA イニシアティブでは、組込型ソフトウェア設計者が現存するターゲット ハードウェアに対して早期にアクセスできる構成を定義している。早期に使用可能なターゲット
ハードウェアと Wind River 開発ツールの組合わせにより、設計者はハードウェアと並行して技術の開発と最適化を行うことができるようになり、マーケット投入時間を短縮し、性能、機能、柔軟性を向上させることができる。ハードウェア、ファームウェア、アプリケーション
ソフトウェア、リアルタイム オペレーティング システムをプラットフォーム ベースのアプローチに統合すると、今日組込型の領域に存在する多くの障害を解消することができる。
Wind Riverおよびウインドリバー株式会社 について
Wind River (www.windriver.com)
は、スマートデバイスに搭載するエンベデッドソフトウェア、およびサービスの提供をワールドワイドに展開しているリーディングカンパニーである。インターネット、テレコム/データコム、デジタルイメージング、デジタルコンシューマ機器、ネットワーク、医療、コンピュータ周辺機器、自動車、FA、および航空宇宙/防衛など幅広い産業の製品に組込まれるリアルタイム
OS、ソフトウェア開発ツール、および最先端のネットワークソリューションを提供し、smart things がどのように思考するかを示す。1983
年設立、カリフォルニア州アラメダ (Alameda) に本社を置き、世界 16 カ国で事業を展開している。日本においては、ウインドリバー株式会社
(www.windriver.co.jp) を置き、Wind
River の製品/サービスを日本市場へ提供している。
ザイリンクス社について
ザイリンクス社 (NASDAQ:XLNX、ウィム・ロレンツ社長兼 CEO) は、先進の集積回路、開発ツール、IP コアなどの既に定義済みのシステム機能、充実したエンジニアリング
サポートを含む完全なプログラマブル ロジック ソリューションを提供するリーディング サプライヤである。同社は 1984 年に創立され、カリフォルニア州サンノゼを本拠とし、フィールドプログラマブル
ゲートアレイ (FPGA) 半導体デバイスの市場を開拓してきた。今日、世界市場におけるこれらデバイスの半分以上のシェアを有し、直近の年間売上は
10 億米ドルを超えている。ザイリンクスのプログラマブル ロジック ソリューションにより、コンピュータおよび周辺機器、通信、ネットワーク、工業用制御機器、計測機器、高信頼性機器および民生機器の電子機器製造業者は、製品の開発期間の大幅短縮が可能となる。日本市場においては、1989
年にザイリンクス株式会社を設立し、FPGA および CPLD 製品とその開発支援システムの販売とサポートを積極的に行なっている。同社についての詳細な情報は日本語対応ホームページwww.xilinx.co.jp
で公開されている。
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