FOR IMMEDIATE RELEASE
2002 年 2 月 27 日

ザイリンクス、さらに性能が向上した
ISE 4.2i ソフトウェアの提供を開始

3.125 Gb/s の I/O速度が可能になり、
部分的なリコンフィギュレーション機能の追加と Xpower の機能を強化


最先端のプログラマブル ロジック ソリューションを提供しているザイリンクス(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ)の日本法人ザイリンクス株式会社(東京都新宿区西新宿6-22-1、川上誠社長)は本日、最新バージョンの4.2i 統合ソフトウェア環境 (ISE) の提供開始を発表した。ユーザ デザインと IP コア デザインを使用したベンチマーク テストによれば、ISE 4.2i は、高集積次世代 Virtex-II デザイン上で同等の競合品に比べて 70 パーセントも高速なクロック スピードを提供することが示された。新リリースでは、ProActive Timing Closure 技術を提供し、300 MHz を超えるデザイン スピード、毎秒最大 3.125 ギガビットの I/O 速度、プログラマブル ロジック業界初の部分的なリコンフィギュレーション機能を持っている。さらに、このバージョンでは XPower 熱解析ソフトウェアと HDL シミュレータの Model Technology™ 5.5eファミリをベースとするModelSim Xilinx Edition-II に対する機能強化を行っている。

競合品に比べ最高の性能を提供
また、ISE 4.2i は新しい Virtex-II -6 (ダッシュ6) スピード グレード デザイン ファイルのサポートを本日から開始し、今日の高集積 Virtex-II デザインに対して 55 パーセントの高速化、さらにすべてのデザイン集積度に対しては平均 45 パーセントの高速化を実現した。ザイリンクス 4.2i ISE のデザイン性能は、次世代 Virtex-II システム レベル FPGA シリーズのすべてのデザイン集積度に対して、平均 66 パーセント高速化される。ISE 4.2i の強固な新機能セットを使用すると、市販されているプログラマブル ロジックの中で最も高性能を実現することができる。ザイリンクス ユーザは、プログラマブル ロジックに対する最高速のデザイン スピードで製品を開発することができ、さらに高速 I/O を可能な限り高速かつ効率良く動作させるために必要なデザイン支援を得ることができる。

Ikadega 社の Ray Macika 氏は「新しい 1.9 GHz ペンティアム 4上にザイリンクス ISE ソフトウェアをインストールするだけで、動作しています。我々の最終コンパイルはタイミング要求を満たし、さらに配置 配線は約 1 時間で済みました。 1.2 GHz の Athlon 上で ISE 3.3i を動作させていたときは、コンパイルに 3 時間以上を要していたのとは対照的です」と述べている。

ザイリンクスの FPGA 製品担当上席副社長である リッチ・セヴィック (Rich Sevcik) は、「ISE 4.2i は、最高速で動作するプログラマブル ロジック デバイスと組合わせて最高速のデザイン スピードを提供します。 300 MHz 以上のクロック スピードで、毎秒最大 3.125 ギガビットの I/O 速度を可能にするプログラマブル ロジック ソリューションを提供しているのはザイリンクスだけです」と述べている。

高速デザイン機能
ISE の最新バージョンを使用すると、信号速度に対する新しいデザイン ニーズである毎秒最大 3.125 ギガビットの I/O 速度のデザインをすぐ開始することができる。ISE 4.2i は、毎秒 3.125 ギガビット I/O のフロア プラン、ピン配置、インプリメンテーションをすべて行うことができる。合成ツールは、高速シリアル チャンネルに対するパスを最適化することができ、これはプログラマブル ロジックでは、はじめてのことである。さらに、ISE 4.2i インプリメンテーション ライブラリには、ザイリンクスがサポートしているすべての高速プロトコルの 1 バイト、2 バイト、4 バイト バージョンも含まれているため、ユーザはこれらを HDL ソース コードに挿入するだけで済む。

ザイリンクス ISE ソフトウェアは、毎秒 3.125 ギガビット I/O の性能から生ずるボード デザイン上の特別な解析問題にも対応している。ギガビット シリアル チャンネルに対応した IBIS フォーマットのピン シミュレーション モデルは、プリント回路ボード上にある FPGA の影響の正確なモデルを提供し、ボード設計者を支援する。このピン シミュレーション モデルは現在提供中であり、HSpice フォーマットでは間もなく提供を開始する。

モジュラ デザインでのパーシャル リコンフィギュアビリティ
ISE 4.2i ではもう1つの新技術としてパーシャル リコンフィギュアビリティを導入している。ISE のモジュラ デザイン ソフトウェア オプションを選択し、パーシャル リコンフィギュアビリティ機能を使うと、FPGA の動作中にFPGA の部分的なリプログラミングが可能になる。この新機能を使うと、ボードが動作中であっても、FPGA の一部をアップグレードするために製品をオフラインにする必要がなくなる。サービス コールとフィールド サポートのコストが削減でき、さらに製品寿命を延ばすことができる。

ソフトウェアでのリーダシップ
ISE 4.2i で提供されるその他の新機能は、プログラマブル ロジックでの最高性能を可能にする。ProActive Timing Closure 技術をベースにした ISE 4.2i では、300 MHz 以上のデザイン スピードと毎秒最大 3.125 ギガビットの I/O 速度を提供する。また、ISE 4.2i では XPower 熱解析ソフトウェアの機能強化と HDL シミュレータの Model Technology 5.5e ファミリをベースとする ModelSim Xilinx Edition-II も提供する。

ザイリンクスは世界中、1日24時間無料の技術セミナを開催し、ISE 4.2i で追加された新機能と新ツールの概要を説明している。「What's New in ISE 4.2i」と呼ばれるこのセミナは E-Learning レクチュアとしてユーザのディスク トップ PC から次の URL をアクセスすることによりオンデマンドで受講できる。www.xilinx.co.jp/support/training/north-america-home-page.htm

価格、プラットフォームおよび出荷
デザイン ツールの ISE シリーズは、最近発表された Spartan-IIE FPGA デバイスと CoolRunner®-II デバイス、Spartan シリーズと Virtex シリーズ、Virtex-II プラットフォーム FPGA、XC9500™、CoolRunner®CPLDなどのザイリンクス製品ファミリに対するすべてのアーキテクチャのデバイス サポートを提供する。また、ISE は今年登場する次世代 Virtex-II デバイス ファミリに対するサポートの準備も終えている。ISE ソフトウェアは Windows 98SE、Windows 2000、Windows NT、Windows (日本版、中国版、韓国版)をサポートし、ISE Foundation、ISE Alliance は、Solaris、Linux をサポートしている。Foundation シリーズの価格は 695 ドルから始まる。ISE WebPACK (英語版)の4.2i バージョンは、2002 年 3 月から無償でダウンロード可能になる。ザイリンクスによるプログラマブルロジック デザイン プロセス簡素化の詳細はwww.xilinx.co.jp/ise42i に掲載してある。

ザイリンクス社について

ザイリンクス社 (NASDAQ:XLNX、ウィム・ロレンツ社長兼 CEO) は、先進の集積回路、開発ツール、IP コアなどの既に定義済みのシステム機能、充実したエンジニアリング サポートを含む完全なプログラマブル ロジック ソリューションを提供するリーディング サプライヤである。同社は 1984 年に創立され、カリフォルニア州サンノゼを本拠とし、フィールドプログラマブル ゲートアレイ (FPGA) 半導体デバイスの市場を開拓してきた。今日、世界市場におけるこれらデバイスの半分以上のシェアを有し、直近の年間売上は 10 億米ドルを超えている。ザイリンクスのプログラマブル ロジック ソリューションにより、コンピュータおよび周辺機器、通信、ネットワーク、工業用制御機器、計測機器、高信頼性機器および民生機器の電子機器製造業者は、製品の開発期間の大幅短縮が可能となる。日本市場においては、1989 年にザイリンクス株式会社を設立し、FPGA および CPLD 製品とその開発支援システムの販売とサポートを積極的に行なっている。同社についての詳細な情報は日本語対応ホームページwww.xilinx.co.jp で公開されている。