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2002 年 4 月 15 日

 

ザイリンクスと CoWare 社、Virtex-II Pro FPGA 向け
システム レベル デザインで提携を発表

革新的ハードウェア/ソフトウェア協調設計フローにより 組込型 PowerPC™ の開発期間を半減

CoWare 社、Programmable World 2002 に Virtex-II Pro Platform FPGA 向け先進の開発環境を出展予定

最先端のプログラマブル ロジック ソリューションを提供しているザイリンクス(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ)の日本法人ザイリンクス株式会社(東京都新宿区西新宿6-22-1、川上誠社長)と CoWare™社は本日、ザイリンクス FPGA 向けのシステム レベル デザイン フローの共同開発を発表した。このデザイン フローにより、ザイリンクスのユーザは組込型 PowerPC™ 405プロセッサ内蔵の、新しいザイリンクスVirtex-II Pro™ FPGA やソフト MicroBlaze™ プロセッサ コア内蔵の、ザイリンクス Virtex-II™ シリーズ FPGA のソフトウェアおよびハードウェアのプログラマブル性をフルに利用できるようになる。この新しい技術は 4 月 17 日米国で開催される Programmable World 2002 (www.xilinx.co.jp/pw2002) に出展する予定である。 

新しいデザイン フローは実績のある CoWare N2C™ システム レベル デザイン ソフトウェアをベースにしている。この CoWare N2C は、主要システムメーカと半導体メーカ各社が大規模なシステム オン チップ (SoC) のデザインを加速化するために使用されている。ザイリンクス デバイスのデザイン チームはこの実績あるソフトウェアを初めて使用可能になると同時に、使い慣れたザイリンクス FPGA ツールにも直接リンクされる。

ザイリンクス FPGA 製品担当上席副社長のリッチ・セヴィック(Rich Sevcik)は、「CoWare N2C ソフトウェアは、デザインの柔軟性を大幅に強化し、Time-to-Market を短縮するアーキテクチャ進展の利点を実現する際、お客様にとって重要です。CoWare N2C のデザイン手法とツールは、Virtex-II Pro FPGA ベースのシステム全体のデザイン時間を大幅に削減することができます」と述べている。

CoWare 社 CEO の Alan Naumann は、「ザイリンクスの Platform FPGA は、Time-to-Market に対する要求が非常に厳しい SoC ならびに組み込みシステムの設計者にとって、革新的なソリューションです。ザイリンクスとの提携によって、スケジュール的に厳しいこれらの開発プロセスをシンプルかつ高速にできるため、より多くの設計者がカスタム シリコンの製造にかかる時間とコストを削減することができるようになるでしょう。この画期的な新しい分野においてザイリンクスの戦略的なパートナに選ばれたことを大変喜んでいます。」と述べている。

CoWare N2C のシステム レベル手法

CoWare の N2C は、システム アーキテクト、ハードウェア設計者、ソフトウェア開発者の全てが使用可能なシステムレベル設計手法を提供する。システム設計者は様々なアーキテクチャを検討し、全体の設計が最適となるようにハード/ソフトの分割を行うことができる。ソフトウェアならびにファームウェア開発者はこの抽象度の高いシステムモデルをもとにソフトウェアの開発を進め、その間にハードウェア設計者は高い抽象度で記述されているハードウェア ブロックを論理合成可能な RTL へと詳細化する。その後、FPGA 上でソフトウェアを実行することによって、動作速度での最終検証を行うことができる。CoWare N2C には、ハードウェアならびにソフトウェアの詳細化と検証を高速に行うための機能も含まれている。

デザイン プロセスの高速化

ザイリンクス と CoWare は共同開発によって、設計プロセスの高速化をいくつかの方法で実現する。まず CoWare の設計手法によって、設計プロセスの開始時点から、ハードウェアとソフトウェアが協調動作することにより設計プロセスを高速化するための方法が提供される。次に、CoWare N2C にはハード-ソフト、ハード-バスのインタフェースを自動化する独自の Interface Synthesis™ という機能がある。この機能を用いることによって、設計プロセスを大幅に高速化することができる。設計者はインタフェースに関する詳細な内容を理解する必要が無くなると同時に、多大な時間を費やしてインタフェースを自分で設計する必要もない。3番目の要素として、ザイリンクスの Platform FPGA を使用することによって、組み込みソフトの設計者は高度に最適化された、アップグレード可能な IC によってターゲットとなるハードウェアに早期にアクセスすることができるため、カスタム IC に要する莫大な費用とリスクを避けることができる。

Virtex-II Pro ファミリについて

ザイリンクス Virtex-II Pro FPGA ファミリは、Virtex-II ファブリック内に高性能 IBM PowerPC プロセッサを組込み、かつ高性能アーキテクチャ上の問題を解消するマルチギガビット シリアル トランシーバを内蔵した世界初の FPGA である。ザイリンクスは、特許申請中の IP Immersion 技術 (特許申請中) を採用して、次世代システムで不可欠な RISC プロセッサと高速シリアル技術を、高度なアクティブ相互接続機能、BlockRAM 機能、クロック マネジメント機能を内蔵したすでに供給中の Virtex-II ファブリックに組込んでいる。これまでにない高集積度により、システム設計者に最高レベルの性能を他のどのプログラマブル ソリューションよりも安価なシステム価格で提供している。オンデマンド アーキテクチャ合成機能を使うと、定義時、デバッグ時、さらに製品出荷後に最適なシステム性能を得るための分割が可能になる。設計者は、コストと時間を要する再デザインなしに必要とする性能を得ることができるようになる。

CoWare 社について

CoWare, Inc. はシステムレベル EDA ツールの先端企業として、はシステム オン チップ (SoC) の設計期間を半分にすることのできるプラットフォームベース設計手法を提供している。また CoWare は SystemC の提唱者としてシステム設計言語の統一にむけて業界をリードしている。CoWare の N2C は Alcatel、ARM、キヤノン、富士通、InterDigital、松下、Motorola、Nokia、Samsung、三洋、ソニー、STMicroelectronics、Tensilica、東芝をはじめとする大手システムメーカ、IP ベンダおよび半導体メーカに採用されている。CoWare は 2000 年にシリコンバレーで 5 番目に急成長した私企業として認められた。(1)
より詳しい情報は、www.CoWare.com をご覧ください。 (1) San Jose Business Journal による。

ザイリンクス社について

ザイリンクス社 (NASDAQ:XLNX) は、先進の集積回路、ソフトウェア開発ツール、IP コアなどのすでに定義済みのシステム機能、充実したエンジニアリング サポートを含む完全なプログラマブル ロジック ソリューションを提供するリーディング サプライヤである。同社は 1984 年に創立され、 カリフォルニア州サンノゼを本拠に、フィールドプログラマブル ゲートアレイ(FPGA)半導体デバイスの市場を開拓してきた。今日、世界市場におけるこれらデバイスの半分以上のシェアを有する。ザイリンクスのプログラマブル ロジック ソリューションにより、コンピュータおよび周辺機器、通信、ネットワーク、工業用制御機器、計測機器、航空宇宙産業、防衛産業、低消費電力携帯機器および民生機器の電子機器製造業者は、製品の開発期間の大幅短縮が可能となる。 日本市場においては、1989 年にザイリンクス株式会社を設立し、FPGA および CPLD 製品とその開発支援システムの販売とサポートを積極的に行っている。同社についての詳細な情報は日本語対応ホームページ www.xilinx.co.jp で公開されている。

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CoWare、CoWare N2C、Interface Synthesis は CoWare, Inc. の商標である。その他の記載したすべての商標、登録商標またはサービスマークはそれぞれの企業に所有権が帰属している。PowerPC 商標は IBM 社がデザインした PowerPC 405 プロセッサのみに適用され、ザイリンクス FPGA の他の部分には適用されない。PowerPC 名とロゴは IBM Corp. の登録商標であり、ライセンスのもとで使用している。