FOR IMMEDIATE RELEASE
2002 年 4 月 16 日

ザイリンクス、システム・コストと開発時間を削減するスケーラブルなシリアル接続性に対するオープン プロトコル イニシアティブを発表

来るプログラマブル ワールド 2002 で、
Virtex-II Pro FPGA 搭載バックプレーンによるプロトコルのデモ

 

最先端のプログラマブル ロジック ソリューションを提供しているザイリンクス(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ)の日本法人ザイリンクス株式会社(東京都新宿区西新宿6-22-1、川上誠社長)は本日、パラレルからシリアルへの相互接続アーキテクチャの移行を、業界ワイドに加速させるオープン プロトコル イニシアティブを発表した。このイニシアティブには、Aurora と呼ばれるリンク層プロトコル・コードが含まれており、最大 50 Gbps のボーレートでシリアル回線を使うポイント トゥ ポイントのデータ転送に最適である。このプロトコルを採用すると、次世代通信システムとコンピューティング システムで高い接続性能が達成できると同時に、ソフトウェア インフラストラクチャに対して行った投資もそのまま利用することができる。ザイリンクスはこのプロトコルの詳細について、ザイリンクスVirtex-II Pro FPGA を使ったデモを 4月 17 日に米国で開催されるプログラマブル ワールド 2002 で行う予定である。イベント プログラムの詳細は、www.xilinx.com に掲載してある。

Bell Labs 社 研究員のチャック バイヤーズ(Chuck Byers)は「バンド幅とピン数の点でパラレル アーキテクチャには制約があるため、シリアル システム相互接続の使用が普及しつつあります。これまでは比較的馴染みの薄い技術であったものが、今では必須技術になってきました。スケーラブルなバンド幅の Aurora プロトコルは、システム設計者にシステム リソースが高価な場合、最適なソリューションを設計するための柔軟性を提供します」と述べている。

Aurora は独自プロトコルまたはイーサネットや TCP/IP などのような業界標準プロトコルの上位層に、透過的なインターフェイスを提供する最初のプロトコルであり、任意のデータ パケットをカプセル化してチップ間、ボード間、ボックス間で転送することを可能にする。ザイリンクスは機密保持契約のもと複数のキー カスタマにこのプロトコルを提案した結果、高い感触を得ている。オープン スタンダードの精神に基づいて、このプロトコルを複数の業界標準化機構に提案している。

ザイリンクス上席副社長兼ジェネラル マネージャのリッチ・セヴィック (Rich Sevcik) は、「ザイリンクス FPGA がシステム レベル インテグレーションへの採用が高まるにつれて、シリコン効率に優れ、かつスケーラブルなシリアル接続性プロトコルに対するお客様の要求が増えつつあります。 Aurora オープン プロトコル イニシアティブでは、共通のお客様向けに革新的なソリューションを開発して、大幅なコスト削減と Time-to-Market の短縮を支援するため、広く他の業界リーダの参加を求めています」と述べている。

Aurora リンク層プロトコルは、物理層でギガビット シリアル技術を採用し、622 Mbps 〜 3.125 Gbps 物理層チャネルに拡張できる。さらに Aurora は、1 から 16 物理チャネルをチャネル ボンディングした仮想リンクに統合することができる。16 チャンネル リンクは、50 Gbps のボーレートで、最大データ転送レート 40 Gbps (全2重)が提供可能である。この柔軟性により、Aurora は銅線または光ケーブルなどの物理媒体を使って、チップ間、ボード間、チップ-バックプレーン間、ボックス間の相互接続をサポートすることができる。またこの拡張性により、Aurora はテラビットのルータ、スイッチ、リモート アクセス スイッチ、HDTV 放送システム、非常に高速なデータ転送レートを必要とするサーバ サブシステムやストレージ サブシステムなど多くのアプリケーションをサポートすることができる。

プログラマブル ワールド 2002 について
プログラマブル ワールド 2002 は、IBM 社、Wind River Systems 社、ザイリンクス、その他業界
リーダが主催する業界イベントである。米国で開催される参加無料のこのイベントには 8,000 名以上のシステム設計者や設計技術者が参加するものと見込まれており、高性能接続性、デジタル信号処理、プロセス ソリューションなど広範囲なシステム デザインに関するテーマが議論される。また、このイベントでは 20 時間のテクニカル トレーニング セッションや技術のデモと展示が催される。詳細は、www.xilinx.com/pw2002 にて提供している。

ザイリンクス社について
ザイリンクス社 (NASDAQ:XLNX、ウィム・ロレンツ社長兼 CEO) は、先進の集積回路、開発ツール、IP コアなどの既に定義済みのシステム機能、充実したエンジニアリング サポートを含む完全なプログラマブル ロジック ソリューションを提供するリーディング サプライヤである。同社は 1984 年に創立され、カリフォルニア州サンノゼを本拠とし、フィールドプログラマブル ゲートアレイ (FPGA) 半導体デバイスの市場を開拓してきた。今日、世界市場におけるこれらデバイスの半分以上のシェアを有し、直近の年間売上は 10 億米ドルを超えている。ザイリンクスのプログラマブル ロジック ソリューションにより、コンピュータおよび周辺機器、通信、ネットワーク、工業用制御機器、計測機器、高信頼性機器および民生機器の電子機器製造業者は、製品の開発期間の大幅短縮が可能となる。日本市場においては、1989 年にザイリンクス株式会社を設立し、FPGA および CPLD 製品とその開発支援システムの販売とサポートを積極的に行なっている。同社についての詳細な情報は日本語対応ホームページwww.xilinx.co.jp で公開されている。