FOR IMMEDIATE RELEASE
2002 年 5 月 1 日

ザイリンクス、業界初XAUI内蔵の
プログラマブル10ギガビット イーサネットMACを出荷

同社の1ギガビット イーサネット製品群の拡張も含めた
Virtex-II Pro™Rocket I/O™技術を用いたシングル チップ ソリューション

最先端のプログラマブル ロジック ソリューションを提供しているザイリンクス(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ)の日本法人ザイリンクス株式会社(東京都新宿区西新宿6-22-1、川上誠社長)は本日、Virtex-II Pro Platform FPGA 向けの 1 ギガビットおよび 10 ギガビットのエンハンスド イーサネット MAC IP (知的設計資産)コアを発表した。このコアはターゲット アプリケーションに最適なインターフェイスを選択できる柔軟性をエンド ユーザに提供する。ザイリンクスは、8B/10B ライン コーディングやチャンネル ボンディングのようなエンベデッド機能を持つ Rocket I/O 技術を活用することにより、1 ギガビットと 10 ギガビットのイーサネット MAC コアをアップグレードし、設計者にギガビット シリアル インターフェイス オプションを提供する。さらに、両コアはプログラマブルなフレーム間ギャップ、EtherStats ベースの統計データ収集、最大サイズのジャンボ フレームのサポートを含む強化されたネットワーク管理機能を提供する。ザイリンクスは 2002 年 4 月 17 日に米国で開催されたプログラマブル ワールド 2002 で10 ギガビット イーサネット MAC コアのデモを行った。プログラムの詳細については、www.xilinx.com にて公開している。

ザイリンクス IP 事業部担当シニア ディレクタのマーク・アルダリン (Mark Aaldering) は、「高帯域幅化の急激な需要に対応するため、ハイエンド ネットワーク システムと通信システムの設計者は、次世代デザインをパラレル インターフェイスからシリアル インターフェイスへと移行しつつあります。ザイリンクスは Virtex-II Pro Rocket I/O 技術を活用することにより、シリアル接続性標準への移行を積極的に推進し、エンハンスド ギガビット イーサネット コアの普及を加速し、顧客が最先端の製品をマーケットに迅速に投入することを支援します」と述べている。

10 ギガビット イーサネット コア
10 ギガビット イーサネット MAC (10 GMAC) コアは、IEEE P802.3ae 仕様のドラフト 4.1 に準拠して設計されており、パラレル 10 ギガビット メディア インデペンデント インターフェイス (XGMII) またはシリアル 10 ギガビット アタッチメント ユニット インターフェイス (XAUI) のいずれかのオプションを内蔵している。10 GMAC コアはXAUI インターフェイスを内蔵したことにより、外付けのシリアル物理レイヤ デバイスなしに 10 GBASE-X アプリケーションをサポートできるようになり、全体のシステム コストを削減し、デザインの複雑さを低減できる。10 GMAC を新しい 10 ギガビット ネットワーク装置の開発に使用し、WAN システムの SONET に対する比較的安価な代替製品を提供することができる。また、10 GMAC コアは 312.5 Mbps で動作し、最大 10 Gbps の合計帯域幅を提供する 3 ビット パラレル XGMII インターフェイスのオプションも用意している。ザイリンクスは IEEE P802.3ae 10 ギガビット イーサネット タスク フォースの主要メンバであり、相互操作性を保証する標準仕様の現在および今後のバージョンの制定に関して、大手ネットワーク システムやIC開発者と密接に協力している。

 

1 ギガビット イーサネット コア
1 ギガビット イーサネット MAC (GMAC)コアには、パラレル ギガビット メディア インデペンデント インターフェイス (GMII) バージョンとシリアル物理イン ターフェイス バージョンがある。ザイリンクスは、1.25 Gbps で動作する物理コーディング サブレイヤ (PCS) 機能と物理メディア アタッチメント (PMA) 機能を統合することにより、ギガビット MAC シングル チップ 1000BASE-X ソリューションを提供する。 GMAC コアは、125 MHz で動作する 8 ビットのパラレル GMII インターフェイスを内蔵して、最大 1 Gbps の合計帯域幅を提供可能なことから、ギガビット通信装置と記憶装置の開発に最適である。.またこのコアは、単一速度の半二重動作および/または全二重動作と自動ネゴシエーションをサポートし、IEEE 802.3-2000 標準仕様に完全に準拠している。

 

ライセンス価格および出荷
10 GMACコアと1 GMAC コアは現在 LogiCORE™として SignOnce IP ライセンス条項のもとに提供中であり、ウエブ サイト www.xilinx.co.jp/ipcenter からダウンロードできる。10 GMAC コアおよび
1 GMAC コアのサイト ライセンス価格はそれぞれ 22,000 ドルおよび 16,000 ドルで販売している。両コアはVirtex®-II シリーズの platform FPGA を対象としている。GMAC は Virtex-E ファミリと Spartan®-IIE ファミリの FPGA も対象とすることができる。この場合、ザイリンクス ソフトウェアの 4.1i 以降のバージョンが必要である。

 

プログラマブル ワールド 2002 について
プログラマブル ワールド 2002 は、IBM社、Wind River Systems社、ザイリンクス、その他業界
リーダ主催の業界イベントである。米国で開催された参加無料のこのイベントには 8,000 名以上のシステム設計者や設計技術者が参加し、高性能接続性、デジタル信号処理、プロセス ソリューションなど広範囲なシステム デザインに関するテーマが議論された。また、このイベントでは 20 時間のテクニカル トレーニング セッションや技術のデモと展示が催された。イベントの詳細は、www.xilinx.com/pw2002 にて提供している。

 

ザイリンクス社について

ザイリンクス社 (NASDAQ:XLNX、ウィム・ロレンツ社長兼 CEO) は、先進の集積回路、開発ツール、IP コアなどの既に定義済みのシステム機能、充実したエンジニアリング サポートを含む完全なプログラマブル ロジック ソリューションを提供するリーディング サプライヤである。同社は 1984 年に創立され、カリフォルニア州サンノゼを本拠とし、フィールドプログラマブル ゲートアレイ (FPGA) 半導体デバイスの市場を開拓してきた。今日、世界市場におけるこれらデバイスの半分以上のシェアを有し、直近の年間売上は 10 億米ドルを超えている。ザイリンクスのプログラマブル ロジック ソリューションにより、コンピュータおよび周辺機器、通信、ネットワーク、工業用制御機器、計測機器、高信頼性機器および民生機器の電子機器製造業者は、製品の開発期間の大幅短縮が可能となる。日本市場においては、1989 年にザイリンクス株式会社を設立し、FPGA および CPLD 製品とその開発支援システムの販売とサポートを積極的に行なっている。同社についての詳細な情報は日本語対応ホームページwww.xilinx.co.jp で公開されている。