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プレスリリース

FOR IMMEDIATE RELEASE
2008 年 1 月 21 日 |
ザイリンクス、自動車向け低コスト XA Spartan-3A と
Spartan-3A DSP FPGA を発表
FPGA の XA 製品シリーズに低コストの I/O と DSP 機能を追加して
インフォテイメント、ハイブリッド クラスター システム、
およびドライバー支援アプリケーションの技術革新を加速
プログラマブル ロジック ソリューションの世界的リーダであるザイリンクス社は 1 月 7 日、2008 インターナショナル CES において、低コストの車載向け FPGA シリーズ (XA: Xilinx Automotive) の製品ラインを大幅に拡張する、XA Spartan-3A および XA Spartan-3A DSP FPGA を発表した。この新しいデバイスは、インフォテイメント、ハイブリッド クラスター システムおよびドライバー支援システムを開発するために低消費電力性とセキュリティを重視して設計されており、高い I/O 数対ロジック比と広帯域デジタル信号処理 (DSP) 機能を備えた、特定ドメイン最適化ソリューションの 1 つである。
XA Spartan-3A FPGA は広範囲なコネクティビティに対応し、ロジック セル当たりの I/O 数が最も多く、I/O 数を多用するアプリケーション向けにフレキシビリティとスケーラビリティを提供する。XA Spartan-3A DSP デバイスは、ロジック数とメモリ容量の増大、複数の XtremeDSP スライスの搭載により、車載電子機器ではかつて見られなかった高い並列処理能力を提供することで、他のいかなる低コスト PLD デバイスよりも高いスループットが可能である。これら 2 つのファミリが XA シリーズに追加されたことにより、車載アプリケーションにおける TFT ディスプレイ、画像およびビデオ処理、および車内ネットワーク等に最適な FPGA ベース ソリューションの開発が可能となった。
XA Spartan-3A FPGA が狙うハイブリッド クラスター システム
次世代型計器クラスター (ダッシュボードとも呼ばれる) はアナログとデジタル表示機能が組み合わされたものとなるだろう。これらのハイブリッド クラスターは、アナログ計器や LED 照明をコントロールするための高い I/O 数に加えて、ディスプレイをインテリジェントにコントロールするために LVDS や RSDS のような最先端の I/O 性能を要求する。たとえば、クラスター内の各 LED の色と明るさを調整するために使用される LED バックライト システムは、従来マイクロコントローラと CPLD を組み合わせて制御されてきた。この機能は XA Spartan-3A デバイスに 32-bit MicroBlaze ソフト マイクロプロセッサを組み込むことで実現可能であり、設計の大幅な簡易化が可能となった。
XA Spartan-3A デバイスは I/O 最適化が図られた FPGA で、最高 140 万システム ゲートと 502 個の I/O を備え、I/O あたりのコストを PLD 業界で最も低く抑えることに成功したデバイスである。XA Spartan-3A FPGA は、標準的に使用されている 26 種類のシングル エンド、差動信号規格に適合し、さらに特定市場で使用される CAN、MOST および FlexRay 等へのソリューションも提供可能である。これらのデバイスは、適切なコストと最適な設計マージンを確保するため、ソース同期インターフェイス テクノロジを用いている。また、デュアル消費電力管理 (サスペンド モードとハイバーネート モード)、デバイス コンフィギュレーション機能、電源レール (デバイスに入る電源線) の 3 本から 2 本への削減、およびハードウェアとソフトウェアの知的資産 (IP) を保護するための永久的なシリアル ナンバー DeviceDNA の付与等、革新的技術も導入されている。
XA Spartan-3A DSP FPGA が促進する技術革新
自動車業界はドライバー支援システムで使用するために、カメラ、レーダー、およびライダーによる (レーザー測距) 検出技術を急速に導入しつつある。この新しい領域は、暗視システムや車線逸脱警報システム、将来の歩行者識別や交通信号認識システムのようなアプリケーションを含んでいる。これらのシステムはほとんどの車でまだオプションであるが、世界中の政府や消費者が安全性の確保という視点から注目しており採用の伸びが著しい。この領域で継続的に技術革新を進めるためには広帯域処理能力、フレキシビリティ (設計柔軟性)、およびスケーラビリティ (拡張容易性) が要求され、XA Spartan-3A DSP デバイスがその性能を備えている。
XA Spartan-3A DSP は最大 30 GMACS の処理能力および 2,200 Gbps のメモリ バンド幅を提供し、現在のシリアル DSP 設計において車載機器設計者が直面しているバンド幅のギャップを埋めることができる。コスト最適化された XtremeDSP である DSP48A スライスを用いて、独立した数値計算機能を集積化することができる。一般的なロジック ファブリックを使用することなく複数のスライスを相互接続することが可能であり、極めて高い性能と高いシリコン利用効率を維持しながら消費電力を低減することができる。ハード コードの DSP 前置加算器と積和演算 (MAC) ブロックと組み合わされたこれらのスライスは、複雑な画像処理アルゴリズムを、現在自動車市場にあるシリアル DSP よりもはるかに高速に実行する性能を備えている。さらに、XA Spartan-3A DSP ファミリには、最大 53,712 個のロジック セル、2,268 Kbits の性能強化されたブロック RAM、および広範囲の信号処理に最適化されたコンフィギャラブルな 373 Kbits の分散 RAM が搭載されている。
価格設定と供給体制
Spartan-3A および Spartan-3A DSP デバイスの C-Grade (コマーシャル グレード) バージョンとザイリンクス 開発ツール スイートを用いて即座に設計を開始することができる。XA Spartan-3A FPGA の出荷は 2008 年の第 2 四半期を予定しており、価格は 20 万 システム ゲートの場合で 8.50 米ドルに設定されている。XA Spartan-3A DSP の出荷は 2008 年の第 3 四半期からとされており、価格は 180 万システム ゲートの場合 32.00 米ドルに設定されている。価格は 5 万ユニット購入時、最小パッケージ、自動車向け I-Grade 温度範囲のデバイス単価である。
ザイリンクスの自動車向けソリューションについて
ザイリンクスは、AEC-Q100 自動車向け試験評価基準でテストされた Xilinx Automotive (XA) FPGA および CPLD 製品ラインと、LogiCORE および AllianceCORE IP 製品群、オペレーティング システム、ミドルウェア、および開発ボード等を含む充実した自動車向けソリューションを提供する、自動車向けプログラマブル ロジック デバイスの市場リーダである。ザイリンクスの自動車向けソリューションに関する詳細情報は Web サイト http://japan.xilinx.com/automotive/ で入手可能である。
※ このプレスリリースに記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
ザイリンクスについて
ザイリンクス社 (NASDAQ:XLNX) は、プログラマブル ロジック ソリューションを提供するリーダである。1984 年に創立され、米国カリフォルニア州サンノゼに本社を持つ。日本においては、1989 年にザイリンクス株式会社を設立し、FPGA および CPLD 製品とその開発支援システムの販売とサポートを積極的に行っている。同社についての詳細な情報は日本語対応ホームページ http://japan.xilinx.com/ で公開している。
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