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FOR IMMEDIATE RELEASE
2008 年 4 月 1 日

ザイリンクス、Virtex-5 FXT FPGA の出荷を開始、
高性能プロセッシングと高速シリアル I/O が要求される設計向けに
最適なシステム インテグレーション性能を提供

PowerPC 440 プロセッサ ブロック、GTX 高速トランシーバ、190 GMAC を超える DSP 性能
を備えた 65nm Virtex-5 FPGA シリーズ第 4 番目のプラットフォームを発表

プログラマブル ロジック ソリューションの世界的リーダであるザイリンクス社は 3 月 31 日 (米国時間)、Virtex-5® FXT デバイスの出荷を発表した。PowerPC® 440 プロセッサを組込み、高速の RocketIO™ GTX トランシーバと、専用の XtremeDSP™ 処理機能を備えた業界初の FPGA である。65nm Virtex-5 ファミリの第 4 のプラットフォームとなる Virtex-5 FXT デバイスは、高性能を実現するだけでなく、システム コスト、ボード面積、部品点数の削減にも貢献する。Virtex-5 FXT FPGA は、ロジック、エンベデッド プロセッサおよび DSP (デジタル信号処理) 開発ツール、IP コアといった分野の大手プロバイダ各社からサポートを受け、有線・無線通信、オーディオ/ビデオ放送機器、軍事、航空宇宙、産業用システムをはじめとする数多くのアプリケーションにおいて、最適なシステム インテグレーション プラットフォームを実現するものである。

ザイリンクスは本日の発表によって、Virtex-5 FPGA ファミリを構成する 4 つのドメインに最適化されたプラットフォームの投入を完了したことになる。Virtex-5 ファミリは、65nm が最高のコスト パフォーマンスを初めて提供した FPGA ファミリであり、画期的な性能と高集積度を実現し、前世代の 90nm FPGA に比べて平均 30 %の高速化と 65 %のロジック処理性能の向上を達成している。しかも、このような画期的な性能を実現すると同時に、前世代デバイスと比べてダイナミック消費電力を 35 %も低減している。各ドメインに最適化された 4 つのプラットフォーム (LX、LXT、SXT、FXT) には広範なデバイスが用意されており、目的とする設計に応じて、ロジック、I/O、ハード IP ブロックといったリソースの最適な組み合わせの FPGA を選ぶことができるので、高速ロジック、エンベデッド プロセッシング、DSP、シリアル コネクティビティといったアプリケーションにおいて、コスト効率良くシステムを実装することが可能になる。Virtex-5 ファミリに関する詳しい情報は http://japan.xilinx.com/virtex5/ で提供している。

最高性能のエンベデッド プロセッシング ブロック - FPGA 業界で唯一 1,100DMIPS を提供
Virtex-5 FXT プラットフォームは、業界標準の PowerPC 440 プロセッサを最大で 2 つまで内蔵する最初の FPGA である。このプロセッサはそれぞれ 32KB のインストラクション キャッシュと 32KB のデータ キャッシュを内蔵し、550MHz 動作時に最大 1,100DMIPS の処理性能を実現する。PowerPC 440 に緊密に連結されている 5 × 2 クロスバー スイッチ アーキテクチャにより、I/O とメモリへの同時アクセスも可能になっている。高度に集積化されたこのスイッチ アーキテクチャは、専用のマスタおよびスレーブ プロセッサ ローカル バス インターフェイス、独立したトランスミット チャネルと R レシーブ チャネルを持つ 4 つの DMA ポート、および待ち時間が少ない高性能なポイント間接続を実現する専用メモリ バス インターフェイスを備えている。

PowerPC 440 エンベデッド プロセッサ ブロックを用いることで、スケーラブルなエンベデッド プロセッシング アプリケーションの迅速かつ簡単な実装が可能になる。PLB アーキテクチャは、高スループットの 128 ビット インターフェイスによってプロセッサ、クロスバー、ソフト IP ロジック間のデータ転送を最大化し、システム ボトルネックを最小限に抑えることができる。さらに、改善された高性能 APU (Auxiliary Processor Control Unit) により、専用コプロセッシング エンジンへの接続またはカスタマイズ可能なユーザ定義インストラクションを利用できるため、画像処理、3D データ処理、浮動小数点計算などのアプリケーションで力を発揮する。

EDK 10.1 のリリースで、Virtex-5 FXT の PowerPC440 は Wind River Systems、Green Hill および他の主要エンベデッド OS プロバイダが提供する業界標準 OS のサポートを受けられるようになった。Linux のサポートも近々 MontaVista、Wind River Systems、その他各社を通して提供される予定である。加えてザイリンクスは、オープンソース Linux コミュニティにも積極的に参加している。

先進的なシリアル コネクティビティ - FPGA 業界で最も低消費電力のトランシーバ
I/O 帯域幅拡大へのニーズに応えるため、Virtex-5 FXT プラットフォームは、500Mbps から 6.5Gbps までのデータ転送に対応可能な、高性能で低消費電力の RocketIO GTX トランシーバを備えている。このため、XAUI、Fibre Channel、SONET、Serial RapidIO、PCI Express® 1.1 および 2.0、Interlaken その他の規格をサポートするアプリケーションを設計することが可能である。6.5Gbps でもチャネルあたりの標準消費電力がわずか 200mW にも満たない。これは FPGA 業界で最も低消費電力の値である。また、GTX トランシーバは、リニア イコライゼーションやトランスミット プリエンファシスに加え、4 タップ DFE レシーバ イコライゼーションのような機能を数多く備えており、ライン速度が高い場合でも信号のインテグリティが改善されている。新しいトランシーバは、マルチコード物理コーディング サブ レイヤを備え、64b/66b と 64b/67b のエンコード/デコード スキームを両方サポートしているため、すべてのチャンネルで数千にのぼるロジック セルが不要となる。さらに、プラットフォーム間のピン互換性が確保されているので、Virtex-5 LXT や SXT デバイスをターゲットとする設計を Virtex-5 FXT デバイス用に移行させることが可能で、高性能なエンベデッド プロセッサ機能やシリアル接続性のメリットを容易に活かすことができる。

革新的な信号処理能力
Virtex-5 FXT プラットフォームは、最大で 384 の DSP スライスと 16.5M ビットの内部メモリを備えており、190GMAC を超える DSP 処理能力と 92 テラ ビット/秒のメモリ帯域幅 (ともに 500MHz 動作時) を実現できる。このようにハードウェア リソースのバランスが優れているため、DSP や画像といった分野にありがちな計算処理集約型のアプリケーションでの性能が最大化されている。すべての XtremeDSP Virtex-5 デバイスで利用可能な DSP48E スライスは、前世代の Virtex デバイスと比べ DSP の集積水準が向上し、消費電力も少なくなっている。またマルチプライヤ、マルチプライヤ アキュムレータ、マルチプライヤ アダー/サブトラクタ、ツリー インプット アダー、バレル シフタ、ワイド カウンタ、コンパレータなど 40 以上のダイナミックにコントロール可能なオペレーティング モードに対応している。

設計サポート
Virtex-5 FXT FPGA プラットフォームは、ザイリンクスの新しい開発ツールである ISE Design Suite 10.1 によってサポートされる。これは最近発表した統合開発ツールで、各ドメインに特化したあらゆるツールへのアクセスが可能となっているため、ロジック、エンベデッド、DSP といった分野のアプリケーションを含む総合的なシステム設計を合理化することができる。ISE Design Suite 10.1 には、ISE Foundation、EDK (エンべデッド開発キット)、System Generator for DSP、AccelDSP 合成ツール、ChipScope Pro と ChipScope Pro シリアル I/O ツール キット、PlanAhead デザイン解析ツールおよび ISE Simulator が含まれる。

ISE Design Suite 10.1 は、インストールと登録のプロセスがシンプルになったことに加え、ツール間の統合が強化され、すべての製品の評価版が利用可能となった。ISE Design Suite の新バージョンに関する詳しい情報は、http://japan.xilinx.com/ise/ で入手できる。

価格設定と供給体制
Virtex-5 FXT FPGA のサンプル出荷は、まず FX30T と FX70T デバイスから開始されている。残りの FX100T、FX130T、FX200T デバイスは今後 6 カ月以内に順次出荷を開始し、最初の量産出荷は 2008 年第 3 四半期を予定している。FX30T デバイスの価格は、1,000 個購入時で 159 米ドル (2009 年下半期まで) となる。Virtex-5 FXT デバイスは Virtex-5 EasyPath™ プログラムの対象で、大量購入時に価格割引が用意されている。詳しい情報は、http://japan.xilinx.com/virtex5fxt/ で提供している。

** Virtex-5 FXT の画像は下記 URL でダウンロードできます。
http://japan.xilinx.com/japan/j_prs_rls/2008/images/fxt3070.jpg

※ このプレスリリースに記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

ザイリンクスについて
ザイリンクス社 (NASDAQ:XLNX) は、プログラマブル ロジック ソリューションを提供するリーダである。1984 年に創立され、米国カリフォルニア州サンノゼに本社を持つ。日本においては、1989 年にザイリンクス株式会社を設立し、FPGA および CPLD 製品とその開発支援システムの販売とサポートを積極的に行っている。同社についての詳細な情報は日本語対応ホームページ http://japan.xilinx.com/ で公開している。

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