プレスリリース
    2006
    2005
    2004
    2003
    2002
    2001
ホーム : ザイリンクスについて : プレス リリース

プレスリリース

FOR IMMEDIATE RELEASE
2008 年 4 月 16 日

ザイリンクス、航空宇宙向け業界最高性能、最大容量の FPGA ファミリを発表

高性能ロジック、DSP およびエンベデッド プロセッシングに最適化し、
  再プログラム可能な耐放射線性を備えた FPGA ファミリ Virtex-4QV を発表

プログラマブル ソリューションと航空宇宙・防衛 (A&D: Aerospace and Defense) 向け FPGA のリーダであるザイリンクス社は 4 月 7 日 (米国時間)、耐放射線性を備えた新しい FPGA、Xilinx® Virtex-4®QV ファミリを発表した。この新しい Virtex-4QV ファミリは、ビデオ、オーディオ、レーダ信号およびパケット処理機能などの高度な処理性能ニーズに最適化したマルチ プラットフォームを提供する、宇宙アプリケーションに向けた初の FPGA ソリューションである。高性能でリコンフィギャラブルなロジック構造と豊富な内蔵メモリに加えて、Virtex-4QV FPGA は最新のエンベデッド コンピューティングおよびデジタル信号処理 (DSP) テクノロジを単一チップ上に集積している。これにより宇宙対応デジタル電子回路の設計者は、特定用途向け集積回路 (ASIC) を利用した場合に比べてシステムのサイズ、重量および消費電力を大幅に低減させると同時に、開発期間を短縮し、設計上のリスクと NRE コスト (開発費) を抑えることができる。ザイリンクスはこの新しいデバイスを 4 月 15 日から 17 日まで開催される SEE Symposium (カリフォルニア州ロングビーチ) で展示する予定である。

シングル チップ ソリューションで高い性能の要求条件に対応
Virtex FPGA の実績の上に構築された QPro™ Virtex 航空宇宙グレード シリーズは、現時点で利用できる宇宙アプリケーション用として最も広範囲に提供されている FPGA シリーズである。コマーシャル グレードの Virtex-4 ファミリで、ザイリンクスは特定ドメイン向けに最適化した FPGA プラットフォームの概念を開拓した。Virtex-4 ファミリとしては現在、ロジック重視設計用の Virtex-4 LX FPGA、超高性能信号処理用の Virtex-4 SX FPGA、そしてエンベデッドおよびパケット プロセッシング向けの Virtex-4 FX FPGA を提供している。

宇宙対応システムのプロセッシングの特殊な要求条件を満たすため、ザイリンクスは新しい Virtex-4QV ファミリのために 3 つの Virtex-4 プラットフォームにまたがる最高性能、最大容量のデバイス 4 種類を開発した。これらのデバイスは宇宙アプリケーション向けに最大 20 万ロジック セル、10 Mb の RAM/FIFO、補助プロセッシング ユニット (APU) コントローラ内蔵エンベデッド PowerPC® プロセッサ ブロック 2 個、512 個の DSP スライス、および内蔵された Ethernet MAC ブロック 4 個を搭載している。

すべての Virtex-4QV FPGA は耐放射線性が保証されており、航空宇宙分野の設計者が高性能、高集積度プログラマブル テクノロジのメリットを活用できるように設計されている。ザイリンクスとシングル イベント (SEE: Single Event Effect) コンソーシアムによる綿密な試験により、Virtex-4QV デバイスはトータル ドーズ耐性 (TID: Total Ionizing Dose) 300 krad (Si) と、シングル イベント ラッチアップ (SEL: Single Event Latch-up) 耐量 125 MeVcm2/mg 以上が確認されている。SEE コンソーシアムは、ザイリンクスがカリフォルニア工科大学にある NASA のジェット推進研究所と提携し 2002 年に設立した組織で、高放射線環境における SRAM ベースのリコンフィギャラブルな FPGA テクノロジの応用をリードしている。SEE コンソーシアムの詳細は下記ザイリンクス web サイトで公開している。
http://japan.xilinx.com/products/silicon_solutions/market_specific_devices/aero_def/capabilities/see.htm

SEAKR 社の副社長で共同オーナーでもあるスコット・アンダーソン (Scott Anderson) 氏は、「SEAKR 社は、我々の先進的宇宙プロセッサ製品ラインのために、高性能と従来にない柔軟性を備えた Virtex-4QV デバイスを選びました。ザイリンクス ベースのプロセッサ システムのモジュラ構成は、宇宙アプリケーション上で利用可能なプログラマブル ソリューションの活躍の場を大きく変化させています。宇宙軌道上にありながら再プログラムが可能であるという機能は、我々の顧客にプログラムのリスクを最小に抑えながら、展開された宇宙対応資産で新しいビジネス機会を提案できることにより投資回収率を最大化することを可能にします」と語っている。

ザイリンクスの TMRTool とシングル イベント アップセット緩和ソリューション
Virtex-4QV ファミリは、FPGA の機能に不都合な効果を生ずるシングル イベント アップセット (SEU: Single Event Upset) を引き起こし、FPGA 内部の構成要素の状態を変化させる可能性がある荷電粒子 (たとえば、重イオンやプロトン) のような高放射線環境に対処するために、一連のアップセット緩和ソリューションでサポートされている。これらのソリューションには、トリプル モジュラ冗長性 (TMR: Triple Modular Redundancy) リファレンス デザイン、最新の設定メモリ スクラビング テクニックの実行を簡素化する強力なアプリケーション ノート、および FPGA 構成におけるロジック三重化を自動化する Xilinx TMRTool が含まれている。TMRTool によって、高速でエラーのない回路三重化で生産性が高まるだけでなく、設計者は回路三重化をコントロールしながら、カスタム構成された TMR モジュールの集積化を円滑に進めることが可能になる。

設計ツールと IP の包括的ポートフォリオ
Virtex-4QV FPGA でシステム設計の各フェーズを加速させるために、ザイリンクスは ISE® FPGA デザイン ソフトウェア、Platform Studio スイート付エンベデッド開発キット (EDK)、System Generator for DSP と AccelDSP™ 合成ツール付 XtremeDSP™ ツール パッケージ、および ChipScope™ アナライザを含む包括的な開発エコシステムを提供している。また、600 以上の IP コア、トレーニングの提供、サポート サービス、およびザイリンクスの Web サイトからダウンロード可能なアプリケーション ノートも用意されている。

供給体制
Virtex-4QV ファミリはすでに、XQR4VLX200、XQR4VSX55 および XQR4VFX60 の 3 種類が多様なパッケージのオプションで出荷中である。XQR4VFX140 デバイスは 2008 年の第 3 四半期から受注可能の予定である。

ザイリンクスの航空宇宙および防衛対応製品について
ザイリンクスは 1989 年以来、コマーシャル グレード FPGA、耐放射線 FPGA、画像処理や波形生成などの特定用途向け IP、および部分再構成やシングルチップ暗号化などの最新テクノロジを含む包括的なソリューションで航空宇宙および防衛 (A&D) 産業をサポートしている。これらのソリューションは、A&D プログラムの長期的要求条件を満たすための長い製品寿命、高信頼度デバイス、ユニークな製造フロー、専門的デザイン サービスおよび高信頼度アプリケーション用最先端セキュリティ ソリューションなどが特徴となっている。詳細については Web サイト http://japan.xilinx.com/space/ をご参照ください。

※ このプレスリリースに記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

ザイリンクスについて
ザイリンクス社 (NASDAQ:XLNX) は、プログラマブル ロジック ソリューションを提供するリーダである。1984 年に創立され、米国カリフォルニア州サンノゼに本社を持つ。日本においては、1989 年にザイリンクス株式会社を設立し、FPGA および CPLD 製品とその開発支援システムの販売とサポートを積極的に行っている。同社についての詳細な情報は日本語対応ホームページ http://japan.xilinx.com/ で公開している。

採用情報 イベント ウェブセミナ プレスリリース IR 情報 フィードバック 法的情報 サイトマップ
© 1994-2008 Xilinx, Inc. All Rights Reserved.