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プレスリリース

FOR IMMEDIATE RELEASE
2008 年 9 月 24 日

ザイリンクス、40 Gb および 100 Gb の高速通信機器向けに業界初の
単一 FPGA ソリューション Virtex-5 TXT プラットフォームを発表

次世代マルチメディア配信向け 100Gb Ethernet 通信インフラへの
迅速かつ低コストでの移行が可能に

プログラマブル ロジック ソリューションの世界的リーダであるザイリンクス社 (本社 : 米国カリフォルニア州サンノゼ) は 9 月 23 日 (米国時間)、次世代 Ethernet ブリッジングおよびスイッチング ソリューションを開発中の通信機器メーカ向けに世界初の単一 FPGA ソリューションを発表した。40 ギガビットおよび 100 ギガビット Ethernet (GbE) 領域での技術革新と市場成長を促進するため、ザイリンクスは業界をリードする高性能 65 nm FPGA ファミリに新たに Virtex®-5 TXT プラットフォームを追加した。Virtex-5 TXT プラットフォームは、現在市場で利用可能ないかなる FPGA よりも多くの 6.5 Gbps シリアル トランシーバを搭載しており、特定用途向け IP、開発ツールおよび高バンド幅プロトコル ブリッジング向けリファレンス デザインでサポートされる 2 つのデバイスで構成されている。

ザイリンクスで通信ビジネス部門バイスプレジデントのディーン・ウェストマン (Dean Westman) は「ビデオ オーバーIP (VOIP) によるインターネット トラフィックの爆発的な増加は、世界の IP インフラストラクチャを迅速かつ大幅に拡張する必要性を生み出しています。これは IP バックボーン ネットワークの容量、個々のコア ルータのサイズ、ルータ間リンクのバンド幅、および広域ネットワークにまたがるトラフィックを伝送するために使用される光伝送ネットワークの性能に直接的な影響を与えています。Virtex-5 TXT FPGA は、性能が最適化されたプログラマブル プラットフォーム上で超広帯域通信を可能にすることによって、これらのハードウェア デザインにとって挑戦的な課題に立ち向かうことを可能にします。これは通信業界にとって重要な前進であり、マルチメディア サービスの提供のために要求される 40 GbE および 100 GbE のインフラストラクチャの開発を加速するものとなるでしょう」と語っている。

調査会社 Communications Industry Researchers (CIR) のアナリストであるローレンス・ガスマン (Lawrence Gasman) 氏は、40 GbE および 100 GbE システム構築のために IEEE によって推進されている業界の取り組みは、2016 年までに年間売上で 43 億ドルの市場を生み出すものと予測しているが「新しい Ethernet のスタンダードは長距離から装置内接続に至るあらゆる伝送システムに影響を与えるが、初期の需要は 2016 年までに 40 / 100 GbE 市場の 40 %を超えると見られているサーバから来ると予想されています。40 GbE でも、依然として 100 Gbps での伝送の必要性があります。特にスイッチ接続の場合は、2016 年時点で 40 GbE は 100 GbE 市場の半分に相当する市場を維持するでしょう」と述べている。

柔軟性に優れる FPGA アーキテクチャ
Virtex-4 FPGA ファミリで初めて導入された革新的な ASMBL™ アーキテクチャにより、ザイリンクスは特定の市場やアプリケーションの技術的な要求条件を対象として特定ドメインごとに最適化されたシリコン プラットフォームの迅速な開発と展開が可能となった。48 個の 6.5 Gbps トランシーバを持つ Virtex-5 TXT プラットフォームは、100 GbE のアプリケーションのために特別に最適化されたプラットフォームである。このプラットフォームの設計においては、10 / 100 Gbps リンクの高信頼度な動作のためのシグナル インテグリティの改善、チャネルあたりの消費電力の低減、およびマルチプルプロトコルをサポートするためのプログラム機能などが特に考慮されており、100 Gbps 光モジュールとメディア アクセス コントローラ (MAC) 間のインターフェイスにおける新しいスタンダードに容易に適応可能なように設計されている。

Virtex-5 TXT デバイスは、柔軟性と再プログラム機能を備えた業界唯一のシングル チップ ソリューションであり、40 GbE および 100 GbE のハードウェア要求条件と標準規格が成熟するのにともなって拡張可能であると同時に、以下のようなネットワーク ブリッジを構築するために必要な総合バンド幅 600 Gbps を提供することができる。

  • 100 GbE ~ 120 Gbps Interlaken
  • 40 Gbps Quad XAUI ~ 50 Gbps Interlaken
  • OC-768 ~ OTU-3
  • SFI-5 ~ 4xSFI4.2

通信以外のアプリケーション
Virtex-5 TXT プラットフォームの高バンド幅能力は、高性能コンピューティングやビデオ放送などのアプリケーションにも適している。単一のプログラマブル デバイス上に搭載されているトランシーバの数が多いことと多数の標準プロトコルをサポートできる能力により、Virtex-5 TXT はこれらの市場で要求される柔軟性、性能、低リスクの要求条件に応えることができる。

最先端の革新的技術
100 GbE システムの初期の開発者は、プログラマビリティと最先端の性能から Virtex デバイスを頼りとしていた。2006 年の 11 月、SC06 国際会議において Finisar 社、Level3 Communications 社、Internet2、およびカリフォルニア大学サンタ・クルーズ校 (UCSC) の共同で行なわれたライブ プロダクション ネットワークのデモンストレーションで、世界で初めて成功した 100 GbE 伝送のデモのためにザイリンクスの FPGA が使用された。今年 6 月には、通信サービス大手の Comcast 社がフィラデルフィアとバージニア州マクリーン (McLean) の間で、既存のバックボーン インフラストラクチャ上で業界初の 100 GbE ルータ インターフェイスを用いた 100 GbE テクノロジのテストに成功したと発表している。このシステムでは Sarance Technologies 社の高速 Ethernet IP コア (HSEC) を Virtex-5 TXT FPGA 上で動作させている。このコアは新しい Virtex-5 TXT ソリューションの一部として利用可能となっている。

Sarance Technologies 社の R&D 担当副社長、ファハド・シャハイ (Farhad Shafai) 氏は「単一の Virtex-5 TXT FPGA 上に Ethernet IP ソリューションを組込むことは、通信機器メーカに新製品の迅速な市場投入を可能にする極めて競争力が高い提案です。ハードウェア開発者は使用部品点数と回路基板面積を最小に抑えることによってシステム コストの低減が可能であると同時に、消費電力抑制と発熱管理の目標を満たすこともできます。これは 100 GbE への移行を容易にするだけでなく、有線通信業界が次世代マルチメディア インフラストラクチャの展開から得られる利益を最大に高めることができることを意味しています」と語っている。

価格設定と供給体制
ユーザは、Web サイト http://japan.xilinx.com/ise から利用可能なISE™ デザイン スイート サービスパック 3 を用いて、Virtex-5 TXT FPGA デバイスを用いた設計を今すぐ開始することができる。HSEC IP コアは Sarance Technologies 社 (http://www.sarance.com)から提供されている。Virtex-5 TX150T と Virtex-5 TX240T デバイスは 2008 年末までにサンプル出荷開始、2009 年第 1 四半期に量産出荷開始の予定である。TXT150T デバイスは、2009 年下半期に 5,000 個購入時の価格が 500 米ドル以下に設定される見込み。Virtex-5 TXT デバイスの価格を量産コストまで下げるために、Virtex-5 EasyPath™ プログラムが用意されている。詳細情報は Web サイト http://japan.xilinx.com/virtex5txt からも入手可能となっている。

※ Virtex-5 TXT 画像 :
    http://japan.xilinx.com/japan/j_prs_rls/2008/images/v5txt.jpg

Virtex-5 FPGA について
EDN Magazine により「年間最優秀製品および新技術 (Product and Innovation of the Year)」に選ばれた Virtex-5 ファミリは、業界のさまざまな賞を受賞した Virtex シリーズの第 5 世代にあたる。業界で最も進歩した 65 nm トリプルオキサイド技術、革新的な ExpressFabric™ テクノロジ、実績がある ASMBL アーキテクチャをベースとした Virtex-5 ファミリは、高速ロジック、デジタル信号処理、組込みプロセッシング、シリアル コネクティビティ アプリケーションの 4 つのドメインでそれぞれ最適化されたプラットフォームで構成されている。量産製品は現在出荷中であり、オンラインまたはザイリンクスの販売代理店から購入可能となっている。詳細情報は Web サイト http://japan.xilinx.com/virtex5 から入手可能となっている。

※ このプレス リリースに記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

ザイリンクスについて
ザイリンクス社 (NASDAQ:XLNX) は、プログラマブル ロジック ソリューションを提供するリーダである。1984 年に創立され、米国カリフォルニア州サンノゼに本社を持つ。日本においては、1989 年にザイリンクス株式会社を設立し、FPGA および CPLD 製品とその開発支援システムの販売とサポートを積極的に行っている。同社についての詳細な情報は Web サイト http://japan.xilinx.com/ で公開している。

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