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プレスリリース

FOR IMMEDIATE RELEASE
2009 年 9 月 17 日

ザイリンクス、次世代のシリアル コネクティビティ ソリューションを
低コスト システムから 100 ギガビット超のアプリケーションにまで拡大

ISE Design Suite 11.3 ソフトウェアが広帯域 Virtex-6 HXT FPGA での
シリアル デザイン サポートを実現

ザイリンクス社 (本社 : 米国カリフォルニア州サンノゼ) は 9 月 16 日 (米国時間)、ISE® Design Suite のリリース 11.3 で Virtex®-6 HXT FPGA のデザイン サポートを開始することを発表した。40 G/100 G の有線通信およびデータ通信に合わせて最適化された Virtex-6 HXT FPGA は、ライン レート 11 Gbps を超える超広帯域システムのシリアル インターフェイスを実現する。ISE Design Suite 11.3 によって、設計者はメインストリームからハイエンド、超ハイエンドまでさまざまなシリアル デザイン用途に幅広く対応したコネクティビティ ドメイン FPGA を利用できるようになる。

超広帯域からメインストリームまで
ISE 11.3 では Virtex-6 HXT FPGA へのサポートに加えて、Spartan-6 および Virtex-6 LXT/SXT FPGA のデザインについてサポートするプロトコルの範囲を拡大した。サポート範囲は、XGEMAC や XAUI、RXAUI 対応の主要プロトコル、トライモード イーサネット MAC、イーサネット AVB、SPI-4.2 および SPI-3 など約 40 種類に及ぶ。設計者は、これら多彩にラインナップされた低消費電力トランシーバ内蔵でコネクティビティが最適化されたデバイスから選択することで、広範囲のマーケットおよびアプリケーションそれぞれに最適な SoC (システム オン チップ) の消費電力、信頼性、プロトコルなどの要件を満たせるようになる。

  • メインストリーム用途には、最大 8 個の GTP 3.125 Gbps トランシーバを持つ Spartan-6 FPGA が最適で、車載インフォテインメント システム、民生高解像度ディスプレイなど量産電子機器の設計におけるコストや使いやすさ、低消費電力といったニーズを満たすことができる。
  • ハイエンド用途には、最大 36 個の GTX 6.5 Gbps トランシーバを持つ Virtex-6 LXT、Virtex-6 SXT FPGA が適している。Interlaken や PCI Express® 2.0 などの高速プロトコルにも十分な性能の余裕があり、ワイヤレス基地局やスイッチ / ルータ、プロ用ビデオ機材などのマルチプロトコル システムに最適である。
  • 超ハイエンド用途には、最大 72 個のシリアル I/O チャンネル (48 個の GTX と 24 個の 11 Gbps を超える GTH トランシーバ) を持つ Virtex-6 HXT FPGA が適している。40 G/100 G アプリケーションの場合、トランシーバの消費電力は外部物理レイヤ (PHY) を使用したソリューションに比べて 80 %以上節減できる。アプリケーション例としては、有線通信向けのトランスポンダ / マックスポンダ、トラフィック マネージャ、パケット プロセッサ、そして高性能データ暗号化エンジン、高度な医療イメージング、デジタル ビデオの制作 / 編集 / 放送用機材などがあげられる。ザイリンクスが 2008 年に発表した Virtex-5 TXT ファミリは、これら用途向けにシングルチップ 100 G ソリューションを実現した最初の FPGA であった。

ザイリンクス社プロダクト ソリューションおよびマネジメント担当バイス プレジデントのムスタファ ヴェジログルー (Mustafa Veziroglu) は、「ほぼすべてのマーケットで、デジタル コンバージェンスにおけるチップ間、バックプレーン間、ネットワーク間の広帯域コネクティビティに対する需要が高まっています。同時に、パラレル I/O は限界に達し、かつてハイエンド デザインだけのものであったシリアル ソリューションが一般的になってきています。このようなトレンドから分かるように、ひとつのソリューションですべてに対応するという考え方では、システムの複雑性、パフォーマンス、コストといった問題を解決できません。ザイリンクスは、マーケット ドリブンな取り組みを通じて、アプリケーションに合ったリソース、性能、機能の適切な組み合わせを提供することで、迅速なシリアル ソリューションの開発 / 展開を支援しています」と述べている。

ターゲット デザイン プラットフォームによる生産性向上
ザイリンクスのターゲット デザイン プラットフォームを利用すると、SoC の開発をすぐに始めることが可能で、ザイリンクス デバイスのテクノロジを評価し、適切なリファレンス デザインをシステム個々の機能要件に合わせて短期間で修正することができる。ザイリンクスのベース ターゲット デザイン プラットフォームとして提供している Spartan-6 FPGA SP605 および Virtex-6 FPGA ML605 の各評価キットには、Virtex-6 LXT および Spartan-6 LXT FPGA デバイスにおけるシリアル機能の評価に必要なツールすべてが同梱されている。

ザイリンクスは 2009 年後半に、コネクティビティ ターゲット デザイン プラットフォームのリリースを予定している。このプラットフォームには、帯域の最適化を行なうダイレクト メモリ アクセス (DMA) コアをはじめ、XAUI と PCI Express やギガビット イーサネットと PCI Express とのブリッジング ソリューションを実装するための完全なリファレンス デザインが提供される。また、ザイリンクスでは今後、放送機器向けビデオや有線コネクティビティ、パケット処理、トラフィック管理といったアプリケーションに最適な超高速コネクティビティ開発キットおよびマーケット別開発キットを展開していく予定で、Virtex-6 HXT デバイスはこれらキットのプラットフォームの基本となるシリコン デバイスである。

5 世代にわたるシリアル テクノロジ
Virtex-6 HXT FPGA は、GTH 高速シリアル トランシーバを採用しており、シリアル テクノロジにおける ザイリンクスのリーダシップをさらに強化する製品となる。トランシーバ テクノロジの革新的なソリューションを提供するこの製品は、シリアル システム設計に対するザイリンクスの総合的なアプローチの一環として、シリコン デバイスだけに留まらないシステム レベルのコネクティビティ要件を満たす。ザイリンクスは、利用モデルや使いやすさ、信号とデータの品質、IP、ボード デザインなどを考慮して、アーキテクチャ 段階から製品ロールアウトまで多岐にわたって顧客ソリューション展開の迅速化を目指している。

ザイリンクスは、5 世代にわたるシリアル デザインの経験と最先端の 40/45 nm プロセス技術により、アプリケーションに最適なトランシーバを提供する。Spartan-6 FPGA では低消費電力で扱いやすい GTP トランシーバ (3.2 Gbps)、Virtex-6 LXT および SXT FPGA では高性能で柔軟性の高い GTX トランシーバ、Virtex-6 HXT FPGA では実績ある GTX トランシーバと高性能の GTH トランシーバの組み合わせによって、マーケット ドリブンなソリューションを低リスクで構築できる。特に GTH のアーキテクチャでは、SFP+、10 G Base KR、OTU4 プロトコルなどきわめて厳しい要件を満たすジッタ許容誤差性能を実現できる。また、GTH には性能と信頼性の両立を目指した 10 G トランシーバ設計が採用されている。

すぐに設計に着手可能
ISE Design Suite 11.3 を使用することで、Virtex-6 HXT FPGA を対象としたシリアル システムの開発をすぐに始めることができる。この開発環境は、ロジック設計者や信号品質担当者の作業方法をうまく反映していると同時に、すでに確立したプロトコルだけでなく今後登場してくる高度な最先端プロトコルでも実装可能な高い柔軟性と高度な機能性を備えている。ザイリンクスのアライアンス パートナである Sarance Technologies 社および Avalon Systems 社は、Virtex-6 HXT デバイス向け IP (知的財産) を用意しており、これらを利用することで 100 G ソリューションのデザインも容易となる。Virtex-6 HXT FPGA の詳細は http://japan.xilinx.com/connectivity を参照されたい。

Virtex-6 および Spartan-6 FPGA 対応のザイリンクス ターゲット デザイン プラットフォームの詳細は、EE Times System-on-Chip Virtual Conference (英語のみ)、および 2009 年 10 月から 2010 年 2月にかけて世界各地で開催される X-fest セミナにて紹介する予定である。X-fest は 1 日のプログラムで参加登録など詳細は http://www.weboom.com/avnet/index.html を参照されたい。

発売時期と価格
Virtex-6 HXT デバイスのサンプル出荷は 2009 年 12 月に開始予定である。ISE Design Suite 11.3 はすべての Virtex-6 および Spartan-6 FPGA をサポートしており、2,995 米ドルの Logic Edition からすでに販売を開始している。ザイリンクスのウェブサイトでは、完全機能の 30 日限定評価版を無料でダウンロードできる。ISE Design Suite 11.3 ソフトウェアの詳細は http://japan.xilinx.com/ISE を参照されたい。

*Virtex-6 HXT などシリアル コネクティビティを実現するザイリンクスの最新世代 FPGA の画像は以下の URL で公開している。
http://japan.xilinx.com/japan/j_prs_rls/2009/images/v6hxt.jpg

*さまざまなシステム要件、性能、コストへのニーズに対応するザイリンクス コネクティビティ ドメイン特化プラットフォームの一覧表は以下の URL で公開している。
http://japan.xilinx.com/japan/j_prs_rls/2009/images/persona_chart.jpg

※ このプレス リリースに記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

ザイリンクスについて
ザイリンクス社 (NASDAQ:XLNX) は、プログラマブル ロジック ソリューションを提供するリーダである。1984 年に創立され、米国カリフォルニア州サンノゼに本社を持つ。日本においては、1989 年にザイリンクス株式会社を設立し、FPGA および CPLD 製品とその開発支援システムの販売とサポートを積極的に行っている。2009 年は米国本社設立 25 周年、日本法人設立 20 周年となる。同社についての詳細な情報は Web サイト http://japan.xilinx.com/ で公開している。

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