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プレスリリース

FOR IMMEDIATE RELEASE
2009 年 12 月 9 日

ザイリンクス、コネクティビティおよびエンベデッド、
DSP 向けにそれぞれ新しいキットを発表、
システム オン チップ設計の生産性を高め、イノベーションを促進

Virtex-6 FPGA および Spartan-6 FPGA の新しいキットが開発期間を短縮、
開発者は製品の差別化による競争力強化へ注力可能に

ザイリンクス社 (本社 : 米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:XLNX) は 12 月 8 日 (米国時間)、ザイリンクスのターゲット デザイン プラットフォームの一部である新しい開発キットを 6 種類発表、これら開発キットを利用することにより、設計者は FPGA を用いた設計において革新的機能の搭載や競合他社との差別化に注力することが可能になる。これらは Virtex®-6 および Spartan®-6 両ファミリ用の開発プラットフォームであり、システム オン チップ (SoC) 開発の際、消費電力を最小に抑えながら、システム パフォーマンスのレベルを最適化するまでの時間を大幅に短縮できる。これらの新しい開発キットは、エンベデッド プロセッシング、DSP、および高速シリアル コネクティビティが求められるシステムの構築をターゲットとしており、設計チームの設計フローに合わせて最適化されたツール群や、各種機能搭載の IP、さまざまな専門領域に共通して利用可能なターゲット リファレンス デザインを提供する。

ザイリンクスのプラットフォーム マーケティング担当ディレクタであるブレント プリツバス (Brent Przybus) は、「新しいキットはいずれも、製品の迅速な市場投入を実現する有効なスターティング ポイントを設計者に提供するだけでなく、革新的な製品設計に集中する時間を確保するために必要なツールも含まれています。最適化された開発リソースを提供することによって、設計者が直ちに設計に取りかかれるよう支援するとともに、Virtex-6 と Spartan-6 の両 FPGA ファミリの真に革新的な性能と機能を最大限に活用するうえで大いに役立ちます」と述べている。

十全な評価 / 開発環境
新しいキットは、計算集約的で高速、高密度な SoC アプリケーション向けの Virtex-6 FPGA ファミリ、または、パフォーマンスに加えてサイズや消費電力、コストが重視されるアプリケーション向けの Spartan-6 FPGA ファミリを使ったデザインの開発にそれぞれ最適化されている。いずれのキットも、両 FPGA ファミリが提供する リソース (DSP、トランシーバ、メモリといったハードウェア リソース) を活用しており、スケーラブルな開発ボードや開発環境、各ドメインに特化した IP (知的財産) コア、ターゲット リファレンス デザイン、デザイン サンプル、ドキュメンテーションに加え、ケーブルも同梱されているため、箱を開ければすぐに開発作業に取りかかることができる。各キットの中核をなすのは、完全に検証されたターゲット リファレンス デザインで、各キットがサポートする設計ドメインに合わせて最適化されているため、そのまま利用したり、修正やエンハンスを加えて利用することもできる。また、ソース コードと シミュレーション ファイルも添付されており、エンド アプリケーション構築の設計環境上で活用できる。

新しいコネクティビティ キットおよびエンベデッド キットは、今年発表された Spartan-6 FPGA および Virtex-6 FPGA のベース評価キットを基盤として構築されており、2009 年 11 月に発表された Virtex-6 FPGA ブロードキャスト コネクティビティ キット (http://japan.xilinx.com/japan/j_prs_rls/2009/vir/1118_bdcastconntdpv6kit.htm) のように、今後も DSP や特定マーケットに特化した開発キットとしてザイリンクスとそのパートナーによって提供される予定である。

コネクティビティ開発
コネクティビティ開発キットに含まれるターゲット リファレンス デザインは、FPGA 内のハードウェア ブロックと、ザイリンクス コネクティビティ IP および Northwest Logic 社提供のサード パーティ IP とを結びつけることによって、XAUI® または ギガビット イーサネットのブリッジに充分なスケーラビリティを持つ PCI Express® を実装できる。ユーザーは、Virtex-6 FPGA キットでは PCI Express Gen 1 および Gen 2 完全準拠の ×1 または ×2、×4 レーンのいずれかを選択できるほか、DMA の設定を微調整してシステムの帯域幅を最適化したり、外部 DDR3 メモリのデータを読み書きしたり、システム内部でフル XAUI インターフェイスにリンクさせることも可能である。Spartan-6 FPGA キットでは、7,000 米ドル以上の Northwest Logic 社の DMA エンジン IP のフル ライセンスを使って、完全準拠 PCI Express Gen 1 を GbEthernet にリンクさせることができる。いずれのキットも、ホスト システム環境において、システム帯域幅を測定したり、セッティングを最適化して電力やコストを抑制することができる。ターゲット リファレンス デザインはあらかじめロードされており、最高 250 MHz の 4 つの異なるクロック ドメインを用いたコネクティビティ システムをデモンストレーションできるように最適化されている。

エンベデッド開発
エンベデッド開発キットにはザイリンクス SDK (ソフトウェア開発キット) 環境が含まれており、ソフトウェア開発者が直ちに開発作業を開始できるようになっている。ターゲット リファレンス デザインの一部として提供されるサンプル コードを実行したり、修正して利用することができる。サンプル コードは、完全実装された MicroBlaze® 32ビット RISC ソフト プロセッサ コアに加え、UART、マルチポート メモリ コントローラ (MPMC)、フラッシュ、トライモード イーサネット MAC (TEMAC)、汎用 I/O (GPIO)、I2C/SPI、タイマー / インタラプト コントローラ、デバッグ ポートなど、汎用的なプロセッサ ペリフェラルを使うことができる。EDK (エンベデッド開発キット) を利用することにより、ハードウェア設計者は、既存コードを拡張することで、リファレンス デザインのパフォーマンスや消費電力、リソースの最適化などをカスタマイズしたり、主な機能を FPGA のリソースをフル活用できるよう最適化することができる。

Tata Elxsi 社の製品デザイン サービス マネージャであるサントシュ R クルカルニ (Santosh R. Kulkarni) 氏は、「ザイリンクスの Spartan-6 FPGA エンベデッド デザイン プラットフォームによって、当社のワイヤレス コンプレッション アルゴリズム ソフトウェアを最新の低コスト FPGA テクノロジに移植する作業を大幅に軽減できました。あらかじめ検証された MicroBlaze プロセッサ サブシステム デザインを、DDR3 メモリ コントローラおよびギガビット イーサネットと併用することによって、ソフトウェアを SP605 上で走らせることがわずか数時間でできたのです。そのうえ、当社の前世代のデザインと比べて、性能が 50 %以上も向上したのです」と述べている。

また、Agilent Technologies 社 のリサーチ エンジニアであるネーサン ヤヒミエツ (Nathan Jachimiec) 氏は次のように述べている。「ザイリンクスの最新の Spartan-6 FPGA エンベデッド キットには非常に感心しています。キットを開封して数分後にはデモを走らせることができましたし、MicroBlaze プロセッサ サブシステムとギガビット ネットワーキングの組み合わせやビデオ インターフェイス、800 Mbps で動作する Spartan-6 FPGA ハードウェア DDR3 メモリ コントローラも短時間で能力を評価できました。ボード上の FMC ドータ カード インターフェイスと、カスタマイズ可能なエンベデッド リファレンス デザインを利用することで、ギガビット トランシーバのデザインでインターフェイスの設計と特徴づけが簡単にできるでしょう」。

デジタル信号処理開発
デジタル シグナル プロセッシング開発キットによって、アルゴリズム開発者やハードウェア開発者は、エンド アプリケーションの基本構成要素として使用できる共通のシグナル プロセッシング エレメントの性能と実装スタイルを評価することが可能になる。いずれのキットも、Virtex-6 および Spartan-6 FPGA に最適化されたターゲット リファレンス デザインを提供し、また、DSP IP および ISE Design Suite System Edition を System Generator の開発環境として利用する。

価格設定と販売体制
Spartan-6 および Virtex-6 エンベデッド キットは、発表とともに受注を開始し、ISE Design Suite 11.4 Embedded Edition のフル バージョンや Eclipse ベースのソフトウェア開発環境、制限なしのエンベデッド IP を含めたキットとして、それぞれ 995 米ドルおよび 2,495 米ドルで提供する。詳細は Web サイト http://japan.xilinx.com/embedded を参照されたい。
Spartan-6 コネクティビティ キットもまた発表とともに受注を開始し、ISE Design Suite 11.4 Embedded Edition のフル バージョンを同梱して 2,495 米ドルで提供する。Virtex-6 コネクティビティ キットは 2010 年 1 月から受注開始を予定し、ISE Design Suite 11.4 Embedded Edition のフル バージョンを同梱して 2,995 米ドルで提供する。(http://japan.xilinx.com/connectivity)
Spartan-6 および Virtex-6 の DSP 開発キットは、2010 年第 1 四半期に受注を開始する。(http://japan.xilinx.com/DSP)
ISE Design Suite 11.4 は別途購入可能で、価格は Logic Edition の 2,995 米ドルからとなっている。また、ISE Design Suite 11.4 の全機能を 30 日間使用できる評価版は、ザイリンクスの Web サイトから無料でダウンロードできる。(http://japan.xilinx.com/ISE)

※ このプレス リリースに記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

ザイリンクスについて
ザイリンクス社 (NASDAQ:XLNX) は、プログラマブル ロジック ソリューションを提供するリーダである。1984 年に創立され、米国カリフォルニア州サンノゼに本社を持つ。日本においては、1989 年にザイリンクス株式会社を設立し、FPGA および CPLD 製品とその開発支援システムの販売とサポートを積極的に行っている。2009 年は米国本社設立 25 周年、日本法人設立 20 周年となる。同社についての詳細な情報は Web サイト http://japan.xilinx.com/ で公開している。

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