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プレスリリース

FOR IMMEDIATE RELEASE
2009 年 2 月 19 日

ザイリンクスの共同創設者ロス・フリーマン氏が FPGA の発明で
2009 年の全米発明家殿堂入り

PLD 市場のリーダであるザイリンクスによる新しい市場の創出と
25 年にわたる技術革新の歴史が称えられる

ザイリンクス社は 2 月 11 日 (米国時間)、構成可能なロジック エレメントと相互接続を持つプログラム可能な電子回路であるフィールド プログラマブル ゲートアレイ (FPGA) の発明により、ザイリンクスの共同創設者であるロス・フリーマン (Ross Freeman) 氏が 2009 年の全米発明家殿堂入りを果たしたと発表した。全米発明家殿堂 (National Inventors Hall of Fame) は創造性と発明を称賛、促進するために運営されている米国の非営利組織である。毎年、特許を取得している発明の中から、人類、社会、経済の進歩を可能にした優れた発明を選び、発明家の殿堂入りを選考している。

フリーマン氏の発明 (特許番号 4,870,302) は、エンジニアが変化する標準規格や仕様に柔軟に対応し、設計の最終段階でも新機能を追加するために必要な回路部分をリプログラムすることができる「オープン ゲート」を敷き詰めたコンピュータ チップに関するものである。25 年以上前に、フリーマン氏はトランジスタのコストは、ムーアの法則 (Moore's Law、集積化されるトランジスタの数は 2 年ごとに 2 倍に増加する) により年々着実に低下して行き、FPGA はカスタム設計のチップに対する柔軟な代替素子となり、広範囲な用途で利用されるようになるだろうと予測した。

「トランジスタが極めて高価であった時代に、多数のトランジスタを必要とするこのアイデアはかなり型破りなものだった」。1984 年にザイリンクスの 8 人目の社員として入社し、後にザイリンクスのフェローとなったビル・カーター (Bill Carter) 氏はこのように回顧し「ロスは『トランジスタが少ないほど良い回路だ』という当時主流の考え方に挑戦したものです。多くの人々はそのような考え方は変わっていると見ていましたが、彼は、テクノロジは将来、テスト時間の壁に直面するだろうと確信していました。ロスが発明家の殿堂入りを果たしたというニュースは、彼の優れた知見と先見性の証しです」と語った。

2009 年 5 月 2 日にシリコン・バレーで予定されている記念式典では、インテル社の名誉会長エメリタス・ゴードン・ムーア (Emeritus Gordon Moore) 氏を始めとして新たに 15 人の発明家が殿堂に入る。これらを含めて、発明家殿堂入りを果たした発明家は累積で 405 人となる。

全米発明家殿堂の選考副委員長を務めるフレッド・アレン (Fred Allen) 氏は「我々は 2009 年の殿堂入り発明家としてロス・フリーマン氏を選んだことを嬉しく思っています。彼のビジョンと創造的な推進力はプログラマブル チップの発明につながり、25 年以上にわたってエレクトロニクス産業の進路に影響を与えたばかりでなく、ザイリンクスの顧客によって設計される斬新な製品の開発を促進して我々の生活を絶えず向上させています」と語っている。

ザイリンクスの社長兼 CEO であるモーシェ・ガブリエロフ (Moshe Gavrielov) は次のように語っている。「ロスは 1 つの特許を通して技術革新の精神に火をつけ、1 つの産業を創設しました。その精神は今も生きており、ザイリンクスは不可能を可能にする創造力を持つロスのような従業員とともにあります。我々はロスが業界とわが社にもたらした途方もなく大きな貢献度を認識し、全米発明家殿堂に迎え入れてくれたことを同協会に感謝します。これは、ザイリンクスが創立 25 周年を迎え、プログラマビリティの重要性が強調されるエレクトロニクス新時代に入るこの年、極めて意義深いものがあります」。

ザイリンクスにおける 25 年間の技術革新のベースとなった FPGA の発明
フリーマン氏が、バーニー・ボンダーシュミット (Bernie Vonderschmitt) とジム・バーネット (Jim Barnett) と共同で 1984 年にザイリンクスを創設した当時、彼のフィールド プログラマブル ゲートアレイの発明は新会社の基礎となったばかりでなく、全く新しい産業の基盤にもなった。現在、ザイリンクスは 2,000 以上の特許を保有し、数十億米ドル規模のプログラマブル ロジック デバイス (PLD) 業界で 50 %以上のシェアを確保している。ザイリンクスのチップは、自動車、民生機器、産業機器、医療、航空宇宙、防衛、ワイヤレス / 有線通信などを含む広範囲な市場で、自動車インフォテイメント、運転支援、フラットパネル ディスプレイから医療用画像機器、ビデオ監視システム、無線基地局などに至る様々なアプリケーションに利用されている。

残念なことにフリーマン氏は 1989 年、彼の初期のビジョンが現実のものとなるのを確認した僅か数年後に逝去している。ザイリンクスを創設する前は、ザイログ (Zilog) 社とテレタイプ (Teletype) 社に在籍していた。1969 年にミシガン州立大学から物理学の学士号を、また 1971 年にイリノイ大学から修士号を取得している。専門的キャリアをスタートさせる前に、フリーマン氏は Peace Corps (米国の平和部隊 : 開発途上国の民生援助を目的とした政府後援の民間組織) のボランティアとしてガーナで数学とエレクトロニクスを教えていたことがある。

1992 年、ザイリンクスはフリーマン氏の業績を称え、技術革新を促進し、会社に顕著な利益をもたらした技術的貢献に報いるために新たな伝統的行事を創設した。毎年、ザイリンクスの社員は顧客に販売された集積回路、IP あるいはソフトウェア製品、または社内で使用されているプロセス、プログラム、機器などにおける革新的技術に対してロス・フリーマン アワードに応募する権利がある。最終候補者はザイリンクスの代表的技術者による選考委員会で選ばれる。受賞者はザイリンクスの技術系社員の直接投票で決定され、5 月に行われるアワード ディナーで表彰される。最近数年間に認められた優れた技術革新として、Virtex®-5 FXT FPGA の自動設計検証環境、マルチポート メモリ コントローラ、シングル チップの高セキュリティ暗号デバイス、PlanAhead™ 設計・解析ツール、スパース シェブロン パッケージ技術などがある。

全米発明家殿堂について
全米発明家殿堂基金は、優れた発明と創造性を認識し、称賛し、推進するために設立された米国の非営利組織 (NPO) であり、人類、社会、経済の進歩を可能にした偉大な技術革新に貢献した男性・女性を表彰している。米国特許商標庁と知的資産法協会の国家委員会によって 1973 年に設立され、Camp Invention および Club Invention プログラム、Invent Now イニシャティブ、Collegiate Inventors Competition などの全米プログラムを管理している。本部はオハイオ州アクロン (Akron) に置かれている。詳細情報は Web サイト http://www.invent.org から入手可能である。

※ このプレス リリースに記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

ザイリンクスについて
ザイリンクス社 (NASDAQ:XLNX) は、プログラマブル ロジック ソリューションを提供するリーダである。1984 年に創立され、米国カリフォルニア州サンノゼに本社を持つ。日本においては、1989 年にザイリンクス株式会社を設立し、FPGA および CPLD 製品とその開発支援システムの販売とサポートを積極的に行っている。2009 年は米国本社設立 25 周年、日本法人設立 20 周年となる。同社についての詳細な情報は Web サイト http://japan.xilinx.com/ で公開している。

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