Main


プレス ルーム
   
日本発表のプレス リリース
プレス キット
ニュースに見るザイリンクス
マネジメント フォト
製品フォト
用語集
ワールドワイド広報連絡先
ホーム : 会社情報 / プレス : プレス ルーム : プレス リリース : 日本発表のプレス リリース

日本発表のプレス リリース

FOR IMMEDIATE RELEASE
2005 年 3 月 3 日

ザイリンクス社の Spartan-3 FPGA、
マイクロソフト社の先進テレマティクス ソリューションに採用される

マイクロソフト社の自動車用アプリケーション部門がフィアット向け
テレマティクス ソリューション開発でザイリンクスと提携

プログラマブル ロジック ソリューションの世界的リーダであるザイリンクス社は、2 月 28 日 (米国時間)、フィアット オート (Fiat Auto) 社が今後製造するすべてのフィアット車に組み込まれる予定のフレキシブルで低コストなテレマティクス システムに、Spartan-3 FPGA デバイスが採用されることを発表した。マイクロソフト社の自動車向けアプリケーション事業部は、フィアット オート社との間で合意がとれた仕様およびリファレンス デザインに基づき、チップ セットやプロセッサ、通信モジュール、音声処理エンジン、ハードウェア開発等の各分野で、ザイリンクスをはじめ、Samsung社、Scansoft社、Siemens社、SiRF社、Magnetic-Marelli社と提携し共同でテレマティクス システムの開発を進めている。

ザイリンクスの Spartan-3 FPGA は、Samsung 社のプロセッサと組み合わせ、プラットフォーム内でモバイル アプリケーション プロセッサを動作するために使用される。Spartan-3 は、通常は個別デバイスの使用が要求される 2 つの UART (Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)、音量コントローラ、雑音抑圧フィルタ、エコー キャンセラ、デシメータ、スケーラ等の機能をワン チップに集積することで、システムの使用部品コストを削減し、高付加価値なソリューションを提供する。さらに、Spartan-3 ファミリはプログラマブルであるため、フィールドで使用され始めた後でもハードウェアのアップデートが可能であるというメリットがある。自動車の寿命がしばしば 10 年を超える自動車業界にとって、プログラマブルであることは非常に魅力的な特長である。PLD 業界で初めての 90nm プロセスによるプログラマブル デバイスである Spartan-3 プラットフォームは、高集積、大容量のロジックによる高性能化の特長に加え優れたコスト メリットも提供する。

ザイリンクスはすでに、多くのプログラマブル デバイスを自動車業界に供給しており、GPS やインフォテイメント、通信、ドライバをサポートする快適運転環境等のオン ザ ロード アプリケーション (道路上で稼働するアプリケーション) で使用されている。ザイリンクスは、Spartan-3 ファミリに自動車設計に特化した耐熱性に優れたデバイスシリーズを提供している。

カーエレクトロニクス関連の国際会議 製品展示会である Convergence 2004 で発表された Xilinx Automotive (XA) シリーズは AEC-Q100 (Automotive Electronics Council) のフローに適合し、自動車業界の製造部品認証プロセス PPAP (Production Part Approval Process) の条件をサポートする唯一のプログラマブル ロジック ファミリである。

マーケット アナリストは、車内オーディオやインフォテイメント、ドライバ情報制御などのテレマティクス システムをターゲットとした半導体デバイスの世界市場は、2003 年の 56 億ドルから 2010 年には 128 億ドルへと 2 倍の規模に拡大するだろうと予測している。市場調査企業の ABI Research 社の自動車技術部門ディレクタを務めるフランク・ビスケス (Frank Visquez) 氏によると、この市場セグメントにおける FPGA/CPLD の売上は 2003 年の 2 億 4,030 万ドルから 2010 年には 4 億 4,930 万ドルへと 94 %の増加が見込まれるという。

マイクロソフト社のテレマティクス プラットフォームについて
ドライバは今日、パーソナルな音楽を楽しみ、カーナビを使用する等、運転しながらあらゆる情報を利用できる。統合テレマティクス ソリューションは、これらのアプリケーションを簡単に利用可能にする。また、自動車の診断データを自動車メーカやディーラに転送して解析してもらうことも可能である。2005 年末には、複数のコネクティビティを提供する新しいシステムを搭載したフィアット車を購入できるようになるだろう。主な機能としては、Bluetooth を搭載した携帯電話や Pocket PC、Windows Mobile などの機器をシームレスに統合してハンズフリーで電話連絡や予約などを行えるようになる。加えて、オフボード ナビゲーションやリアルタイム交通情報などの Web サービスへもアクセスすることができる。ダッシュボードに配置された USB ポートを経由してパーソナル エレクトロニクス装置に簡単に接続し車内でデジタル音楽を楽しむことも可能である。これらのシステムは、高品質な音声認識機能を備える予定で、その結果、車内から電話で予約をとり、自分の PDA に記録した様々な情報を利用し、カー オーディオ システムを通してハンズフリーで電話をかけるといった行動を、すべて音声で簡単に操作できるようになる。

ザイリンクスの FPGA について
90nm Spartan-3 プラットフォームは、高集積、高性能でありながら、他社の同クラス製品に比べて大幅な低価格化を実現した世界最小コストの FPGA である。Spartan-3 デバイスは、業界をリードする豊富な機能ブロックや、分散 RAM、最高 784 本に達する I/O 端子、MicroBlaze 32 ビット RISC ソフト プロセッサ、1 秒間に 3,300 億 MAC (積和演算:Multiply and Accumulates per second) の演算能力がある専用の 18×18 型乗算器を含む XtremeDSP などを組み合わせ、画期的な機能 性能を実現する。

XA シリーズは FPGA と CPLD 両方のデバイスで構成されており、自動車向け機器の設計エンジニアに大きな柔軟性を提供する。FPGA デバイスは、多様なパッケージ形状で、5 万から 100 万システムゲートまでの集積度の選択が可能である。CPLD デバイスでは、32 から 256 個のマクロセル、33~184 本の I/O 端子を利用できる。ザイリンクスの XA デバイスは使用温度範囲を拡大した 2 つのシリーズ、Q グレード (-40°C~+125°C) および I グレード (-40°C~+100°C) が用意されている。XA 製品ラインは、Xilinx AllianceCORE パートナから提供される CAN (Controller Area Network) や LIN (Local Interconnect Network) の IP コアなど、通信やコネクティビティ用コアをはじめとする自動車市場に最適化された一連の IP (知的財産) と様々なリファレンス デザインによって強化されている。

※ このプレスリリースに記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

ザイリンクスについて
ザイリンクス社 (NASDAQ:XLNX) は、プログラマブル ロジック ソリューションを提供する世界的なリーダである。1984 年に創立され、米国カリフォルニア州サンノゼに本社を持つ。日本においては、1989 年にザイリンクス株式会社を設立し、FPGA および CPLD 製品とその開発支援システムの販売とサポートを積極的に行っている。同社についての詳細な情報は日本語対応ホームページ http://www.xilinx.co.jp で公開されている。

/csi/footer.htm