| ホー
ム : 会社情報 / プレス
: プレス ルーム :
プレス リリース
: 日本発表のプレス リリース
日本発表のプレス リリース

FOR IMMEDIATE RELEASE
2005 年 8 月 3 日 |
|
ザイリンクス、Treck 社ソフトウェアと組み合わせギガビット Ethernet を実現する
エンベデッド PowerPC リファレンス デザインを発表
Treck 社の TCP/IP プロトコル スタックと Virtex-4 FX PowerPC コアの組み合わせで
競合他社 FPGA ソリューションの 6 倍以上の高速性能を達成
プログラマブル ロジック ソリューションの世界的リーダであるザイリンクス社は 7 月 27 日 (米国時間)、Treck 社の TCP/IP プロトコル スタックと組み合わせた Xilinx ギガビット システム リファレンス デザイン (GSRD: Gigabit System Reference Design) をリリースしたと発表した。Treck 社のプロトコル ソフトウェアとザイリンクスのプラットフォーム FPGA テクノロジの強力な組み合わせは、最先端の Virtex-4 および Virtex-IIPro プラットフォーム FPGA に内蔵された業界標準の PowerPC プロセッサの機能を大幅に高めることにより、送信速度 910Mbps 以上、受信速度 400Mbps 以上の TCP 送受信能力を発揮する。ザイリンクスは、この組み合わせにより競合他社の FPGA ソリューションと比較して 6 倍以上の高速性能を提供できるとしている。
ザイリンクスが提供するソリューション
ザイリンクスの GSRD は、Virtex-4 FX または Virtex-II Pro FPGA を用いてギガビットおよび 10/100 Ethernet の両方をサポートする高性能ギガビット Ethernet システム デザインである。これはプロセッサ能力に強く影響を及ぼすソフトウェア コピーおよび Treck 社の TCP/IP スタックと、ユーザが開発したデータ インタフェース間の高性能ブリッジを機能させるために必要なチェックサムの計算処理を省略することで、高速性能を実現している。この GSRD ソリューションは、ザイリンクスの Web サイトからダウンロードが可能となっている。この Web サイトには、すでに 5 万を超える先行ユーザ登録が行われており、複数の顧客による実用製品のデザインも進行中である。
ギガビット システム リファレンス デザイン
GSRD ハードウェア デザインには大きな特徴が 4 つある。PowerPC 405 プロセッサが組み込まれていること、およびマルチポート メモリ コントローラ、コミュニケーション ダイレクト メモリ アクセスコントローラ、10/100/1000 EMAC ペリフェラルが搭載されていることである。システムのコアである PowerPC 405 プロセッサは、Treck 社の IP ベース インターネット プロトコルを終端するために用いられ、ペイロードには一切触れることなくプロトコル パケットのヘッダを処理することが可能である。
マルチポート メモリ コントローラは、PowerPC プロセッサのローカル バス インタフェースと 2 つのデータ ポート間にメモリ バンド幅を割り当てる作業を制御する。これによりプロセッサは、メモリとポイント ツー ポイントのダイレクト接続を行うことができる。各データ ポートはコミュニケーション ダイレクト メモリ アクセス コントローラに接続され、メモリへの 10/100/1000 EMAC ペリフェラル広帯域アクセスを提供する。
10/100/1000 EMAC ペリフェラルは、ストリーミング通信のアプリケーションのために最適化され、ポイント ツー ポイント接続を提供する LocalLink インタフェースを含んでいる。10/100/1000 EMAC ペリフェラルはハード コアとして Virtex-4 に組み込まれた Tri-ModeEMAC ブロックまたはザイリンクスのソフト コアである LogiCORE Tri-ModeEMAC のいずれかを用いるように設定することができる。これら 2 つの TriModeEMAC はどちらも UNH により Ethernet への適合性が保証されている。
先進的なメモリ コントローラと専用のハード エンベデッド ブロックを用いることにより、GSRD は競合他社の FPGA ソリューションに比べて FPGA リソースの消費量がはるかに少なく、かつ最高のシステム バンド幅性能を提供することで、理想的なシステム アーキテクチャを構築することを可能にしている。
Treck 社のエンベデッド TCP/IP スタック
Treck 社の TCP/IP スタックは、PowerPC 405 プロセッサに移植される高性能な TCP/IP ソフトウェアを提供する。このスタックは OS (オペレーティング システム) があってもなくても使用することができ、ユニークなゼロ コピー送受信の機能を持つことで最大のスループットを発揮することができる。Treck 社のスタックは TCP/IP チェックサム計算を GSRD のハードウェアで処理する機能、および高速処理機能を提供するデータ整列エンジンの機能をサポートしている。ギガビット Ethernet と組み合わせて使用される場合はジャンボ フレームもサポートする。Treck 社の TCP/IP スタックは、相互動作性を確保するための RFC (Request for Comment:世界に公開されているインターネットの各種の規約) に完全に準拠している。
価格設定と供給体制
最新の Xilinx Embedded Development Kit7.1 リリースによってサポートされているギガビット システム リファレンス デザイン (GSRD) とそのアプリケーション ノートは、ザイリンクスの Web サイト http://www.xilinx.co.jp/gsrd/ から無料でダウンロード可能となっている。ダウンロードが可能なものの中には、期間限定で完全な機能が利用できるリンカブル ライブラリとして提供される TreckTCP/IP スタックの評価用コピーが含まれる。GSRD デザインはザイリンクスの ML403、ML300 および ML310 開発用プラットフォーム上で動作する。ML403 は現在 495 米ドルの価格設定で利用可能となっている。また ML300 と ML310 もそれぞれ 4,695 米ドルおよび 2,495 米ドルで購入可能となっている。
ザイリンクスの エンベデッド プロセッシング ソリューションに関するすべての情報は Web サイト http://www.xilinx.co.jp/products/design_resources/proc_central/index.htm 上で利用可能となっている。
※ このプレスリリースに記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
Treck 社について
Treck 社 (Treck Incorporated) は、エンベンデッド システム業界向けインターネット プロトコル ソフトウェアの開発を手がけるソフトウェア デベロッパである。Treck 社の製品はエンベデッド システムのためにゼロから組み上げられており、コード サイズおよび性能の要求条件に合わせて再構成が可能である。Treck 社 は TCP/IP スタック を 1997 年に開発して以来、使い易さと高性能化にフォーカスしながら再構成可能なプロトコルの開発を続けており、ユーザが市場に最高のデバイスを送り出すよう支援して来た。詳細については Treck 社の Web サイト http://www.treck.com をご参照ください。
ザイリンクスについて
ザイリンクス社 (NASDAQ:XLNX) は、プログラマブル ロジック ソリューションを提供する世界的なリーダである。1984 年に創立され、米国カリフォルニア州サンノゼに本社を持つ。日本においては、1989 年にザイリンクス株式会社を設立し、FPGA および CPLD 製品とその開発支援システムの販売とサポートを積極的に行っている。同社についての詳細な情報は日本語対応ホームページ http://www.xilinx.co.jp で公開されている。
|