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FOR IMMEDIATE RELEASE
2004 年 11 月 4 日 |
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ザイリンクス、アンソフト社との提携により高速プリント基板や
バックプレーンをより迅速かつ簡単に設計
Virtex-II Pro X シリーズ FPGA に対応した 10Gbps インターコネクト デザイン キット
プログラマブル ロジック ソリューションの世界的リーダであるザイリンクス社とアンソフト (Ansoft) 社は 10 月 25 日 (米国時間)、高速プリント基板 (PCB) やバックプレーンの設計においてきわめて正確な解析を可能にする新製品ギガビット インターコネクト デザイン キットを発表した。ザイリンクスの Virtex-II Pro X シリーズ FPGA を搭載しており、設計の早い段階で問題を予知し、信号品質をあらかじめ予測できるため、開発レベルでのデバッグの時間が大幅に短縮されるだけでなく、基板を作り直す費用も抑えられる。
伝送経路を通過した信号は、信号の減衰、立ち上り時間の縮小、ゼロ交差におけるスプレッディングなど、相当の劣化が避けられない。したがって、高性能で高速なシリアル インターコネクト システムを設計し、その性能を最大化するためには、伝送経路を正確にモデル化する作業が必須となる。
ザイリンクスがアンソフトと提携した目的は、高速インターコネクトをモデル化する手段とガイドラインを提供することにあった。ザイリンクスの Virtex-II Pro X や、マイクロ ストリップ伝送路、ストリップ ライン伝送路、コネクタ、回路ボードについて、電磁界シミュレーションにより、物理的影響を予測するための正確な電子モデルが作られた。アンソフトの Nexxim、DesignerSI、HFSS といったソフトウェアを用いて回路、システム、電磁界のシミュレーションを行なうことにより、集積回路のパッケージ内からボード上へ、ボードからコネクタへという全チャネルのレスポンスを計算できるようになった。
ギガビット インターコネクト デザイン キットは、ザイリンクスの MK322 プラットフォームに基づいている。MK322 プラットフォームは、Virtex-II Pro X FPGAを搭載し、デバイス上に組み込まれた高速シリアル マルチ ギガビット トランシーバである RocketIO の電子的評価およびキャラクタリゼーションに用いられるプライマリ回路基板である。ギガビット インターコネクト デザイン キットは、仮想評価ボードとして機能し、プリント基板やバックプレーンの設計において、特定の設計や必要条件をシミュレートするために利用できる。重要な変数がすべてパラメータ化されているため、MK322 ボードとトポロジが異なっていてもシミュレーションが可能となっている。Virtex-II Pro X のドライバ/レシーバ モデルは、プリエンファシス レベル、電圧スイング、レシーバ サイド補正をプログラムできるため、超高データ レート システムの個々のチャネルを完全に仮想プロトタイプ化することが可能である。このキットは、現在ザイリンクス Virtex-II Pro X FPGA に対応しており、拡張によって Virtex-4 FPGA にも対応できる。この作業に関連するパラメータ化モデルがキットに組み込まれており、関連プレゼンテーションおよびホワイトペーパとともに http://www.gigabitbackplanedesign.com から入手できる。
ザイリンクス Virtex-II Pro X FPGA について
ザイリンクス Virtex-II Pro X FPGA は RocketIO マルチ ギガビット トランシーバを最大 20 基搭載しており、チャネルあたり 2.488Gbps から 10.3125Gbps の伝送速度をサポートする。Virtex-II Pro X FPGA は、OC-48 SONET 適合システムの光トランシーバを直接ドライブ可能で、OC-192 のデータ伝送速度以上での SONET 導入に対応できる世界初のプログラマブル IC である。4.25Gbps、5Gbps、6Gbps といった広く利用されている帯域幅ノードはもちろん、チャネルあたり最高 10.3125Gbps の速度に対応できるため、こうした高速シリアル チャネルを複数用いる新しいアプリケーションを実現できる。10Gbps トランシーバを複数用いれば、200Gbps を超える実効帯域幅を FPGA で実現することも可能となる。
Virtex-4 FPGAについて
Virtex-4 FPGA シリーズは、革新的な ASMBL (Advanced Silicon Modular Block) アーキテクチャの採用により、現在入手できるすべての FPGA ファミリのなかで最も豊富な品揃えを実現している。100 を超える新技術が導入された 17 種のデバイスは、3 つのドメインに最適化されたプラットフォームが用意されている。Virtex-4 LX FPGA はロジック主体アプリケーション用、Virtex-4 SX FPGA は高性能信号処理アプリケーション用、Virtex-4 FX FPGA は高速シリアル接続およびエンベデッド プロセッシングを用いるアプリケーション用である。マルチ プラットフォーム仕様により、特定のアプリケーションにおいて最適な機能の組み合わせが選択でき、最高の機能と性能を最低限のコストで実現することが可能になる。
Virtex-4 FX プラットフォーム FPGAは、32 ビット RISC PowerPC を最大 2 つ内蔵しており、1,300 ドライストン MIPS を超える処理能力を実現するとともに、組み込み型 10/100/1000 Ethernet MAC コアを最大 4 つ搭載可能であるため、高度なエンベデッド プロセッシング アプリケーションに対応できる。新たに補助プロセッサ ユニット (APU) を搭載し、プロセッサと FPGA ハードウェア リソースの緊密な連携が可能になったため、柔軟でしかも非常に高性能な統合ソフトウェア/ハードウェア設計を実現できる。さらに、高速な RocketIO シリアル トランシーバを最大 24 搭載でき、622Mbps から 11.1Gbps まで、業界でも最も幅広い転送速度をサポートできるため、業界最高レベルの高速シリアル転送を実現できる。10.3125、8.5、6.25、4.25、3.125、2.5、1.25、0.622Gbps といった高速シリアル転送の重要なスペックをすべてサポートしている。
※このプレスリリースに記載されている製品名は、ザイリンクスの登録商標または商標です。
アンソフト社について
アンソフト社 (NASDAQ:ANST) は、高性能な電子設計自動化 (EDA) ソフトウェア分野をリードするデベロッパである。アンソフトのソフトウェアは、携帯電話、インターネット アクセス機器、ブロードバンド ネットワーク機器およびシステム、集積回路 (IC)、プリント基板 (PCB)、自動車用電子システム、パワー エレクトロニクスといった、高度な電子機器の設計に利用されている。アンソフトは自社の販売部隊を通じて世界各国で製品を直接販売しており、北米、アジア、ヨーロッパの各地に顧客サポート拠点およびトレーニング拠点を展開している。詳しい情報は http://www.ansoft.co.jp で公開している。
ザイリンクスについて
ザイリンクス社 (NASDAQ:XLNX) は、プログラマブル ロジック ソリューションを提供する世界的なリーダである。1984 年に創立され、米国カリフォルニア州サンノゼに本社を持つ。日本においては、1989 年にザイリンクス株式会社を設立し、FPGA および CPLD 製品とその開発支援システムの販売とサポートを積極的に行っている。同社についての詳細な情報は日本語対応ホームページ http://www.xilinx.co.jp で公開されている。
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