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FOR IMMEDIATE RELEASE
2004 年 6 月 8 日 |
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ザイリンクス、業界初のマルチプラットフォーム FPGA ファミリ Virtex-4 シリーズを発表
革新的な ASMBL アーキテクチャの採用でこれまでにない価格性能比を実現
プログラマブル ロジック ソリューションの世界的リーダであるザイリンクス社は本日、第四世代の Virtex 製品である Virtex-4 プラットフォーム FPGA ファミリの詳細を発表した。今回発表の Virtex-4 シリーズは、ASMBL (Application Specific Modular Block) アーキテクチャにより、複数の特定ドメイン対応プラットフォームを持つことが可能となった世界初の FPGA ファミリであり、アプリケーションに沿ったそれぞれの価格レンジで FPGA として画期的な性能を実現することができる。最初の Virtex-4 ファミリは、ロジック対応の Virtex-4 LX、高性能な信号処理対応の Virtex-4 SX、および組み込みプロセッサおよび高速シリアルコネクティビティに向けた Virtex-4 FXの 3 つのプラットフォームで構成される。各プラットフォームは広範囲なデバイスオプションを備えている。最大 20 万 ロジックセルの集積度と最高 500MHz の高速性能を持つ Virtex-4 ファミリは、これまでの FPGA に比べて集積度と性能の両面で2倍以上の改善が達成されている。
Virtex-4 ファミリは、他社を 1 年以上リードし、また FPGA 業界で最先端の 90nm プロセス技術を適用している。この Virtex-4 ファミリの市場投入によりザイリンクスは、360 億ドル規模の ASIC および ASSP 市場* におけるプログラマブルロジックのシェアを現在の 51 億ドルからさらに拡大する体制が整ったことになる。有線および無線通信、ストレージおよびマルチメディアのような高成長分野のシステムデザイナは、従来 ASIC や ASSP でなければ実現が難しかったアプリケーションに対してもコスト効率に優れた FPGA を適用することができるようになった。
1 つのファミリでマルチプラットフォームを実現
Virtex-4 ファミリは、革新的なデザイン手法である ASMBL アーキテクチャを初めて具体化した製品であり、複数の特定ドメイン対応プラットフォームを最適な機能の組み合わせによって迅速かつコスト効率良く構築できる。このマルチプラットフォームのアプローチにより、デザイナは特定のデザインのために適切な機能の組み合わせを有する FPGA プラットフォームを選択することができるようになった。ロジック ファブリック、ブロックメモリ、クロック制御、および XtremeDSP スライスのような機能はすべて、最高 500MHz という FPGA としては記録的なクロック速度をサポートするために性能が最適化されている。最新の 90nm プロセス技術と革新的なアーキテクチャの適用により、Virtex-4 ファミリのロジック容量は他社の追随を許さない 20 万 ロジックセルの規模まで拡大されている。
Virtex-4 ファミリの概要
Virtex-4 LX、SX および FX の各プラットフォームは特定アプリケーションの個別の要求に合わせて、ロジック、メモリ、パラレルおよびシリアル I/O、組み込みプロセッサ、高性能 DSP、強化されたクロック機能、ハード IP、ミックスドシグナル、およびその他の機能ブロックといったコア機能の異なった組み合わせを提供する。
- Virtex-4 LX Platform FPGA は、一般的なロジック主体のアプリケーション用に構成されており、最高のロジック集積度と最もコスト効率に優れた高性能ロジックおよび I/O を利用することができる。このファミリの製品は、組み込みのブロック RAM、デジタルクロック機能 (DCM: Digital Clock Management) ブロック、および XtremeDSP/ 数値演算機能を備えており、広範囲な市場領域にまたがる高集積度で I/O 数が多く高性能が要求されるロジック アプリケーションに対応している。Virtex-4 LX プログラマブル デバイスは FPGA の性能コスト比を向上させ、従来にない業界最高の価値を提供する FPGA となっている。
- Virtex-4 SX Platform FPGA は、無線通信、ビデオ、マルチメディア、および最先端オーディオといった高性能な信号処理アプリケーション用に構成されている。このファミリの製品は LX プラットフォームのすべての機能を包含しており、これに加えて高性能の XtremeDSP スライスと組み込み Block RAM を利用することにより、極めて高速なリアルタイム信号処理が可能になるよう設計されている。これまで以上の XtremeDSP スライス対ロジック比、および Block RAM 対ロジック比の実現により、Virtx-4 SX プログラマブル デバイスは他の FPGA ソリューションに比べて大幅に低減された消費電力で画期的な DSP 性能を発揮することができる。さらに、500MHz という高速の XtremeDSP スライスは直列接続が可能であり、しかも直列接続状態で最高システム速度での動作が可能である。
- Virtex-4 FX Platform FPGA は、高速シリアルインタフェースおよび組み込みプロセッサを含む複雑なシステム アプリケーション、特にネットワーキング、ストレージ、通信および組み込みアプリケーションに向けて最適化されたデバイスである。このファミリの製品は、600Mbps から 11.1Gbps までの任意の転送速度をサポートする業界初のマルチギガビット シリアル トランシーバに加えて、ハードウェア アクセラレーションのための補助プロセッサ ユニットを有する強化版組み込み PowerPC 405 プロセッサ、さらに豊富なロジックセル、ブロック RAM、DCM クロックマネージャ、DSP/ 数値演算機能ブロック等を備えている。システム統合化のための各種組み込み機能を備えた Virtex-4 FX プログラマブル デバイスはシステム設計のために利用可能なデバイスの中で最も先進的なプラットフォーム FPGA となっている。
Virtexシリーズ成功の実績と先行したプロセステクノロジ
Virtex-4 Platform FPGA は、Virtex シリーズの第四世代の製品である。1998 年の市場投入以来、ザイリンクスは 1,500 万個を超える Virtex デバイスを出荷してきた。その累積売上が約 25 億ドルに達する Virtex ファミリは、ザイリンクスが PLD 市場において 6 年連続でシェアを拡大してきたという記録的な実績に大きく貢献している。ザイリンクスの FPGA は、業界をリードする集積度、性能、およびコスト効率で世界中のデザイナが選ぶナンバーワンのデバイスとなっている。デザインツールの一貫した開発、革新的な FPGA アーキテクチャおよびシステム性能により、ザイリンクスの顧客とパートナは既存の IP 投資を有効に活用しながら性能、消費電力、および価格面で、新規デザインに対して大幅な改良と強化を図ることができる。
ASMBL アーキテクチャの概要
ASMBL アーキテクチャは、シリコン サブシステムのモジュラー型デザイン フレームワークであり、これによりザイリンクスは異なったアプリケーション ドメインに対応したプラットフォームを迅速かつ高いコスト効率で実用化することができた。各ドメインは、極めて高性能な信号処理、組み込みプロセッシング、および高速コネクティビティといった一般的要求条件を共有する様々なアプリケーションに対応可能である。結果として、顧客は特定のデザイン要求に対して機能と性能を最適に組み合わせたプラットフォームを選択することができる。このアーキテクチャは、最新のフリップチップ パッケージを使用することにより、I/O ピン数とファブリック アレイのサイズ間のハード的な依存性といった伝統的なチップデザインに関連する幾何学的レイアウトの制約を排除した設計が可能となっている。ASMBL アーキテクチャは、チップ上の任意の場所に電源とグラウンドを配置可能としたことにより、ますます厳しさが増しつつあるチップ上の電源およびグラウンド配線に対する要求条件に対処することができる。ASMBL アーキテクチャの採用により、ザイリンクスは FPGA を使用するデザイナに対して開発期間の大幅な短縮、開発コストの削減、信頼性の向上といった多くのメリットを提供することが可能となった。
出荷予定
Virtex-4 LX Platform FPGA ファミリの最初のエンジニアリング サンプルは 2004 年の夏に提供可能となる予定であり、SX と FX の出荷もその後に計画されている。量産品の設計時点では EasyPath サポートの利用が可能となる予定である。これによりリスクがなく、設計コストが大幅に低減された量産品の設計が可能になる。一般的なデザインツールも 2004 年夏には利用可能となる予定である。
*(出典)Gartner Dataquest 2007 Projection FPGA/CPLD Market
ザイリンクスについて
ザイリンクス社 (NASDAQ:XLNX) は、プログラマブル ロジック ソリューションを提供する世界的なリーダである。1984 年に創立され、米国カリフォルニア州サンノゼに本社を持つ。日本においては、1989 年にザイリンクス株式会社を設立し、FPGA および CPLD 製品とその開発支援システムの販売とサポートを積極的に行っている。同社についての詳細な情報は日本語対応ホームページ http://www.xilinx.co.jp で公開している。
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