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日本発表のプレス リリース

FOR IMMEDIATE RELEASE
2004 年 9 月 14 日

ザイリンクス、Virtex-4 の出荷を開始、
これまでにない画期的な性能を最も低いコストで提供

世界初のマルチ プラットフォーム FPGA で性能と集積度を 2 倍に、
消費電力を半分にするとともに、価格性能比で最大 10 倍を実現

プログラマブル ロジック ソリューションの世界的リーダであるザイリンクス社は 9 月 13 日 (米国時間)、Virtex-4™ ファミリ製品および各種設計ツールの提供を開始したと発表した。Virtex-4 ファミリはザイリンクスの新しいフラグシップ製品シリーズであり、90nm/300mm プロセスによって製造された世界初のマルチ プラットフォーム FPGA である。Virtex-4 ファミリがザイリンクスにとって 90nm プロセスによる2番目の製品シリーズである。ザイリンクスは、製造パートナである UMC 社とともに、90nm プロセスの実績で PLD 業界を 1 年以上リードしている。

次世代製品シリーズである Virtex-4 は、Virtex-II™ とVirtex-II Pro™ プラットフォーム FPGA の実績を踏まえ、世界中の 800 名を超えるシステム デザイナのさまざまな意見を反映して仕様を決定した。その結果、100 を超える技術革新が盛り込まれるとともに、LX FPGA (ロジック主体アプリケーション用)、SX FPGA (高性能信号処理アプリケーション用)、FX FPGA (高速シリアル接続および組み込みプロセッシング向けアプリケーション用) という 3 つのドメインに最適化されたプラットフォーム FPGA アーキテクチャを用意し、合計 17 種の製品から最適なデバイスを選べるようにした。

マルチ プラットフォームへの対応により、目的のアプリケーションに最適なリソースの組み合わせを選べるため、最高の性能を最も低いコストで実現することが可能になる。

Virtex-4 ファミリは、最大 20 万のロジック セル数と最高 500MHz のクロック周波数に対応し、現在生産されている FPGA と比べ最高で 2 倍の性能と集積度を実現している。同時に、先進のディープ サブミクロン設計技術、ハード IP ブロックの統合、トリプル酸化膜 90nm プロセス技術といったテクノロジにより、コストと消費電力を最大 50 %削減している。マルチ プラットフォーム対応に加え、こうした技術面での革新によって前世代 FPGA と比べ最大で 10 倍の対価格性能比を達成している。

ザイリンクスは今年 2 月以降、「Virtex-4 アーリ アクセス プログラム」を通じて 100 社を超える限定顧客と共同作業を行なうとともに、6 月からは LX25 のサンプル出荷を行なってきた。その中で Virtex-4 LX25 を早い段階で採用した企業のひとつである Agilent Labs 社は、すでに同社の次世代製品で Virtex-4 の先進的な機能を活用している。

Agilent Labs 社のシニア エレクトリカル エンジニアであるオーガスト・イダルゴ (August Hidalgo) 氏は「ザイリンクスが『Virtex-4 アーリ アクセス プログラム』へ参加するチャンスを与えてくれたので、先進的なプラットフォーム FPGA の機能を我が社の次世代製品に取り入れることができました。Virtex-4 の ChipSync™ テクノロジにより、必要な性能を持つ高速パラレル インターフェースの設計が非常に簡単になりました。また、プログラマブル ディレイ エレメント、SerDes 機能、リージョナル クロッキングといった機能を Virtex-4 は標準で備えていますが、いずれも重要な機能でありながらこれまでは利用できなかったものです」と語っている。

Agilent Labs社 は、300 名を超える研究員とサポート要員を擁し、通信、エレクトロニクス、生命科学、測定といった分野での応用研究をはじめ、生物科学、光ファイバ、材料科学、マイクロエレクトロニクス、マイクロメカニカルシステム、オプトエレクトロニクスといった分野での基礎研究や、一般的な基礎研究を行なっている。

ザイリンクスは同時に、このニュースに関連するニュースで、Virtex-4 関連設計支援ソフトウェアである ISE 6.3i Design Suite の出荷を開始したと発表した。これは、Virtex-4 FPGA の性能を 40 %改善できるものである。詳しくは http://www.xilinx.co.jp/japan/j_prsrls/software/0494ise63i_j.htm で公開している。

Virtex-4: プログラマブル システム設計の市場を拡大
ザイリンクスは新しい Virtex-4 ファミリにより、従来の PLD 市場の枠組みを超え、高度な信号処理、組み込みプロセッシング、高速シリアル通信といった、より広範なアプリケーションに対応し、ASIC/ASSP の市場へと大きく進出するものと予想される。同社は、FPGA/PLD の市場が 2007 年までに 360 億ドルの市場規模になると予測している (Gartner Dataquest の 2007 年 ASIC/ASSP 市場予測データに基づく)。

世界初のマルチ プラットフォーム FPGA
ザイリンクスは今回、Virtex-4 の技術仕様の全貌を初めて明らかにするとともに、新しいリファレンス デザイン、ハードウェア プラットフォーム、各種設計ツールを含む完全な設計ソリューションを発表した。今回発表された Virtex-4 の新機能には、ソース同期インターフェースの設計を支援するテクノロジである ChipSync™、およびイーサネット接続を低コストかつ簡単に実現する組み込み 10/100/1000 イーサネット MAC などがある。すでに発表されている機能にさらにこうした機能が加えられ、Virtex-4 はプログラマブル システム設計用として業界で最も強力かつ多機能なソリューションとなった。Virtex-4 の機能に関する詳細は、www.xilinx.co.jp/company/press/kits/v4/factsheet.pdf で公開している。

革新的な ASMBL™ (Advanced Silicon Modular Block) アーキテクチャの採用により、現在入手できるすべての FPGA ファミリのなかで最も広範な品ぞろえを実現。17 種のデバイス、3 つの分野に最適化されたプラットフォームが用意されているため、特定の分野において最適な機能の組み合わせを選択でき、最高の性能をもつソリューションを最も低いコストで実現することが可能になる。

  • Virtex-4 プラットフォーム FPGA に共通する機能- 3 つのプラットフォームに共通する画期的なテクノロジには、500MHz DCM (デジタル クロック マネージャ)、PMCD (フェーズド マッチド クロック デバイダ)、オンチップ差動クロック ネットワーク、FIFO コントロール ロジックを内蔵した 500MHz SmartRAM テクノロジ、1G bps I/O (すべての I/O が ChipSync ソース同期テクノロジに対応)、Xtreme DSP スライスなどがある。
  • Virtex-4 LX プラットフォーム FPGA- LX プラットフォームは、上記の共通機能に加え、最大 20 万ものロジック セルを利用でき、FPGA ファミリとして世界最高のロジック集積度を達成している。
  • Virtex-4 SX プラットフォーム FPGA- SX プラットフォームは、LX プラットフォームが持つ基本機能に加え、SmartRAM メモリ ブロックを増やし、最大で 512 XtremeDSP スライスまでサポート可能であり、現在市場で入手できる FPGA のなかで最高性能となっている。最高速の 500MHz で動作させた場合、数値演算能力は DSP 帯域幅総計で 256GigaMACs/秒に達するが、それでも消費電力は 57μW/MHz に過ぎない。
  • Virtex-4 FX プラットフォーム FPGA- FX プラットフォームは、32 ビット RISC PowerPC を最大 2 つ内蔵しており、1,300 ドライストン MIPS を超える処理能力を実現するとともに、組み込み型 10/100/1000 Ethernet MAC コアを最大 4 つ搭載可能であるため、高度な組み込みプロセッシング アプリケーションに対応できる。新たに補助プロセッサ ユニット (APU) を搭載し、プロセッサと FPGA ハードウェア リソースの緊密な連携が可能になったため、柔軟でしかも非常に高性能な統合ソフトウェア/ハードウェア設計を実現できる。さらに、高速な RocketIO シリアル トランシーバを最大 24 搭載でき、600Mbpsから 11.1Gbps までの転送速度をサポートできるため、業界最高レベルの高速シリアル転送を実現できる。10、6.25、4、3.125、2.5、1.25、0.6 Gbps といった、高速シリアル転送の重要なスペックをすべてサポートしている。

価格と出荷予定
Virtex-4 ファミリの最初のデバイスとなる Virtex-4 LX25 はすでに販売を開始しており、単価は 25,000 個単位で 39.99 ドルから (2005 年納品)。Virtex-4 SX プラットフォームの最初の製品は 2004 年第 4 四半期に出荷を開始する予定で、SX25 の単価は 25,000 個単位で 59.99 ドルから (2005 年納品)。Virtex-4 FX プラットフォームの最初の製品は 2005 年第 1 四半期に出荷を開始する予定で、単価は出荷開始時に発表される。量産品の場合は EasyPath プログラムのサポートを受けることができ、Virtex-4 チップのすべてのメリットを活かしながら、最大で 80 %までシステム コストを下げることが可能になる。

ザイリンクスについて
ザイリンクス社 (NASDAQ:XLNX) は、プログラマブル ロジック ソリューションを提供する世界的なリーダである。1984 年に創立され、米国カリフォルニア州サンノゼに本社を持つ。日本においては、1989 年にザイリンクス株式会社を設立し、FPGA および CPLD 製品とその開発支援システムの販売とサポートを積極的に行っている。同社についての詳細な情報は日本語対応ホームページ http://www.xilinx.co.jp で公開されている。

/csi/footer.htm