最新 Vivado ML エディション 2022.1 リリースの特長

2022 年 5 月 31 日


編集者注: このコンテンツは、弊社の Snehal Ullagaddi, Product Marketing Manager - Vivado ML による寄稿です。

 

Vivado® ML エディション 2022.1 のリリースに伴うツールセットの主な改善点を紹介します。

Vivado Design Suite 2022.1 リリースのまとめ

  • Versal デバイスの QoR 向上
    • デフォルト ストラテジまたは複数のストラテジを試すことで 5 ~ 8% 高速化
  • ML ベースのリソース使用率概算
    • IP のリソース使用率情報を即座に提供
  • Versal デバイス用 ML ストラテジ Run
    • タイミングを満たすことが難しいデザインの繰り返し作業に有効
  • Vivado ML スタンダードおよびエンタープライズ エディションで有効なデバイス
    • Artix® UltraScale+™ FPGA: XCAU15P および XCAU10P
    • Versal プライム、プレミアム、AI コア、AI エッジ シリーズのデバイスをさらに追加

主な機能を見てみましょう。

 

Versal デバイスの QoR 向上

今回のリリースでは、既成概念にとらわれない Versal® デバイス向けのさまざまな機能が追加され、性能向上に役立てることができます。インプリメンテーション ステージのすべてのステップで広範な改善が行われました。

次の画像は、左側の各インプリメンテーション ステージに加えられた変更内容を示しています。改善による平均的な効果は、デフォルト ストラテジで約 5%、スタックド シリコン インターコネクト (SSI) 技術ベースのデバイスで約 8% であることが確認されています。通常は、相乗平均にして 2 ~ 3% の性能向上を目標としていますが、今回のリリースでは 5 ~ 8% の向上が確認されています。

Versal_ACAP_QoR_Improvements_Throughout_VivadoML

ML ベースのリソース使用率概算

2022.1 には、合成前にリソース使用率を概算する ML ベースのリソース使用率概算機能が導入されています。これにより、ブロック デザイン内の IP を含むすべての IP のリソース使用率を即座に見積もることができます。

ML-based_Resource_Estimation

Versal ACAP 用 ML ストラテジ Run

Versal デバイス用にインテリジェント デザイン Run と ML ストラテジ Run が提供されています。タイミングを満たさない Design Run を右クリックするだけで、すべてのタイミング クロージャ機能にアクセスできます。ユーザーが各 Run を開いて詳細手順を進める必要がなく、ML ストラテジ Run によって自動的にストラテジが作成されます。レポートの QoR 提案から手動で Run を作成する必要はありません。

Easy_Acces_Timing_Closure

次のステップ

Vivado 2022.1 の最新情報の詳細は、リリース ノートをご覧ください。

最新機能を備えた Vivado 2020.1 をダウンロードして、さらなる生産性向上にお役立てください。