ザイリンクスと Skyworks 社が共同で 280MHz の C バンド全域に対応するソリューションを開発

2021 年 4 月 15 日


C バンド対応!

先日、米国の FCC による C バンド (3.7GHz ~ 3.98GHz) オークション1 が終了し、サービス プロバイダーおよび移動体通信事業者 (MNO) は、この周波数帯への投資を収益化することに注力しています。すでに、C バンド帯全域をサポートする新しい無線機器が複数の OEM 2 メーカーから発表されています。

これらの無線機のほとんどは、O-RAN のインターフェイス仕様にも完全準拠しており、ザイリンクスの MPSoC および RFSoC 技術を用いて構築されています。OEM メーカーは、ザイリンクスの適応型デジタル RF IP を使用することで、無線機の厳しい要件や新しい規格にすばやく対応できます。

ザイリンクスは Skyworks 社と共同して、ザイリンクスの第 3 世代 RFSoC デバイスと Skyworks 社の SKY66523-11 PA をベースにした C バンド全域対応の 280MHz iBW ソリューションを開発しました。このデモ ビデオでは、ザイリンクスのシリコンと RF IP の優れたスケーラビリティをご覧いただけます。

今年の後半には、Zynq RFSoC DFE3 をリリースする予定です。このプラットフォームは、プログラマブル ロジックとカスタム シリコンで構成された革新的技術であり、GaN など幅広いパワー アンプ (PA) 技術に 400MHz の瞬時帯域幅 (iBW) を提供します。カスタム シリコンを追加することで、一般的な無線機の使用では DFE の消費電力を 50% 以上削減できます。また、最新の DPD 技術により、PA の効率が大幅に向上し、無線機全体のエネルギー消費量がさらに削減されます。さらに嬉しいことに、ザイリンクスのデジタル RF IP は、この新しいプラットフォームにシームレスに移行可能です。

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Skyworks 社の SKY66523-11 ( 3.55GHz ~ 4.2GHz の高効率な 30dBm パワーアンプ)

この製品は、ACLR に準拠し、3550 ~ 4200MHz の周波数帯で 280MHz を超える瞬時帯域幅をサポートする高効率なデバイスです。Skyworks 社が提供するスモール セル向けの 5x5mm 高効率パワー アンプ ファミリに含まれます。

特長

  • 広い動作周波数範囲: 3.55 ~ 4.2GHz
  • 広い瞬時帯域幅: 最大 280MHz
  • 高効率: PAE > 23% @ +30 dBm
  • 高線形性: 30dBm Pavg で < -48 dBc ACLR (DPD 後)
  • 高ゲイン: >30dB
  • 温度とプロセスの変動を補正するアクティブ バイアス回路を統合
  • イネーブルのオン/オフ機能を統合
  • 4G および 5G Skyworks PA ファミリ間で互換性のある小型パッケージ (16 ピン、5 x 5 x 1.3 mm)

SKY66523-11 ブロック図

Cband

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