圧倒的に優れた開発環境で開発者をサポート
ザイリンクスは、C/C++ プログラミングおよび解析ツールの株式非公開プロバイダーである Silexica を買収したことを発表しました。Silexica の SLX FPGA ツール スイートは、FPGA や適応型 SoC 上でアプリケーションを構築する開発者に圧倒的に優れた開発環境を提供します。同社のテクノロジは、ザイリンクスの Vitis 統合ソフトウェア プラットフォームと統合され、ザイリンクス テクノロジで高度なアプリケーションを構築するソフトウェア開発者の学習曲線を大幅に短縮するのに役立ちます。
SLX FPGA ツール スイートは、ザイリンクスの標準の高位合成ツールを活用して、合成不可能でハードウェアに対応していない C/C++ コードに取り組み、アプリケーションの並列性を検出し、プラグマを挿入し、最適なソフトウェアとハードウェアのパーティションを決定します。これにより、より高いレベルの抽象化での設計、桁違いに高速なシミュレーション、および高レベルの最適化と設計空間の探索による、より良い結果が可能になります。
ザイリンクスのデータセンター グループのエグゼクティブ バイス プレジデント兼ゼネラル マネージャーであるサリル ラジェ (Salil Raje) は、次のように述べています。「ソフトウェア プログラマビリティは、ソフトウェアからアプリケーションに最適化されたハードウェア システムへのパスを加速するという私たちの長期的な目標にとって不可欠です。Silexica のテクノロジは、当社の既存の Vitis ソリューションとロードマップを補完するものであり、当社の異種コンピューティング アーキテクチャを活用しようとしている幅広い開発者を引き付ける能力を加速させます。」
Silexica の前 CEO である Maximilian Odendahl は次のように述べています。「我々のビジョンは、ソフトウェア開発者とハードウェア開発者の間のギャップを埋める革新的な開発ツールを作ることです。 当社のテクノロジとザイリンクスの Vitis ポートフォリオとの統合は、ソフトウェア開発者がアダプティブ コンピューティングを利用できるようにするという当社の目標と完全に一致しています。ザイリンクス Vitis チームの一員として任務を遂行できることを大変嬉しく思います。」
Silexica は、6 年間の最先端の学術研究を経て、2014 年に RWTH アーヘン大学からスピンアウトしました。ドイツのケルンに本社を置き、シリコンバレーと日本にもオフィスを構えています。自動車、ロボット工学、ワイヤレス通信、航空宇宙、金融業界の革新的企業にサービスを提供しており、国際投資家から 2800 万ドルの資金を受け取っています。
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