プロフェッショナル ディスプレイ向けのザイリンクス Smarter Solution で、放送機器業界で最高品質のディスプレイを開発できます。これは、ビデオ コンテンツを判断および評価するために使用する専用リファレンス モニターだけではなく、複数の視聴者向がシングル スクリーンまたはデジタル サイネージ用のプロジェクション ウォールで複数チャネルのビデオを視聴する目的にも有効です。リアルタイム ビデオ処理機能にロバスト性のある高帯域幅ビデオ コネクティビティを統合することによって、最高品質のプロフェッショナル HD、4K2K、および 8K4K ディスプレイが実現します。さらに、ディスプレイ技術の進歩は、デジタル サイネージにも影響し、これまでの不特定多数をターゲットとした静止ディスプレイから、特定消費者をターゲットにするイマーシブで適応性のある個人体験型へと進化しています。
ザイリンクスの Zynq®-7000 All Programmable SoC および FPGA は、最高品質の画像システムを実現すると同時に、熱効率要件を満たして低電力化を可能にし、また規格が進化し続ける市場でさまざまなディスプレイ要件を満たすことができる柔軟性も備えています。
ザイリンクスの Smarter Solution には、All Programmable FPGA および SoC のほかに、それぞれの市場ニーズに対応するためにカスタマイズ可能な SmartCORE™ および LogiCORE™ IP セットがあります。ザイリンクスのVivado® Design Suiteに統合された OpenCV ライブラリ、Vivado 高位合成、IP インテグレーターを使用する統合開発ツール フローは、ASIC や ASSP ソリューションよりもリスクや TCO (Total Cost of Ownership) が少ない上に、優れた差別化要素を備えた製品を逸早く市場へ送り出すことのできる柔軟で迅速な手段を提供します。
上記のアーキテクチャは、ザイリンクス IP をパラメーター指定して、さまざまなディスプレイ タイプのニーズに対応できることを示しています。ディスプレイの解像度、デコーディング規格、高性能ユーザー インターフェイス、内部のディスプレイ パネル コネクティビティおよび外部のビデオ コネクティビティ インターフェイスによって、さまざままディスプレイを構築できます。