プラットフォームのチェックリスト

この付録のプラットフォーム作成プロセスの概要では、SDSoC™ でカスタム プラットフォームを使用できるようにするためのハードウェアおよびソフトウェア プラットフォームの要件とコンポーネント、プラットフォーム検証、サンプル アプリケーション サポート、ディレクトリ構造、プラットフォーム メタデータ ファイルについて説明しました。

SDSoC プラットフォーム作成プロセスでは、Vivado® Design Suite についておよび Vivado Design Suite で Zynq®-7000 SoC または Zynq® UltraScale+™ MPSoC デザインを作成する方法、プラットフォームの観点からの SDSoC、ザイリンクス ソフトウェア開発キット (SDK) などのザイリンクス ソフトウェア開発ツール、エンベデッド ソフトウェア環境 (Linux またはベアメタル) を理解している必要があります。

SDSoC プラットフォームの作成プロセスに慣れていない場合は、主要な概念に関する記述に簡単に目を通し、このガイドの章の手順を読んで、SDSoC プラットフォームの例の例をいくつか確認してください。

以前に SDSoC プラットフォームを作成したことがある場合でも、各章をよく読んでください。アップグレード情報については、プラットフォーム DSA の編集を参照してください。

次のチェックリストに、SDSoC プラットフォーム作成に関連する主なタスクをまとめます。

  1. Vivado Design Suite を使用して Zynq-7000 または Zynq UltraScale+ MPSoC ベースのデザインを作成します。
  2. サポートされるターゲット オペレーティング システムに対して、ブートおよびユーザー アプリケーション用のソフトウェア コンポーネントを提供します。
    • プラットフォームに含まれるブート ファイルを使用して (該当する場合)、SDSoC により OS をブートするための SD イメージが作成されます。
      • FSBL (First Stage Boot Loader) と、ブート用の BOOT.BIN ファイルの作成方法を記述したブート イメージ ファイル (BIF) が必要です。
      • Linux ブートの場合は、U-Boot および Linux イメージ (デバイス ツリー、カーネル イメージ、およびルート ファイル システムの個別のファイルまたは FIT (Flattened Image Tree) ブート イメージ .ub ファイル) を提供します。
      • ベアメタル アプリケーションの場合は、リンカー スクリプトを作成します。
      • Zynq UltraScale+ MPSoC プラットフォームでは、ATF (ARM Trusted Firmware) および PMUFW (Power Management Unit FirmWare) も必要です。
      • SD カード イメージに含める必要のある README ファイルおよびその他のファイルを作成します (オプション)。
    • プラットフォームでユーザーのアプリケーションにリンクするライブラリを提供する場合は、プラットフォームの一部としてヘッダーおよびライブラリを含めると便利です。
    • 詳細は、サンプル アプリケーション を参照してください。
  3. 1 つまたは複数のサンプル アプリケーションを作成します (オプション)。
    • プラットフォーム フォルダーに複数のサブフォルダーを含む samples というフォルダーを作成して、各サブフォルダーにアプリケーションのソース コードを配置します。samples フォルダーには、SDx™ IDE の New Project ウィザードでアプリケーションを作成するときに使用される description.json ファイルも含めます。
    • サンプル アプリケーションを参照してください。
  4. SDx IDE を使用してプラットフォーム プロジェクトを作成し、ハードウェアおよびソフトウェア コンポーネントを SDSoC プラットフォームにパッケージします。
    • SDSoC プラットフォーム プロジェクトの作成に説明するように、このプロジェクトでは ハードウェア プラットフォーム DSA がエンベデッド プロセッサ情報、オペレーティング システム、コンパイラ設定とまとめられて、SDSoC コンパイラで使用するプラットフォームが定義されます。
  5. プラットフォームで SDSoC 環境がサポートされることを確認します。
    • SDSoC プラットフォームの作成の章では、SDSoC システム コンパイラで使用されるデータ ムーバーの Conformance テストについて説明されています。各テストは、SDx ターミナルを起動するか SDx のインストールに含まれる settings64 スクリプト (.bat.sh、または .csh) を実行して SDx 環境を使用可能な状態にして、シェルのコマンド ラインから make を実行することにより正しく構築する必要があります。これらのテストは、プラットフォーム ボード上でも実行する必要があります。
  6. SDx IDE でプラットフォームを使用してプロジェクトを作成できることを確認します。
    • SDx IDE を起動し、New Project ウィザードを使用して SDSoC アプリケーション プロジェクトまたはシステム プロジェクトを作成します。プロジェクト名を指定すると、プラットフォームのリストが表示されます。カスタム プラットフォームをクリックして選択します。プラットフォームに samples フォルダーが含まれる場合、アプリケーションのいずれかを選択するか、空のアプリケーションを選択して後でソース ファイルを追加できます。プロジェクトを作成したら、ビルドして実行し、ELF ファイルをデバッグします。