ドメイン ソース (ドライバーおよびライブラリ コード) の変更

Vitis™ ソフトウェア プラットフォームを使用してドメイン ソース (ドライバーおよびライブラリ コード) を追加/変更するには、.mld/.mdd ファイルおよびソース ファイルなど必要なファイルすべてを含む独自のリポジトリを作成する必要があります。インストールされているドライバーおよびライブラリ コードは、<Vitis_Install_Dir>/data/embeddedsw ディレクトリにあります。ドライバーまたはライブラリ コードのコンポーネントには、src ディレクトリのソース ファイルと data ディレクトリのメタデータが含まれます。.mld/.mdd ファイルのドライバー/ライブラリのバージョン番号を変更し、このリポジトリを Vitis ソフトウェア プラットフォームに追加します。

Vitis ソフトウェア プラットフォームでは、リポジトリに含まれるすべてのコンポーネントが推論され、その環境で使用できるようになります。変更するには、リポジトリに必要な変更を加えます。アプリケーションをビルドすると、変更が反映されます。

リポジトリの作成

ソフトウェア リポジトリは、サードパーティのソフトウェア コンポーネントおよびドライバー、ライブラリ、オペレーティング システムのカスタム コピーをインストールできるディレクトリです。ソフトウェア リポジトリを追加すると、Vitis™ ソフトウェア プラットフォームでリポジトリに含まれるすべてのコンポーネントが推論され、その環境で使用できるようになります。

Vitis ソフトウェア プラットフォームのワークスペースで、複数のソフトウェア リポジトリを指定できます。ソフトウェア リポジトリの適用範囲は、グローバル (すべてのワークスペースで使用可能) またはローカル (現在のワークスペースのみ) に設定できます。同一のコンポーネントが複数のリポジトリに含まれる場合、Vitis ソフトウェア プラットフォームのワークスペースに追加されたローカル ソフトウェア リポジトリのコンポーネントがグローバル ソフトウェア リポジトリのものより優先され、グローバル ソフトウェア リポジトリのコンポーネントは Vitis ソフトウェア プラットフォーム インストールにあるものより優先されます。

Vitis ソフトウェア プラットフォームのリポジトリでは、コンポーネントを特定の階層構造で配置する必要があります。リポジトリのソフトウェア コンポーネントは、次のいずれかのディレクトリに配置する必要があります。

  • drivers: デバイス ドライバーを配置します。
  • sw_services: ライブラリを配置します。
  • bsp: ソフトウェア プラットフォームおよびボード サポート パッケージを配置します。
  • sw_apps: ソフトウェア スタンドアロン アプリケーションを配置します。
  • sw_apps_linux: Linux アプリケーションを配置します。

各ディレクトリには、個別のソフトウェア コンポーネントを含むサブディレクトリが必要です。次の図に、リポジトリ構造を示します。

1: リポジトリ構造


リポジトリの追加

  1. Xilinx > Repositories をクリックします。
  2. リポジトリの作成 で作成したリポジトリを追加するには、次のいずれかの方法を使用します。
    • リポジトリ ドライバー/ライブラリ リポジトリを現在のワークスペースに制限するには、New をクリックして [Local Repositories] の下に追加します。
    • リポジトリ ドライバー/ライブラリ リポジトリをすべてのワークスペースで使用できるようにするには、New をクリックして [Global Repositories] の下に追加します。
  3. Apply and Close をクリックしてリポジトリからのカスタム ドライバー/ライブラリを追加します。

アプリケーション プロジェクトの作成

  1. File > New > Application Project をクリックします。
  2. [Project name] にプロジェクト名を入力します。Next をクリックして New Application Project ウィザードを開きます。

  3. 既存のプラットフォームを選択するか、Create from XSA を選択してインストールに含まれる使用可能なハードウェア デザインのリストを表示します。
  4. ハードウェア デザイン ファイルを選択し、Next をクリックします。
  5. サポートされる CPU およびオペレーティング システムのリストが表示されます。A53 アプリケーションをデバッグする場合は、[CPU] ドロップダウン リストから cortexa53_0 を選択します。
  6. OS ドロップダウン リストから standalone を選択します。Next をクリックします。
  7. オペレーティング システムとプロセッサの組み合わせでサポートされるアプリケーション プロジェクトのリストが表示されます。リストからアプリケーション テンプレートを選択し、Finish をクリックします。

  8. Overview > Drivers をクリックし、IP に使用可能なドライバー/ライブラリを表示します。ドロップダウン アイコンをクリックすると、ドライバー オプションを変更できます。
  9. アプリケーション プロジェクトをビルドします。
  10. Debug As > Launch on Hardware (Single Application Debug) をクリックしてアプリケーションをデバッグします。