2018.2 SDAccel 開発環境の新機能

2018.2 リリースの SDAccel™ 開発環境に含まれるアップデートは、次のとおりです。

  • [Project Management] をシンプルに使いやすく改善。
  • すべてのフローおよび動作を開始可能な [Assistant] ビューを SDx™ IDE に追加。
  • レポートおよび表示を改善して実行可能なガイダンスを追加。
  • トランザクション レベルのハードウェア デバッグを導入。
  • アプリケーションがより高速に少ないメモリで実行できるように runtime を改善。
  • [Platform and RTL Kernels] にオプションを追加。
注記: 2018.2 の HLS コンパイラに関するアップデートについては、下記を参照してください。

サポートされるプラットフォーム

サポートされるプラットフォームおよびデバイスのリストは、SDAccel 製品ページを参照してください。

プロジェクト管理

  • SDx GUI から HLS コンパイラに直接スムーズにアクセス可能。
  • Vivado® HLS コンパイラがどのカーネルからでも直接起動できるようになり、詳細な解析と最適化が HLS コンパイラ環境内で実行可能。HLS コンパイラを閉じると、すべての変更が自動的に SDx プロジェクトに保存される。
  • レポートおよびログ ファイルにアクセスしやすいように SDx プロジェクト ディレクトリ構造を改善。
  • ワークスペース間でプロジェクトを移動するためのエクスポートおよびインポート機能を追加。これには、カスタム ビルド/デバッグ コンフィギュレーションも含まれます。
  • 前のリリースでは、Vivado 合成に 1 つのプロジェクト、Vivado インプリメンテーションに別のプロジェクトがありましたが、今回からは合成とインプリメンテーションの両方を含む 1 つのプロジェクトになったので、デバッグ フローが簡単になっています。

SDx IDE

  • SDx の新しい [Assistant] ビューで SDx ソフトウェア プロジェクトを管理。このビューからは、ハードウェア関数、ビルド プロジェクト、ビュー レポートを管理できます。よく使用される動作は、実行しやすいようにポップアップ メニューに含めてあります。
  • [Debug] パースペクティブに OpenCL™ コマンド キュー、メモリ バッファー、モニター、プロトコル チェッカーの内容を表示するタブを新しく追加。

レポート

  • 新しいガイダンス機能に実行可能なフィードバックを含めたことで、パフォーマンス目的の最適化が簡単に実行可能。
  • オンライン ガイダンスに、プログラマ ガイド、プロファイルおよび最適化ガイド、検証およびデバッグ ガイドなどの資料を新たに含有。
  • プロファイル サマリに計算ユニットの停止と実行の監視もレポート。
    • コンパイラおよびリンカー オプションにより、プロファイル カウンターの精度の制御、データ収集のトレース、計算ユニットの停止と実行の監視およびレポートが可能。
  • [Application Timeline] ビューのカーネル演算の可視性の改善により、パフォーマンスのボトルネックをすばやくみつけて最適化可能。

    • 計算ユニットのポート レベルの転送、NDRange の開始/停止時間、およびイベント依存性をレポート。
    • 計算ユニット内の関数レベルの動作を表示。
  • 新規レポート機能による SDAccel 実行時間 vs レポートの詳細のトレードオフ。
    • 詳細でも時間のかかったハードウェア レベルのレポートはデフォルトでは表示されなくなりましたが、GUI および xocc コマンド オプションから使用可能です。

デバッグ

  • FPGA デザイン フローに精通したユーザー用に xocc に新しい --dk chipscope オプションを追加し、アプリケーションをコンパイルして、ハードウェアで実行したときのトランザクション レベルを表示。

ランタイム

  • 専用ハードウェアにインプリメントされるようになったランタイム管理を使用して、アプリケーションをより速い速度と少ないメモリで実行。

プラットフォームおよび RTL カーネル

  • RTL カーネルのオプションのリセットにより、タイミング クロージャを改善。
  • DSA パワー モニタリング、スケジューラ、およびデバッグに関する情報を含めるように Feature ROM を改善。

HLS コンパイラ

  • [Analysis] パースペクティブに新しいスケジュール ビューアーを追加し、演算および制御段階の依存性をグラフィカルに表示可能。
  • ソース コードに埋め込まれた指示子 (プラグマ) の処理を全体的に高速化。
  • 最適なソリューションへ導けるよう、厳格モードのチェックを使用してデータフローを再設計。
  • デザイン完成までのクロック レートをより速く (平均 4% 高速化) し、10% 少ないクロック サイクルでデザイン レイテンシを削減してパフォーマンスを改善。
  • 固定小数点データ型の math.h 最適化関数を 5 つ (powabssincosacosasin) 追加。
  • XFast xfOpenCV ライブラリは Vivado HLS で完全にサポート。
  • 協調シミュレーション波形で DATAFLOW トランザクション ビューがはっきりと表示されるように改善。

  • Vivado HLS の GUI の DRC タブにタイミング クロージャを促進してプラグマ チェックを強固にする DRC を新規追加。