xbinst (ザイリンクス ボード インストール) ユーティリティ
ホスト コンピューターに差し込まれている FPGA アクセラレーション カードには、関連の Linux カーネル ドライバー、ファームウェア、ランタイム ライブラリが、ユーザー アプリケーションの実行前にインストールされている必要があります。SDAccel™ 環境には、ザイリンクス ボード インストール ユーティリティ xbinst を提供し、FPGA アクセラレーション カードのプラットフォーム サポート パッケージに必要なファイルをすべて生成します。このユーティリティでは、ドライバー、ファームウェア、ランタイム ライブラリをコンパイルおよびインストールするためのスクリプトも生成され、インストールされたプラットフォームをテストするための小型ですぐに使用可能な例も含まれています。
xbinst ユーティリティには、ホスト コンピューターで実行するためのスーパーユーザーの権限が必要です。サポートされるオプションは次のとおりです。
| オプション | 有効な値 | 説明 |
|---|---|---|
-h/--help |
該当なし | 使用方法に関するメッセージを表示します。 |
-f/--platform
<arg> |
SDAccel インストール、またはカスタム プラットフォームのプラットフォーム定義ファイルへの完全パスにあるサポートされているプラットフォーム | 必須です。インストール済みのプラットフォームはすべて、ザイリンクス ウェブサイトの SDAccel 開発者ゾーンにリストされています。 |
-d/--destination
<arg> |
ファイル システムの有効パス。 | 指定のプラットフォームに必要なドライバーおよびファームウェアのデスティネーション ディレクトリ (必須)。 |
-z/--archive |
該当なし | ボード インストール ファイルをアーカイブします。 |
-p/--deploy |
該当なし | ボード インストール ファイルをデプロイします。 |
--classic |
該当なし | クラシック ドライバーおよびバイナリをリリースします。 |
--platform_repo_paths
<arg> |
ファイル システムの有効パス | ユーザー プラットフォーム ディレクトリを指定します。 |
ホスト コンピューターに差し込まれている FPGA カードのドライバーおよびファームウェアをインストールするには、次の手順に従います。例として、xilinx_kcu1500_dynamic_5_0 DSA が使用されています。実際の操作では、システムに実際に差し込まれているカードの DSA に置き換えてください。
すべてのコマンドをスーパーユーザー権限で実行する必要があります。
- ボード インストール ディレクトリを作成します。
sudo mkdir -p /opt/dsa/xilinx_kcu1500_dynamic_5_0 - すべての必要なファイルを生成するため、
xbinstを実行します。$ sudo xbinst --platform xilinx_kcu1500_dynamic_5_0 -d /opt/dsa/<file_path>/xilinx_kcu1500_dynamic_5_0 ****** xbinst v2018.2_sdx **** Copyright 1986-2018 Xilinx, Inc. All Rights Reserved. INFO: [XBINST 60-267] Packaging for .. INFO: [XBINST 60-268] Packaging for ..Complete INFO: [XBINST 60-667] xbinst has successfully created a board installation directory at <file_path>/*_dsaカスタム プラットフォームをインストールしている場合は、次のように、プラットフォーム パッケージ ファイルの完全パスを
xbinstコマンドに指定する必要があります。$ sudo xbinst -f /platform/repo/vendor_board_name_version.xpfm -d custom_platform - ドライバー、ファームウェア、ランタイム ライブラリをインストールします。
$cd <verson>_dsa/xbinst/ $ sudo ./install.shこれにより、次が実行されます。
- Linux カーネル デバイス ドライバーをコンパイルし、インストールします。
- ファームウェア ファイルを Linux のファームウェア ディレクトリにインストールします。
-
ランタイム環境を設定するため、setup.sh (Bash) または setup.csh (csh/tcsh) を生成します。ターゲットの FPGA カードでアプリケーションを実行する前に、設定スクリプトを実行する必要があります。ヒント:
sudo ./install.sh -k noを使用すると、ドライバーをインストールせずに setup.csh および setup.sh を生成できます。 -
次の例を実行して、インストールをテストしてください。
$source setup.csh $cd test $./verify.exe verify.xclbin