Jan 25, 2016
ザイリンクス社 (本社 : 米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ : XLNX) は 1 月 20 日 (米国時間)、2016 会計年度第 3 四半期売上が 5 億 6,600 万ドルで、前期比 7% 増加、前年同期比 5% 減少、と発表した。2016 会計年度第 3 四半期純利益は、1 億 3,100 万ドル (希釈株 1 株当たり利益 0.49 ドル) となった。
ザイリンクス取締役会は、普通株の発行済み株式 1 株当たり 0.31 ドルの四半期配当を行うと発表した。配当は 2016 年 3 月 2 日営業終了時点の株主全員に対して 2016 年 3 月 16 日付で実施される。
2016 会計年度第 3 四半期の会計報告 (2015 年 10 ~ 12 月)
GAAP (一般会計原則による)
(1 株当たりの利益以外は百万ドル単位)
増加率 | |||||
2016 年度 Q3 | 2016 年度 Q2 | 2015 年度 Q3 | 前期比 | 前年同期比 | |
売上 | $566 | $528 | $594 | 7% | -5% |
営業利益 | $160 | $153 | $190 | 5% | -16% |
純利益 | $131 | $127 | $168 | 3% | -22% |
一株あたりの利益 | $0.49 | $0.48 | $0.62 | 2% | -21% |
ザイリンクスの社長兼 CEO であるモーシェ ガブリエロフ (Moshe Gavrielov) は、「第 3 四半期は、新製品の売上が非常に堅調で前期比 18% 増加し、売上目標をほぼ達成することができました。同四半期、7 シリーズと UltraScale ファミリはいずれも、幅広いエンド市場に牽引され、過去最高の売上を記録しました。また、次世代 UltraScale+ ファミリの開発環境を一般公開することで、引き続き、同ファミリの提供に取り組みました。UltraScale+ ファミリの開発環境の一般公開は、予定より早く前四半期に出荷を開始した Zynq UltraScale+ MPSoc の出荷に続くものです。UltraScale+ 製品ファミリは、その性能に先発優位性も加わって、次世代の先進運転支援システム (ADAS) やインダストリアル IoT (I-IoT) から 5G ワイヤレスに至るまで、さまざまなアプリケーション向けの最適なデバイスです」と述べている。
地域別の売上構成
構成比 | 増加率 | ||||
2016 年度 Q3 | 2016 年度 Q2 | 2015 年度 Q3 | 前期比 | 前年同期比 | |
北米 | 32% | 30% | 34% | 16% | -10% |
アジア太平洋 |
41% | 40% | 39% | 9% | -1% |
欧州 |
17% | 20% | 17% | -6% | -5% |
日本 | 10% | 10% | 10% | 2% | 0% |
エンド マーケット別の売上構成
構成比 | 増加率 | ||||
2016 年度 Q3 | 2016 年度 Q2 | 2015 年度 Q3 | 前期比 | 前年同期比 | |
通信/データセンター | 43% | 41% | 43% | 12% | -3% |
産業機器/航空宇宙防衛 | 41% | 41% | 43% | 7% | -10% |
放送、民生機器/車載 | 16% | 18% | 14% | -4% | 7% |
製品分野別の売上構成
構成比 | 増加率 | ||||
2016 年度 Q3 | 2016 年度 Q2 | 2015 年度 Q3 | 前期比 | 前年同期比 | |
ニュー プロダクト | 47% | 43% | 36% | 18% | 28% |
メインストリーム | 23% | 25% | 26% | -3% | -17% |
ベース | 26% | 28% | 35% | -1% | -30% |
サポート | 4% | 4% | 3% | 17% | 11% |
製品分類 :
2016 会計年度第 3 四半期のハイライト
2016 会計年度第 4 四半期 (2016 年 1 ~ 3 月) の事業展望
本リリースには、将来に関する記述および予測が含まれている。将来に関する記述および予測は、「予想する (expect)」、「考える (believe)」、「かもしれない (may)」、「だろう (will)」、「あり得る (could)」、「予測する (anticipate)」、「推定する (estimate)」、「継続する (continue)」、「計画する (plan)」、「意図する (intend)」、「予測する (project)」など将来に関する言葉の使用で識別できる場合が多い。予測、不確実な事象もしくは仮定に関する記述またはそれらに基づく記述もまた、 将来に関する記述と見なされる。そのような将来に関する記述には、半導体市場、当社製品の拡大および浸透、予想される売上増加、当社が活動する市場の需要 および成長、新しい市場への参入機会、当社の 2016 会計年度第 4 四半期事業展望についての当社予想などに関する記述が含まれるが、それらに限定されない。将来に関する記述および予測は、それらが記述または予測された時 点についてのみのものであり、過度に依拠することはできない。当社は、かかる将来に関する記述を更新する義務を負わない。実際の事象や結果は、将来に関す る記述に含まれる内容と大幅に異なるものとなる可能性があり、当社新製品の顧客への浸透、現在の世界経済の状況、顧客企業が活動するエンド マーケットの健全性、最終顧客需要を予測する当社の能力、ターンズ ビジネスへの依存度の高さ、予想を超える大口顧客向け値引き、プロダクト ミックスの予想を上回る変化、製造歩留まりの変動、製品を顧客にタイムリーに提供する当社の能力、複数のファウンドリにおける生産を管理する当社の能力、 ウェハ価格の変動、現在および将来の訴訟に関連する費用および債務、ならびに当社最新の「Form 10-Q」および「Form 10-K」に記載されるその他リスク要因など、さまざまなリスクおよび不確実性によって左右される。
ザイリンクスについて
ザイリンクスは、All Programmable FPGA、SoC、MPSoC、3D IC の世界的なリーディング プロバイダーである。ソフトウェア定義でハードウェアが最適化されたアプリケーションを可能にすることによって、クラウド コンピューティング、SDN/NFV、ビデオ / ビジョン、インダストリアル IoT および 5G ワイヤレスなどの分野に飛躍的進歩をもたらす。詳しい情報は、ウェブサイト japan.xilinx.com で公開している。
※ ザイリンクスの名称およびロゴ、Artix、CoolRunner、Kintex、Spartan、Virtex、Zynq、Vivado、その他本プレ スリリースに記載のブランド名は米国およびその他各国のザイリンクスの登録商標または商標です。その他すべての名称は、それぞれの所有者に帰属します。
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