ザイリンクス、業界をリードするブロードキャストおよび AV システム/ IP インテグレーター エコシステムと協力し、完全な量産対応型マルチメディア ストリーミング エンドポイント ソリューションを提供

ザイリンクス適応型 SoC 搭載の高度に統合されたストリーミング ソリューションは、そのまま製品化することもカスタマイズすることも可能で、製品化までの時間の短縮と迅速な運用を実現

Oct 27, 2021

カリフォルニア州サンノゼ 2021 年 10 月 26 日 (米国時間) - ザイリンクス社 (NASDAQ: XLNX) は、IP およびシステム インテグレーター エコシステムと協力し、ブロードキャストおよび業務用オーディオ/ビデオ (AV) アプリケーション向けに業界初の完全な量産対応マルチメディア ストリーミング エンドポイント ソリューションを提供すると発表した。これらのソリューションは高性能なザイリンクス Zynq® UltraScale+™ EV マルチプロセッサ (MP) システム オン チップ (SoC) デバイスと Zynq-7000 SoC デバイスを搭載し、インテグレーター各社の FPGA IP、メディア フレームワーク ソフトウェア、および量産対応製品に貢献する。この高度に統合されたソリューションはそのまま製品化することもカスタマイズすることも可能なため、ブロードキャストおよび業務用 AV 製品の製品化までの時間を大幅に短縮することができる。

マルチメディア ストリーミングに必要とされる柔軟な AV インターフェイス、リアルタイム ビデオ処理、各種の業務用グレード ビデオ コーデックのサポート、AV-over-IP 用の信頼性の高い高帯域幅イーサネット トランスポート層などの機能は、すべてザイリンクスの Zynq デバイスが提供する。AV-over-IP は、ブロードキャスト エンドポイントおよびインフラストラクチャ、KVM (キーボード、ビデオ、マウス) 技術、ストリーミング エンドポイント、AV ルーターおよびスイッチャー、ビデオ ウォール コントローラーおよびコラボレーション機器の中核をなす。

Zynq デバイスを使用した完全なストリーミング ソリューションには次のものがある。

  • Adeas 社Nextera Video 社の IP コア – 完成品でありながらフルにカスタマイズ可能な ST 2110 AV-over-IP システムを自社のデザインに統合するベンダー向けに、Adeas 社と Nextera Video 社は、ST 2110、ST 2059、ST 2022-6/8、IPMX、および NMOS (Networked Media Open Specification、ST 2110 デバイスのプラグ アンド プレイ、システム レベル制御に使用される) に対応する、完全に統合されたハードウェア/ソフトウェア IP コア セットを提供する。すべてのコアはモジュール式で簡単にカスタマイズでき、解像度やネットワーク通信速度に依存せず優れたリソース効率を実現し、最大で 8K を超える解像度と 1G ~ 100G を超える通信速度をサポートする。
  • Macnica Technology 社の ME10 SoC – チップ レベルまたはシステム オン モジュール (SoM) レベルで AV-over-IP 用ソリューションを統合した機器向けに開発された ME10 SoC は、AIMS IPMX 規格に対応した業界初のシングル チップ、フル スタック ソリューションである。ザイリンクスの技術をベースとする ME10 SoC は、4K HDMI ビデオ/オーディオ/制御データを 1GbE ネットワーク上に伝送し、相互運用性と拡張性に優れた、ベンダーに依存しない AV-over-IP ソリューションを実現する。ME10 SoC は関連製品の Macnica MPA1000 SoM の中核をなす。いずれの製品にも同じ開発キットを使用できるため、柔軟性が向上し、採用コストが劇的に削減される。
  • Osprey Video 社の Talon エンコーダー/デコーダー  – Talon 製品は既に放送局でスポーツ中継のライブ ストリーミングに採用されている。この製品は HDMI/SDI と信頼性の高い IP トランスポート ストリーミング間で 10 ビット 4K UHD ビデオをリアルタイムのブロードキャスト品質でエンコードする。Talon 製品は低消費電力の Zynq UltraScale+ EV MPSoC に H.264/H.265 エンコードおよびデコード機能を実装することでファンレスを実現している。OEM は完全な Talon エンコーダー/デコーダー製品をそのまま採用することも、さまざまなレベルのカスタマイズを施すことも可能である。
  • XVTEC 社の XVC-ULTRA エンコーダー – 最大 4K UHD の Video Streaming over IP をリアルタイム、ブロードキャスト品質で H.264/H.265 エンコードする XVC-ULTRA エンコーダーは、Zynq UltraScale+ EV MPSoC コーデックの超低レイテンシ モードを利用して、エンド ツー エンドで 40ms 未満のレイテンシを実現している。XVC-ULTRA エンコーダーは OEM 製品としてそのまま運用可能で、各種のカスタマイズ オプションも利用できる。

Zynq UltraScale+ MPSoC は業界唯一のシングルチップ、ブロードキャスト グレードの 4K UHD 対応コーデック システムで、エンド ツー エンドのレイテンシが極めて短く抑えられている。Zynq ファミリは、シングルチップ ソリューションでは初めてマルチメディア ストリーミングの相互運用性に関する最新規格 (業務用 AV の AIMS IPMX およびブロードキャストの SMPTE ST 2110) をサポートする。さらに ASIC や ASSP とは異なり、Zynq デバイスは完全にプログラマブルであり、1Gbps 未満から 100Gbps 以上まで幅広い AV ストリーミング アプリケーションをサポートする。

ザイリンクスの業務用 AV、ブロードキャスト、コンシューマー担当シニア ディレクターであるラメッシュ・アイヤー (Ramesh Iyer) は、次のように述べている。「ザイリンクスはインテグレーター エコシステムと協力して、適応性の高いマルチメディア パイプラインを入力から出力までサポートする完全なソリューションを市場に提供します。相互運用性に優れたこれらの新しい量産対応ソリューションを採用したお客様は、製品化までの時間を短縮しながら、差別化に対応できる追加機能に集中できます。ブロードキャストおよび業務用 AV については、実装と運用までの時間を短縮することで総費用の削減につながります」

ザイリンクスはブロードキャストおよび業務用 AV 市場向け半導体のリーダーである。20 年以上にわたり、ソフトウェア プログラマビリティ、リアルタイム ビデオ/オーディオ処理、ハードウェア最適化、「Any-to-Any」メディア コネクティビティを兼ね備えた、柔軟性と差別化に対応できる規格ベースのソリューションを提供してきた実績を持つ。

ザイリンクスのブロードキャストおよび業務用 A/V ポートフォリオの詳細は、以下を参照されたい。

https://japan.xilinx.com/applications/broadcast.html

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ザイリンクスについて
ザイリンクスは、クラウドから、エッジ、エンドポイントに至るまで、多種多様なテクノロジで迅速なイノベーションを可能にする、極めて柔軟で適応性のあるプロセッシング プラットフォームを開発している。ザイリンクスが発明したテクノロジには、FPGA、適応型 SoC (ACAP (Adaptive Compute Acceleration Platform) を含む) などがあり、業界で最もダイナミックなコンピューティング テクノロジを提供する。ザイリンクスは、適応性が高く、インテリジェント、かつコネクテッドな世界を実現するため、お客様との協業を通じて、差別化されたスケーラブルでインテリジェントなソリューションを構築している。詳しい情報は、ウェブサイト japan.xilinx.com で公開している。

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