PowerPC® 32-bit RISC プロセッサ

高集積エンべデッド メモリ用 550MHz ブロック RAM

Virtex-4 FX Platform FPGA は、単一デバイスに最高 2 基の PowerPC® 405、32 ビット RISC プロセッサ コアを搭載します。これらの業界標準のプロセッサによって、高性能と広範なサードパーティ サポートが実現します。最新の Auxiliary Processor Unit (APU) コントローラーは、ハードウェア アクセラレーターとコプロセッサの統合を簡易化します。

エンベデッド PowerPC 405 (PPC405) コア

  • エンベデッド 450MHz、700DMIPS RISC コア (32 ビット Harvard アーキテクチャ)
  • 5 段階のデータ パス パイプライン
  • ハードウェアの乗算と除算
  • 32 x 32 ビットの汎用レジスタ
  • 16KB 双方向セット アソシエイティブ命令およびデータ キャッシュ
  • RTOS インプリメンテーションを実現するメモリ管理ユニット (MMU)
  • 64 エントリの統一変換ルックアサイド バッファー (TLB)
  • 多様なページ サイズ (1KB ~ 16KB)
  • 拡張インストラクションおよびデータ オンチップ メモリ (OCM) コントローラーがエンベデッド ブロック RAM に直接インターフェイス
  • IBM CoreConnect バス アーキテクチャのサポート
  • デバッグとトレースのサポート

最新の APU (Auxiliary Processor Unit) コントローラー が CPU パイプラインを直接 FPGA ファブリックにインターフェイス

  • ハードウェア アクセラレータが使用可能
  • ユーザー定義の命令をサポート
  • 1 つの命令で最高 4 つまでの 32 ビット ワード データ転送をサポート
  • 浮動小数点およびコプロセッサのサポート
  • パイプライン ストールのない自律型命令をサポート
  • 32 ビット命令および 64 ビット データ
  • 4 サイクルのキャッシュ ライン転送

トライモード イーサネット MAC コンフィギュレーション レジスタへの直接インターフェイスを提供

virtex-4-bram
図 1: 405 プロセッサ コア