KR260 Ubuntu イメージを使用する場合、従来のシリアル ポート経由でログインする方法のほかに、GNOME デスクトップを利用する方法があります。GNOME デスクトップを利用する場合は、「GNOME デスクトップの手順」セクションを参照してください。この場合、キーボード、マウス、モニターを接続しておく必要があります。
GNOME デスクトップにログインする場合は、USB キーボードとマウスのほかに、DisplayPort または HDMI モニターも接続しておく必要があります。
スターター キットの電源を AC プラグに差し込んで電源を入れると、電源 LED が点灯します。約 10 ~ 15 秒後に、接続されているディスプレイにコンソール出力が表示されます。約 1 分経過すると、下図のようなデスクトップ ログイン画面が表示されます。
スターター キットは、AC プラグを壁面コンセントに差し込むとすぐに電源が入りますのでご注意ください (基板上に ON/OFF スイッチはなし)。
LED のハートビート動作を確認できるが、モニターの応答がない場合は、モニターの電源がオンになっていること、正しい入力が選択されていることを確認してください。
次のデフォルトのログイン情報を使用します。
username: ubuntu
password: ubuntu
標準システム ポリシーでは、デフォルトの認証情報を使用して初めてログインした後に、パスワードの変更が義務付けられています。
注記: 初回起動時にそのままログインした場合は、パスワードが変更されていない状態となります。この場合、次回のログイン時や sudo を使用する際に変更が必要です。
ログインすると、Ubuntu 22.04 LTS のデフォルトの GNOME 3 デスクトップ画面が表示されます。
ターミナルを開いて、「ping」または「DNS ルックアップ」でインターネット接続を確認します。
ping 8.8.8.8
上記の ping コマンドを使用して、パケットの送受信が機能し、パケット損失が発生していないことを確認できます。つまり、インターネット接続が正常に機能していると判断できます。
注記: インターネットに接続されていない場合は、ROS 2 Perception Node アプリケーションの実行や必要なツール/パッケージのインストールができません。
Ubuntu 22.04 LTS 用ザイリンクス開発環境/デモ環境のセットアップ
システム管理用の xlnx-config スナップをインストールします。
sudo snap install xlnx-config --classic --channel=2.x
xlnx-config スナップの使用については、xlnx-config スナップ ページを参照してください。
xlnx-config sysinit コマンドを実行して、Gstreamer のザイリンクス カスタム バージョンをインストールします - すべてのデフォルトを使用
xlnx-config.sysinit
環境設定の詳細は、Ubuntu 20.04 LTS で設計を開始を参照してください。
一部の Kria アプリケーションは、GNOME デスクトップ内でアプリケーションを起動するのではなく、USB-UART シリアル ポートを使用してコマンド ライン インターフェイスにアクセスする必要があることに注意してください。10GigE ビジョン カメラ アプリケーションなどのアプリケーションは、実行中にすべてのディスプレイ出力エリアを占有しますが、アプリケーションが終了すると GNOME デスクトップへのアクセスが可能になります。
USB-UART シリアル ポート経由でログインして、コマンドライン インターフェイスにアクセスするには、次に示す適切なホスト OS の手順に従ってください。
Windows の場合: デバイス マネージャーを使用して、KR260 スターター キットに接続されている USB ケーブルをコンピューターに接続したときに表示される COM ポートを確認してください。
スターター キットは、FTDI 社の USB to COM ポート デバイスを使用します。このため、FTDI 社の仮想 COM ポート ドライバーがコンピューターにインストールされている必要があります。ホスト マシンにドライバーがインストールされていない場合、または Windows が自動でインストールしない場合は、次のリンクにアクセスしてください。
https://ftdichip.com/drivers/vcp-drivers/
4 つの COM ポートが列挙されます。2 つ目の番号の COM ポートが UART に対応します。
ターミナル ソフト (TeraTerm、PuTTy など) を次のように設定してください。ターミナル ソフトがインストールされていない場合は、『Tera Term ターミナル エミュレーター インストール ガイド』 (UG1036) を参照して、コンピューターにインストールしてください。
スターター キットの電源を AC プラグに差し込んで電源を入れると、電源 LED が点灯し、ターミナル ソフト インターフェイスで Linux UART の応答を確認できます。
スターター キットは、AC プラグを壁面コンセントに差し込むとすぐに電源が入りますのでご注意ください (基板上に ON/OFF スイッチはなし)。
LED のハートビート動作を確認できるが、UART の応答がない場合は、マシンに FTDI ドライバーがインストールされていること、ターミナル ソフトが正しい COM ポートに接続されていることを確認してください。
スターター キットの QSPI が SD ブート モードでボードを起動し、SD コンテンツをロードして Linux を起動します。最初のログイン時にはパスワードの設定が必要です。
次のデフォルトのログイン情報を使用します。
username: ubuntu
password: ubuntu
標準システム ポリシーでは、デフォルトの認証情報を使用して初めてログインした後に、パスワードの変更が義務付けられています。
注記: 初回起動時にそのままログインした場合は、パスワードが変更されていない状態となります。この場合、次回のログイン時に更新、または sudo コマンドを使用してパスワードを変更する必要があります。
「ping」 または 「DNS ルックアップ」 を使用してインターネット接続を確認します。
ping 8.8.8.8
上記の ping コマンドを使用して、パケットの送受信が機能し、パケット損失が発生していないことを確認できます。つまり、インターネット接続が正常に機能していると判断できます。
注記: インターネットに接続されていない場合は、ROS 2 Perception Node アプリケーションの実行や必要なツール/パッケージのインストールができません。
Ubuntu 22.04 LTS 用ザイリンクス開発環境/デモ環境のセットアップ
システム管理用に xlnx-config スナップをインストールします。
sudo snap install xlnx-config --classic --channel=2.x
xlnx-config スナップの使用については、xlnx-config スナップ ページを参照してください。
xlnx-config sysinit コマンドを実行して、Gstreamer のザイリンクス カスタム バージョンをインストールします - すべてのデフォルトを使用
xlnx-config.sysinit
環境設定の詳細は、Ubuntu で設計を開始を参照してください。
macOS の場合: アプリケーション フォルダー内で 「Terminal」 を検索して、ターミナルを開きます。次のコマンドを入力して、KV260 に接続されている USB ケーブルをコンピューターに接続したときに表示される COM ポートを確認してください。
$ ls /dev/tty.*
4 つの COM ポートが列挙されます。2 つ目の番号の COM ポートが UART に対応します。
同じターミナル内で UART を設定します。また、次のように同じ設定でターミナル プログラムも構成できます。これらの設定は、Windows のセットアップで定義されたものと同じです。
$ screen /dev/tty.usbserial-<board serial>1 115200,cs8
スターター キットの電源を AC プラグに差し込んで電源を入れると、電源 LED が点灯し、ターミナル ソフト インターフェイスで Linux UART の応答を確認できます。
スターター キットは、AC プラグを壁面コンセントに差し込むとすぐに電源が入りますのでご注意ください (基板上に ON/OFF スイッチはなし)。
LED のハートビート動作を確認できるが、UART の応答がない場合は、マシンに FTDI ドライバーがインストールされていること、ターミナル ソフトが正しい COM ポートに接続されていることを確認してください。
スターター キットの QSPI が SD ブート モードでボードを起動し、SD コンテンツをロードして Linux を起動します。最初のログイン時にはパスワードの設定が必要です。
次のデフォルトのログイン情報を使用します。
username: ubuntu
password: ubuntu
標準システム ポリシーでは、デフォルトの認証情報を使用して初めてログインした後に、パスワードの変更が義務付けられています。
注記: 初回起動時にそのままログインした場合は、パスワードが変更されていない状態となります。この場合、次回のログイン時に更新、または sudo コマンドを使用してパスワードを変更する必要があります。
「ping」 または 「DNS ルックアップ」 を使用してインターネット接続を確認します。
ping 8.8.8.8
上記の ping コマンドを使用して、パケットの送受信が機能し、パケット損失が発生していないことを確認できます。つまり、インターネット接続が正常に機能していると判断できます。
注記: インターネットに接続されていない場合は、ROS 2 Perception Node アプリケーションの実行や必要なツール/パッケージのインストールができません。
Ubuntu 22.04 LTS 用ザイリンクス開発環境/デモ環境のセットアップ
システム管理用の xlnx-config スナップをインストールします。
sudo snap install xlnx-config --classic --channel=2.x
xlnx-config スナップの使用については、xlnx-config スナップ ページを参照してください。
xlnx-config sysinit コマンドを実行して、Gstreamer のザイリンクス カスタム バージョンをインストールします - すべてのデフォルトを使用
xlnx-config.sysinit
環境設定の詳細は、Ubuntu で設計を開始を参照してください。
Linux の場合: デスクトップで右クリックして [Open New Termina] を選択し、ターミナルを開きます。次のコマンドを入力して、KR260 に接続されている USB ケーブルをコンピューターに接続したときに表示される COM ポートを確認します。
$ dmesg | grep tty
4 つの COM ポートが列挙されます。3 つ目の番号の COM ポートが UART に対応します。
同じターミナル内で UART を設定します。また、次のように同じ設定でターミナル プログラムも構成できます。これらの設定は、Windows のセットアップで定義されたものと同じです。
$ sudo putty /dev/ttyUSB2 -serial -sercfg 115200,8,n,1,N
スターター キットは、FTDI 社の USB to COM ポート デバイスを使用します。このため、FTDI 社の仮想 COM ポート ドライバーがコンピューターにインストールされている必要があります。ホスト マシンにドライバーがインストールされていない場合、または Linux が自動でインストールしない場合は、次のリンクにアクセスしてガイダンスに従ってください。
https://ftdichip.com/drivers/vcp-drivers/
スターター キットの電源を AC プラグに差し込んで電源を入れると、電源 LED が点灯し、ターミナル ソフト インターフェイスで Linux UART の応答を確認できます。
スターター キットは、AC プラグを壁面コンセントに差し込むとすぐに電源が入りますのでご注意ください (基板上に ON/OFF スイッチはなし)。
LED のハートビート動作を確認できるが、UART の応答がない場合は、マシンに FTDI ドライバーがインストールされていること、ターミナル ソフトが正しい COM ポートに接続されていることを確認してください。
スターター キットの QSPI が SD ブート モードでボードを起動し、SD コンテンツをロードして Linux を起動します。最初のログイン時にはパスワードの設定が必要です。
次のデフォルトのログイン情報を使用します。
username: ubuntu
password: ubuntu
標準システム ポリシーでは、デフォルトの認証情報を使用して初めてログインした後に、パスワードの変更が義務付けられています。
注記: 初回起動時にそのままログインした場合は、パスワードが変更されていない状態となります。この場合、次回のログイン時に更新、または sudo コマンドを使用してパスワードを変更する必要があります。
ping 8.8.8.8
上記の ping コマンドを使用して、パケットの送受信が機能し、パケット損失が発生していないことを確認できます。つまり、インターネット接続が正常に機能していると判断できます。
注記: インターネットに接続されていない場合は、ROS 2 Perception Node アプリケーションの実行や必要なツール/パッケージのインストールができません。
Ubuntu 22.04 LTS 用ザイリンクス開発環境/デモ環境のセットアップ
システム管理用の xlnx-config スナップをインストールします。
sudo snap install xlnx-config --classic --channel=2.x
xlnx-config スナップの使用については、{xlnx-config スナップ ページを参照してください。
xlnx-config sysinit コマンドを実行して、Gstreamer のザイリンクス カスタム バージョンをインストールします - すべてのデフォルトを使用
xlnx-config.sysinit
環境設定の詳細は、Ubuntu で設計を開始を参照してください。