概要

AMD の Kria™ KR260 ロボティクス スターター キットは、ロボットやマシン ビジョンなどの産業用の通信制御機器アプリケーションを評価するのに最適なプラットフォームです。ザイリンクスの多様なアクセラレーション アプリケーションをご活用ください。手順にしたがって、数分でアプリケーションを起動できます。

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キット内容

  • Kria KR260 ロボティクス スターター キット (Kria SOM + キャリア カード + 熱ソリューション)
  • KR260 電源およびアダプター (12V、3A)
  • MicroSD カード 16GB またはそれ以上
  • USB-A - micro-B 間ケーブル
  • イーサネット ケーブル
  • スタートアップ ガイド
  • 開発者ステッカー

必要なもの

KR260 は、ロボット開発者向けのデスクトップ開発環境を提供します。この環境を最大限に活用するため、次のものを用意する必要があります。

  • USB キーボード
  • USB マウス
  • HDMI ケーブル (モニター接続用)
  • DisplayPort ディスプレイ

USB キーボードおよびマウスの使用はオプションです。USB カメラ/ウェブ カメラや深度センサー付きカメラをロボット アプリケーションに使用することも可能です。

開始にあたって、インターネット接続、および microSD カードへの書き込みが可能なコンピューターが必要です。

重要: クリティカルなファームウェアの更新をしてください。

  • ボード機能を活用して最新のオペレーティング システムとの互換性および最高性能を得るためには、K26 Wiki で提供しているファームウェアの更新手順に従って、最新の AMD のブート ファームウェアをインストールしてください。

Ubuntu Linux OS

Ubuntu Linux OS は、KR260 を使用する開発に最適な OS です。

Ubuntu 22.04 デモ

  • ラップトップ/PC への接続が不要のデスクトップ環境を実現する。
  • Ubuntu コミュニティの豊富なサードパーティ ソフトウェア ライブラリを利用する。
  • ROS 2 パーセプション ノード アクセラレーション アプリケーション (今後、Kria アプリ ストアからさらに多くのアプリケーションを提供) を実行して、Ubuntu アプリケーションを実行する KR260 を評価する。

その他のエンベデッド開発者アセットおよびリソース

  • Ubuntu ではなく直接 PetaLinux BSP を使用することを希望するエンベデッド開発者向けに最新の PetaLinux BSP を K26 Wiki で提供しています。
  • 技術的な資料は、Github.io ページをご覧ください。