ステップ 3. スターター キットを起動する (Ubuntu)

Windows の場合: デバイス マネージャーを使用して、KV260 スターター キットに接続されている USB ケーブルをコンピューターに接続したときに表示される COM ポートを確認してください。

スターター キットは、FTDI 社の USB to COM ポート デバイスを使用します。このため、FTDI 社の仮想 COM ポート ドライバーがコンピューターにインストールされている必要があります。ホスト マシンにドライバーがインストールされていない場合、または Windows が自動でインストールしない場合は、次のリンクにアクセスしてください。

https://ftdichip.com/drivers/vcp-drivers/

4 つの COM ポートが列挙されます。2 つ目の番号の COM ポートが UART に対応します。

ターミナル ソフト (TeraTerm、PuTTy など) を次のように設定してください。ターミナル ソフトがインストールされていない場合は、『Tera Term ターミナル エミュレーター インストール ガイド』 (UG1036) を参照して、コンピューターにインストールしてください。

  • ボー レート = 115200
  • データ ビット = 8
  • 停止ビット = 1
  • フロー制御 = None
  • パリティ = None

スターター キットの電源を AC プラグに差し込んで電源を入れると、電源 LED が点灯し、ターミナル ソフト インターフェイスで Linux UART の応答を確認できます。

スターター キットは、AC プラグを壁面コンセントに差し込むとすぐに電源が入りますのでご注意ください (基板上に ON/OFF スイッチはなし)。

LED のハートビート動作を確認できるが、UART の応答がない場合は、マシンに FTDI ドライバーがインストールされていること、ターミナル ソフトが正しい COM ポートに接続されていることを確認してください。

スターター キットの QSPI が SD ブート モードでボードを起動し、SD コンテンツをロードして Linux を起動します。最初のログイン時にはパスワードの設定が必要です。Linux が起動し、ログイン ユーザー名が要求されるので、デフォルトのユーザー名 「petalinux」 を入力して、新しいユーザー パスワードを設定します。

「petalinux」 の権限には制限があるため、次のコマンドを使用して root ユーザーを有効にします。パスワードは、上記のステップで 「petalinux」 に対して作成した同じパスワードを使用してください。

    sudo su -l root

「ping」 または 「DNS ルックアップ」 を使用してインターネット接続を確認します。

    ping 8.8.8.8

上記の ping コマンドを使用して、パケットの送受信が機能し、パケット損失が発生していないことを確認できます。つまり、インターネット接続が正常に機能していると判断できます。

注記: インターネットに接続できない場合は、ビジョン AI スターター キットにスマート カメラ アクセラレーション アプリケーションのパッケージ フィードを動的に読み込むことができません。

macOS の場合: アプリケーション フォルダー内で 「Terminal」 を検索して、ターミナルを開きます。次のコマンドを入力して、KV260 に接続されている USB ケーブルをコンピューターに接続したときに表示される COM ポートを確認してください。

    $ ls /dev/tty.*

4 つの COM ポートが列挙されます。2 つ目の番号の COM ポートが UART に対応します。

同じターミナル内で UART を設定します。また、次のように同じ設定でターミナル プログラム (PuTTy) も構成できます。これらの設定は、Windows のセットアップで定義されたものと同じです。

    $ screen /dev/tty.usbserial-<board serial>1 115200,cs8

スターター キットの電源を AC プラグに差し込んで電源を入れると、電源 LED が点灯し、ターミナル ソフト インターフェイスで Linux UART の応答を確認できます。

スターター キットは、AC プラグを壁面コンセントに差し込むとすぐに電源が入りますのでご注意ください (基板上に ON/OFF スイッチはなし)。

LED のハートビート動作を確認できるが、UART の応答がない場合は、マシンに FTDI ドライバーがインストールされていること、ターミナル ソフトが正しい COM ポートに接続されていることを確認してください。

スターター キットの QSPI が SD ブート モードでボードを起動し、SD コンテンツをロードして Linux を起動します。最初のログイン時にはパスワードの設定が必要です。Linux が起動し、ログイン ユーザー名が要求されるので、デフォルトのユーザー名 「petalinux」 を入力して、新しいユーザー パスワードを設定します。

「petalinux」 の権限には制限があるため、次のコマンドを使用して root ユーザーを有効にします。パスワードは、上記のステップで 「petalinux」 に対して作成した同じパスワードを使用してください。

    sudo su -l root

「ping」 または 「DNS ルックアップ」 を使用してインターネット接続を確認します。

    ping 8.8.8.8

上記の ping コマンドを使用して、パケットの送受信が機能し、パケット損失が発生していないことを確認できます。つまり、インターネット接続が正常に機能していると判断できます。

注記: インターネットに接続できない場合は、ビジョン AI スターター キットにスマート カメラ アクセラレーション アプリケーションのパッケージ フィードを動的に読み込むことができません。

Linux の場合: デスクトップで右クリックして [Open New Termina] を選択し、ターミナルを開きます。次のコマンドを入力して、KV260 に接続されている USB ケーブルをコンピューターに接続したときに表示される COM ポートを確認します。

    $ dmesg | grep tty

4 つの COM ポートが列挙されます。2 つ目の番号の COM ポートが UART に対応します。

同じターミナル内で UART を設定します。また、次のように同じ設定でターミナル プログラムも構成できます。これらの設定は、Windows のセットアップで定義されたものと同じです。

    $ sudo putty /dev/ttyUSB2 -serial -sercfg 115200,8,n,1,N

スターター キットは、FTDI 社の USB to COM ポート デバイスを使用します。このため、FTDI 社の仮想 COM ポート ドライバーがコンピューターにインストールされている必要があります。ホスト マシンにドライバーがインストールされていない場合、または Linux が自動でインストールしない場合は、次のリンクにアクセスしてガイダンスに従ってください。

https://ftdichip.com/drivers/vcp-drivers/   ​

スターター キットの電源を AC プラグに差し込んで電源を入れると、電源 LED が点灯し、ターミナル ソフト インターフェイスで Linux UART の応答を確認できます。

スターター キットは、AC プラグを壁面コンセントに差し込むとすぐに電源が入りますのでご注意ください (基板上に ON/OFF スイッチはなし)。

LED のハートビート動作を確認できるが、UART の応答がない場合は、マシンに FTDI ドライバーがインストールされていること、ターミナル ソフトが正しい COM ポートに接続されていることを確認してください。

スターター キットの QSPI が SD ブート モードでボードを起動し、SD コンテンツをロードして Linux を起動します。最初のログイン時にはパスワードの設定が必要です。Linux が起動し、ログイン ユーザー名が要求されるので、デフォルトのユーザー名 「petalinux」 を入力して、新しいユーザー パスワードを設定します。

「petalinux」 の権限には制限があるため、次のコマンドを使用して root ユーザーを有効にします。パスワードは、上記のステップで 「petalinux」 に対して作成した同じパスワードを使用してください。

    sudo su -l root

「ping」 または 「DNS ルックアップ」 を使用してインターネット接続を確認します。

    ping 8.8.8.8

上記の ping コマンドを使用して、パケットの送受信が機能し、パケット損失が発生していないことを確認できます。つまり、インターネット接続が正常に機能していると判断できます。

注記: インターネットに接続できない場合は、ビジョン AI スターター キットにスマート カメラ アクセラレーション アプリケーションのパッケージ フィードを動的に読み込むことができません。