FROM:TO 制約を使用する場合は、制約するパスの開始点と終点を指定します。これらの点は、パッド、フリップフロップ、ラッチ、RAM、またはユーザーが指定した同期ポイント (TPSYNC を参照) のいずれかである必要があります。
複数の終端地点をグループ化するには、オブジェクトまたはオブジェクトへの入力となるネットに TNM 属性を設定します。マクロでは TNM が伝搬され、関連したすべてのオブジェクトに設定されます。TIMEGRP を使用すると、複数の TNM またはほかの TIMEGRP を 1 つにまとめることができます。または、同じ文字列で始まる出力ネットを含むオブジェクトなど、同じパターンを持つオブジェクトを 1 つにまとめて新しいグループを作成することもできます。
図1 は、FROM:TO 制約の適用範囲を示した単純な例です。
FROM:TO 制約は、PERIOD 制約とは異なるタイミングを指定する場合に使用します。たとえば、デザインの一部を PERIOD 制約の要件よりも遅くする必要がある場合、その要件を FROM:TO 制約で指定します。
タイミング制約の詳細は、『Timing Constraints User Guide』を参照してください。 http://japan.xilinx.com/support/documentation/sw_manuals/xilinx12_1/ug612.pdf
AR# 10427 | |
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日付 | 02/21/2013 |
ステータス | アクティブ |
種類 | 一般 |