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XC9500 - デバイスのプログラム時間に影響する要素について

説明

キーワード : CPLD, 9500, programming, time, プログラム, 時間

デバイスのプログラム時間に影響する要素について

ソリューション

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XC9500 CPLD ファミリと XC9500XL/XC9500XV CPLD ファミリのプログラム アルゴリズムは異なります。

XC9500 :
消去パルス時間 : 1.3 秒
プログラム パルス時間 : 160us (XC9536 では 640us)

XC9500XL :
消去パルス時間 : 200ms (iMPACT 4.1i ~ 4.2i SP2 では 100ms)
プログラム パルス時間 : 20ms (iMPACT 4.1i ~ 4.2i SP2 では 10ms)

上記に加え、これらのデバイスの内部セルフ検証の結果も考慮してください。セルフ検証の結果は、「Success」 (問題なし)、「Failed」 (エラー)、「Not Completed」 (未完了) のいずれかです。消去とプログラムの両方にこの内部セルフ検証が含まれます。

プログラムでは、RUNTEST 待機時間中にワード ラインがプログラムされ、その後ワード ラインのプログラム結果がセルフ検証されます。セルフ検証プロセスは、プログラムが停止した直後に開始します。プログラム プロセスは、次の 2 つのイベントのいずれかで終了します。

1. バウンダリスキャン ツールが RUNTEST ステートで十分な時間待機すると、デバイスの内部タイマによりプログラムが停止されます。通常、セルフ検証はデバイスが RUNTEST ステート状態の間に完了します。

2. 内部タイマによりプログラムが停止される前に、バウンダリスキャン ツールの RUNTEST が終了すると、RUNTEST から TAP ステートから遷移するためプログラムが停止します。

セルフ検証の終了には有限時間が必要なので、時間が足りない場合は「Not Completed」と表示されます。 イベント 1 の場合、セルフ検証が RUNTEST ステート中に終了するので、セルフ検証の結果は常に「Success」か「Fail」になります。「Fail」 のときの再試行要件については、ザイリンクスのアプリケーション ノート (Xilinx XAPP067) 「Using Serial Vector Format Files to Program XC9500/XL/XV Devices In-System」を参照してください。

イベント 2 の場合、セルフ検証は RUNTEST ステートから遷移した後に開始されます。イベント 2 では、TAP が Capture-DR ステート (操作の結果をキャプチャ) になるまでの時間が短い (TCK の速度による) ので、問題となります。セルフ検証がこの時間内に終了しないと、結果は「Not Complete」になります。

XC9500 ファミリ デバイスの内部タイマの精度はさまざまです。XC9500 デバイスの中には、内部タイマのために、プロセスが SVF ファイルで指定された RUNTEST 時間よりも長くかかってしまうものもあります。この場合に、上記のイベント 2 が発生します。TCK が 1MHz の場合、セルフ検証で問題が発生するのは通常「Not Completed」となるからです。

次の回避策を使用すると、ATE ツールで多様な XC9500 内部タイマに対応できます。

1. TCK の速度を下げます。これにより、SVF ファイルの各 RUNTEST 文の待機時間が長くなります。TCK の速度を下げると、RUNTEST から Capture-DR ステートへの TAP の遷移時間も長くなり、セルフ検証が終了する時間ができます。

2. SVF ファイルを手動で編集し、RUNTEST の数値を増加します。

XC9500XL の消去とプログラムでは、RUNTEST 時間が消去/プログラムとセルフ検証の両方を終了するのに十分であるようです。

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XC9500 デバイスのプログラムは、チェーンのデバイス数とデバイスがプログラムされる周波数によっても直接影響を受けます。

AR# 14545
日付 12/15/2012
ステータス アクティブ
種類 一般
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