AR# 15338

CompXLib - シミュレーション モデルのコンパイル方法

説明

キーワード : compiling, libraries, コンパイル, ライブラリ

ISE 5.1i/5.2i/6.1i 以降のソフトウェアのシミュレーション モデルをコンパイルする方法について教えてください。

メモ : MXE のライブラリを手動でコンパイルする必要はありません。 MXE の最新のライブラリは次からダウンロードできます。
http://www.xilinx.co.jp/support/mxelibs/

ソリューション

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MXE 以外のシミュレータのライブラリをコンパイルするには、CompXlib が使用されます。

ISE 7.1i で CompXLib を実行する方法については、次のサイトで『合成/検証デザイン ガイド』 を参照してください。
http://www.xilinx.co.jp/support/software_manuals.htm

ISE 6.1i の場合、CompXLib は Project Navigator の GUI から実行できます。 シミュレーション モデルをコンパイルする場合、次の手順に従ってください。

Project Navigator の GUI から CompXLib を実行する場合 (6.1i)

1. Project Navigator のソース ウィンドウでデバイス (例 : xcv50-6bg256) をクリックします。
2. プロセス ウィンドウで [Compile HDL Simulation Libraries] を右クリックします。
3. [Properties] をクリックします。
4. シミュレーション ライブラリ コンパイラ プロパティを設定します (各プロパティの詳細については、[Help] をクリックしてください)。
5. [OK] をクリックします。
6. プロセス ウィンドウで [Compile HDL Simulation Libraries] をダブルクリックします。

メモ : コンパイルに使用できるのは、プロジェクトで選択したデバイスに該当するシミュレーション ライブラリのみです。 ザイリンクス シミュレーション ライブラリをコンパイルする場合は、コマンド ラインで -f all オプションを使用して CompXLib を実行します。

コマンド ライン (5.1i 以降) で CompXLib を実行する場合

使用法については、コマンド ラインで compxlib と入力してください。 compxlib -help を実行すると、詳細情報が表示されます。

公式にサポートされているシミュレータで CompXLib を使用する例を次に示します。 -p オプションを使用しない例では、使用するシミュレータ向けに既に環境が設定されていると想定しています。

ModelSim PE (PC 例)

この例では、すべてのライブラリを指定したディレクトリにコンパイルします。
compxlib -s mti_pe -f all -l all -o c:\modeltech_5.6b\xilinx_libs

ModelSim のバージョンが複数インストールされている場合は、実行ディレクトリを指定してください。
compxlib -s mti_pe -f all -l all -o c:\modeltech_5.6b\xilinx_libs -p c:\Modeltech_5.6b\win32

ModelSim SE (UNIX 例)

この例では、Virtex デバイスで使用される VHDL ライブラリすべてを指定のディレクトリにコンパイルします。
compxlib -s mti_se -f virtex -l vhdl -o /products/modelsim/xilinx_libs/5_1

Synopsys VCS

この例では、Verilog ライブラリをすべて現在のディレクトリにコンパイルします (VCS では -l オプションは不要)。
compxlib -s vcs -f all -o

Synopsys VCSi

この例では、Verilog UniSim ライブラリを現在のディレクトリにコンパイルします。
compxlib -s vcsi -f all:u -o

Cadence NC-SIM

この例では、すべてのライブラリを指定したディレクトリにコンパイルします。 実行パスは、シミュレータの環境を設定せずにライブラリをコンパイルする場合の例として示しています。
compxlib -s ncsim -f all -l all -o /temp/xilinx_libs -p /products/ldv.ver3_4/tools.sunv4/bin

Synopsys Scirocco

メモ : 5.1i/5.2i ソフトウェアでは、Scirocco をバックエンドのタイミング シミュレーションに使用できません。 このリリースでは SDF 3.0 が使用されていますが、Scirocco は現在のところ SDF 3.0 標準に対応していません。

この例では、VHDL CORE Generator ライブラリすべてを現在のディレクトリにコンパイルします。
compxlib -s scirocco -f all:c -l vhdl -o .

ModelSim .ini ファイルのライブラリ マップ

CompXLib では、ライブラリ マップを行うために ModelSim の vmap コマンドを利用します。 ModelSim 環境変数が設定されている場合は、この環境変数で指定されている INI ファイルが変更されます。 この環境変数が指定されていない場合には、CompXLib を起動したディレクトリにあるローカルの modelsim.ini ファイルに vmap コマンドからのライブラリ マップが記述されます。 modelsim.ini ファイルに書き込みができない場合は、vmap コマンドにより modelsim.ini ファイルのローカル コピーが作成され、ライブラリ マップが書き込まれます。

詳細については、ザイリンクス ソフトウェア マニュアルの 『合成/検証デザイン ガイド』 を参照してください。
http://www.xilinx.co.jp/support/software_manuals.htm

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6.1i では、CompXlib を Linux 上で使用できるほか、PC 上で NC-SIM 用のライブラリもコンパイルできます。

5.1i/5.2i では、CompXLib は Linux 上では使用できず、また PC 上で NC-SIM 用のライブラリはコンパイルできません。
- Linux で ModelSim を使用している場合は、(Xilinx Answer 2561) を参照してください。
- Linux または PC で NC-SIM/NC-VHDL を使用している場合は、(Xilinx Answer 9420) を参照してください。
- Linux または PC で NC-SIM/NC-Verilog を使用している場合は、(Xilinx Answer 2554) を参照してください。
- その他のシミュレータ/OS の組み合わせでは、CompXLib を使用してください。 詳細については、上記を参照してください。
AR# 15338
日付 02/13/2012
ステータス アーカイブ
種類 一般