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AR# 16182

5.1i SP2 ModelSim、NGD2VER - 「Failed to open SDF.../Fatal: (vsim-SDF-3445) Failed to parse SDF file...」というエラー メッセージが表示される

説明

キーワード : ModelSim, MTI, MXE, NGD2VER, simulation, failed, open, SDF, Fatal, vsim, 3445, parse, シミュレーション, 致命的, 解析

重要度 : 標準

概要 :
ModelSim または MXE を使用して Verilog デザインでタイミング シミュレーションを実行すると、次のエラー メッセージが表示されます。

# ** Error: (vsim-7) Failed to open SDF file "C:XilinxISEexampleswatchverstopwatch_timesim.sdf" in read mode.
# No such file or directory. (errno = ENOENT)
# ** Fatal: (vsim-SDF-3445) Failed to parse SDF file "C:XilinxiISEexampleswatchverstopwatch_timesim.sdf".
# Time: 0 ps Iteration: 0 Instance: /testbench/UUT

ソリューション

1

このエラーは、NGD2VER によって SDF ファイルへのパスにバックスラッシュが挿入されたために発生します。 Verilog では、バックスラッシュはエスケープ文字として使用されるため、無視されます。 たとえば、上記のエラーで、timesim.v ファイルに記述された SDF へのパスは次のとおりです。
initial $sdf_annotate("C:\Xilinx_51i\ISEexamples\watchver\stopwatch_timesim.sdf");

バックスラッシュは無視され、MTI によって次のディレクトリで SDF が検索されます。
C:XilinxISEexampleswatchverstopwatch_timesim.sdf

このようなパスは存在しないため、エラーが発生します。

この問題は、最新版の 5.1i サービス パックで修正されています。サービス パックは次のサイトから入手できます。
http://support.xilinx.co.jp/support/techsup/sw_updates
この修正は、5.1i サービス パック 3 以降に含まれます。

サービス パック 3 をインストールすると、NGD2VER によってパスのバックスラッシュがすべてスラッシュに変更されます。

2

サービス パック 3 以前の 5.1i - Project Navigator

ISE Project Navigator を使用した場合、デフォルトのオプションを使用するとこのエラーが発生します。 このエラーは、SDF ファイルへのパスがユーザーによって指定された場合にのみ発生します。 このパスは次のように指定します。

1. プロセス ウィンドウで [Simulate Post-Place and Route Verilog Model] を右クリックします。
2. [プロパティ] をクリックします。
3. [Simulation Model Properties] タブをクリックします。
4. [Path Used in $SDF_annotate] フィールドでパスを入力します。

これは、シミュレーション ネットリストとは異なるディレクトリに SDF ファイルを入れる場合にのみ指定する必要があります。 デフォルトで、SDF ファイルおよび timesim.v ファイルは同じディレクトリに入れられます。 SDF ファイルを異なるディレクトリに移動しない場合、このフィールドは空欄にしておきます。 フィールドが空欄のままだと、timesim.v ファイルで SDF ファイルへのパスは次のように記述されます。

initial $sdf_annotate("timesim.sdf");

これにより、同じディレクトリ内で SDF ファイルが検索されます。

SDF ファイルを移動する場合、バックスラッシュをスラッシュに変更し、SDF ファイルへのパスを修正する必要があります。

3

サービス パック 3 以前の 5.1i - コマンド ライン

コマンド ラインを使用する場合、デフォルト オプションを使用するとこのエラーは発生しません。 このエラーは、SDF ファイルへのパスがユーザーによって指定された場合にのみ発生します。 パスを指定するには、NGD2VER コマンド ラインで -sdf_path オプションを使用します。

これは、シミュレーション ネットリストとは異なるディレクトリに SDF ファイルを入れる場合にのみ指定する必要があります。 デフォルトで、SDF ファイルおよび timesim.v ファイルは同じディレクトリに入れられます。 SDF ファイルを異なるディレクトリに移動しない場合は、-sdf_path オプションを使用しないでください。 このオプションを使用しない場合、SDF ファイルへのパスが次のように timesim.v ファイルに記述されます。

initial $sdf_annotate("timesim.sdf");

これにより、同じディレクトリ内で SDF ファイルが検索されます。

SDF ファイルを移動する場合、バックスラッシュをスラッシュに変更し、SDF ファイルへのパスを修正する必要があります。
AR# 16182
日付 08/11/2005
ステータス アーカイブ
種類 一般
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