AR# 1628

11.1i 既知の問題 - PAR、タイミング - PAR レポートのタイミング情報と DLY レポートの遅延情報が一致しない

説明

PAR を実行し、PAR レポート (.par) のタイミング統計を確認すると、ピン遅延の値が大きく、その数も多数レポートされています。遅延レポート (.dly) を確認すると、レポートされている遅延の数は少なく、PAR レポートのデータとは違っているようです。

この PAR レポートに記述されている多数の遅延は何を意味していますか。PAR レポートのピン遅延と、DLY レポートのネット遅延に違いがあるのはなぜですか。

ソリューション

PAR レポートではピン遅延に関するタイミング情報が、DLY レポートではネット遅延に関するタイミング情報が記述されているため、この 2 つのレポートではタイミング結果が異なります。

PAR レポートには、レポートのヘッダに記述されているとおり、接続またはピンに基づいたタイミング情報が報告されています。ドライバとロード間の接続をそれぞれカウントしているので、ある範囲内の遅延でネットのファンアウトが 10 (1 つのドライバに対して 10 ロード) の場合、PAR レポートには、10 個のロードすべてに対する遅延が報告されます。

これに対し、DLY レポートでは、同じネットに対し、同じ遅延範囲内で、1 つのネットに対する 1 つの遅延がレポートされます。ネットに対して報告された値は、その 1 つのネットに対する最大遅延パスです。 これは、このネットの 10 個のパスのうちのワースト パスとなります。

AR# 1628
日付 12/15/2012
ステータス アクティブ
種類 一般
ツール 詳細 概略