デバイスの特定の I/O ピンを今後の使用のために予約したいと思います。デザインではこれらのピンにロジックがまだ接続されていませんが、ソフトウェアによってこれらのピンがその他の信号に使用されるようにしたいと思います。
Prohibit 属性によってこの機能が実行されます。(この制約はすべてのファミリで使用できます。)
この属性により、ツールでは I/O が指定のピンにマップされなくなります。
6.1i 以降では、Prohibit 属性を使用するためのグラフィカルな方法が [Assign Package Pins] プロセスによって提供されます。[Tools] → [Prohibit Mode] を選択し、予約するピンをクリックすると、ピンの使用を禁止できます。
ピンの使用禁止を解除するには、[Allow Mode] を選択します。
以前のバージョンの ISE では、この属性をユーザー制約ファイル (UCF) に追加する必要があります。UCF では、予約するピンごとに行を 1 つ追加します。
例:
CONFIG PROHIBIT = P26;
CONFIG PROHIBIT = P17;
UCF の使用を回避する場合は、次の代替方法を使用できます。
特定の I/O ピンを予約するには、次の回路を使用します。
ソフトウェアでは、このロジックは削除されません。これは、ピンに関連付けられているロジックにソースまたはロードがないと見なされないからです。
また、「使用中」であるため、その他の信号はこのピンに配線されません。
結果として、ピンは恒久的にトライステート状態になります。正しい LOC 属性を適用して、希望のピンを予約してください。