System Generator での標準例外エラーの原因のほとんどは、別のツールで発生しているエラー メッセージに起因していますが、この原因が System Generator にエラー メッセージとして正しく表示されません。
標準の例外メッセージの後にエラー メッセージが表示される場合があり、生成中にエラーが発生したコアまたはツールに関する追加情報が示されます。
この問題の既知の原因は、次のとおりです。
(Xilinx Answer 23614) - System Generator 11.2 および 11.3、TEMP/TMP 環境変数
(Xilinx Answer 33993) - System Generator 11.2、11.3、および 11.4 に XST の既知の問題があり、
coregen.log に
「ERROR:Xst:2996 - XST patch Expired.」というエラー メッセージが表示される
- System Generator で CORE Generator を使用して IP コアを生成する必要があるが、正しい IP がインストールされていないか、または見つからない
- CORE Generator で IP コアの生成中にメモリ不足が発生する
- XST で IP コアの生成中にエラーが発生する
- 出力ネットリストのディレクトリ パス名が長すぎて Windows で作成できない (ディレクトリ パス名には最大 256 文字までの文字列が使用可能で、System Generator では生成中に数個のサブ フォルダが作成されることに注意)
- IBM Clear Case と共に System Generator を使用できない ((Xilinx Answer 24267) を参照)
- 双方向ポートがある HDL ブラック ボックスを含んだ Multiple Subsystem Generator デザインを生成できない ((Xilinx Answer 31071) を参照)
- ザイリンクス環境変数でサポートされていないバージョンの ISE が指定されるために ISE と通信できない (ツールの互換性については (Xilinx Answer 17966) を参照)
- ソフトウェア バージョンのアップデート後、以前に生成したコアを置き換えることができない。System Generator コア キャッシュをクリアしてください (詳細はユーザー ガイドを参照)。
メモ : 出力ネットリスト ディレクトリおよびサブディレクトリのログ ファイルにエラーの詳細が記述される場合があります。
Java
別の原因として、マシンで実行されている Java プロセスまたはマシンにインストールされている Java Runtime との競合が挙げられます。MATLAB でインストールされるバージョン以外の Java を使用している場合は、これが原因でエラーが発生する可能性があります。
MATLAB の起動前に Java が実行されている場合、内部プロセス通信に干渉する可能性があることも報告されています。Windows のタスク マネージャから既存の Java プロセスを終了すると、この問題が解決する場合があります。
AR# 29430 | |
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日付 | 01/12/2010 |
ステータス | アクティブ |
種類 | 一般 |