Virtex-5 GTX トランシーバーのクロック コレクション機能を使用すると、クロック コレクション シーケンスがスキップまたは追加されたときにレシーバーでデータが破損することがあります。クロック コレクション機能の詳細は、『Virtex-5 FPGA RocketIO GTX トランシーバー ユーザー ガイド』 (UG198) を参照してください。
この問題は、次の条件がすべて揃うと発生します。
上記の条件がすべて満たされる場合、Virtex-5 GTX トランシーバーのクロック コレクション機能をディスエーブルにする必要があります。このアンサーでは、可能な回避策を示します。
アプリケーションで可能な場合、次のいずれかの回避策をインプリメントします。
レイアウトまたはプロトコルの制限によりこれらの回避策を適用できない場合は、次のサイトから入手可能なファブリック クロック コレクション モジュールをユーザー アプリケーションでインプリメントする必要があります。
https://japan.xilinx.com/member/forms/download/design-license.html?cid=115636&filename=xtp037.zip
このブロックをインスタンシエートする手順とファブリック使用率の予測は、次のサイトから『Virtex-5 FPGA RocketIO GTX トランシーバー クロック コレクション モジュール』 (XTP037) を参照してください。
https://japan.xilinx.com/support/documentation/sw_manuals/xtp037.pdf
この問題の影響を受ける IP は、次のアンサーを参照してください。
この問題が発生する可能性のあるその他のプロトコル:
FAQ:
質問: Aurora はこの問題の影響を受けますか。
回答: いいえ、Aurora では 2 バイト クロック コレクション シーケンスが使用されています。
質問: GTP はこの問題の影響を受けますか。
回答: いいえ、GTP では異なるクロック シーケンス回路が使用されており、この問題は発生しません。
質問: Virtex-6 GTX はこの問題の影響を受けますか。
回答: いいえ、GTX ではこの問題は発生しません。
質問: この問題の影響を受ける IP はいつアップデートされますか。
回答: 各ザイリンクス IP については、前述のアンサーを参照してください。RocketIO Wizard はファブリック モジュールを使用する回避策を適用して 11.2 でアップデートされ、必要に応じてプロトコル テンプレートに属性の変更が適用される予定です。