AR# 32529

11.1 EDK - Libgen の Tcl API の 10.1 と 11.1 での違い

説明

キーワード : driver, generate, generation, library, BlueCat, BSP, Lynux, Works, ドライバ, 生成, ライブラリ

Libgen の Tcl API は 10.1 と 11.1 で何が違いますか。

ソリューション

11.1 では、SDK は XPS および ISE から独立しています。そのため、ソフトウェア ツールで必要なハードウェア情報およびライブラリ、ドライバ、BSP は、SDK に渡すファイルの生成プロセスで生成される XML ファイルから取得されます。これが Libgen に影響します。

EDK ソフトウェアのライブラリ、ドライバ、BSP には、XPS ハードウェア API に対して記述された Tcl コードが含まれています。この API も XML ファイルから機能するよう変更されていますが、この新しい API と以前の XPS ハードウェア API の間で互換しない部分もあります。これにより、特に Libgen の実行中に Tcl がクラッシュすることがあります。

次に、11.1 と 10.1 の API の違いを示します。

1. 11.1 では、xget_handle からパラメータ HW_VER にヌルが返されます。10.1 以前のリリースでは、IP のハードウェア バージョン パラメータにハンドルが正しく返されます。これは 11.1 のバグであり、11.1 アップデート 1 で修正される予定です。11.1 でこの問題を回避するには、HW_VER の値を要求します。つまり、ハンドルを取得して値を得るのではなく、xget_value API 呼び出しを発行して直接 HW_VER の値を取得します。


2. すべてのパラメータ ハンドルを要求する xget_hw_parameter_handle $hwproc_handle "*" などの API 呼び出しでも、HW_VER パラメータにハンドルが渡されません。これには、1 と同じ回避策を使用できます。この問題は、11.1 アップデート 1 で修正される予定です。

3. 10.1 以前では、すべての IP コアに対して INSTANCE というパラメータが存在していました。11.1 ではこのパラメータはなく、ペリフェラルのインスタンス名を取得するには API 呼び出し xget_hw_name を使用する必要があります。この問題は、11.1 アップデート 1 で修正される予定です。

4. パラメータのタイプを取得する API 呼び出し(xget_hw_subproperty_value $param "DT") でヌルが返されます。この問題は、11.1 アップデート 1 で修正される予定です。

5. xparameters.h に生成されるデバイス ID の順序が 10.1 と 11.1 で異なります。xparameters.h に含まれるデバイス ID マクロを使用すればこれでソフトウェアに影響が発生することはありませんが、MHS ファイルのデバイス ID の順序が同じだと判断するソフトウェアでは問題が発生します。この問題は、12.1 で修正される予定です。当面は、Libgen を複数回実行してもデバイスの順序は変化しませんが、順序そのものは MHS ファイルのものと一致しません。

この問題の影響を受けるソフトウェア ライブラリは、Lynuxworks BSP のみです。この問題を回避する変更された BSP が、アップデートされた Linux アプリケーション ノートの一部として提供されています。
AR# 32529
日付 04/23/2009
ステータス アクティブ
種類 一般