ザイリンクスでは、Verilog LRM - IEEE 標準規格 1364-2005 で規定されている最新の暗号化手法を利用しています。
PowerPC、MGT、PCIe などのハード IP のシミュレーション モデルでは、この手法が使用されます。
詳細は次を参照してください。
注記 : SecureIP は Verilog 規格なので、ModelSim および Questa には Verilog ライセンスが必要です。
Verilog ライセンスがない場合は、(ザイリンクス アンサー 33118) を参照してください。
ザイリンクスでは、SecureIP ライブラリを含むザイリンクス ライブラリをコンパイルする CompXlib というツールを提供しています。
詳細はこちらから『コマンド ライン ツール ユーザー ガイド』を参照してください。 http://japan.xilinx.com/support/documentation/dt_ise.htm
CompXlib はライブラリを自動的に設定します。Modelsim.ini ファイルはそれに合わせて編集されます。
ライブラリが CompXlib を使用してコンパイルされた場合は、Modelsim.ini ファイルに変更を加える必要はありません。
VSIM コマンドに必要なその他のオプション
ザイリンクス ライブラリをコンパイルした後に ModelSim シミュレーションを実行する際に必要なオプションは、SecureIP ライブラリを指定する -L オプションのみです。
vsim -t ps -L secureip -L simprims_ver work.<testbench> work.glbl
Project Navigator を使用し FDO ファイルの vsim コマンドに -L secureip オプションを追加するには、高度なシミュレーション プロパティの [Other VSIM Command Line Option] フィールドで -L secureip オプションを追加します。
SecureIP シミュレーションの実行に関する問題が発生した場合は、ザイリンクス テクニカル サポートからウェブ ケースを開いてください。